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前回のコラムでうちの夫をぼろくそに書いたが、夫の名誉のために(?)付け加えるならば、我が夫は日本人の中では育児には参加しているほうである、と思う。
夫と私には普通の夫婦よりも年齢差があるために、夫とはいつも世代ギャップを感じる。育児に関する考え方も同様で、私の世代ならこうするはずなのに、なぜ夫はできないのかと思うこともあるが、それは世代ギャップなのだろう。
ただ、イギリスに住んでいると「ああ、うちの夫はなんでこれをしてくれないのだろう」と思うことがある。イギリス人と比べると、やっぱり日本人男性は育児参加は完全にはできていない。
例えば、子供の学校行事で率先して動くのは、日本では母親だけど、こちらでは父親の参加が目立つ。
PTA役員には父親のほうが積極的に参加しているケースが目立つ。
また、教師との面談日などには父親、母親はそろって参加する。日本だったら、会社がそれくらいのことで休ませてくれないけど、父親は会社を休んででも来ると言う人が多い。
うちのぐうたら夫にはたぶん一生出来ないけれど、日曜日の公園は朝っぱらから父と子のパラダイスになっている。1週間の育児から母親を解放しようと、父親が子供を連れて公園で遊ぶ姿が目立つ。もちろん日ごろ、仕事が忙しい場合は唯一、日曜日だけは親子のふれあいを持とうという考え方もあるのかもしれない。もしロンドンへ来ることがあったら、日曜日の公園に行ってみるといい。どう見ても父親の数のほうが圧倒的に多い。
通常は学校の送迎は母親がするけれど、どうしても出来ないときには、父親は会社を抜け出したり、休んだりして送迎をするケースもあるくらい。イギリスの会社は本当に柔軟だなあと思う。日本の会社に努めていると、まずこれは難しいと思う。
私の知り合いのご主人は、日本では忙しくしていて、積極的に育児に参加できなかったが、ロンドンへ来て「父親も学校の行事に普通に参加しているのを見て、俺は今まで全然子育てに参加してなかったんだと思った」と話す。
イギリス男性は小さいときから、赤ちゃんや年下の子に対してどう接するかを学ぶと聞いたが、こちらの男性は本当に子供の扱いに慣れていると思う。それは政府や社会が、育児する父親に理解があるからだと考えるが、日本の社会もそうなってくれることを願うばかりだ。
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イギリス人男性が夫だったらといつも思います(苦笑)
2005/4/6(水) 午前 7:26 [ アップルハウス ]