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私は娘を出産して、約1ヵ月後、私は娘を連れて渡英した。
つまり娘は生後1ヶ月からイギリスに住んでいる。
日本人は「子供はすぐに英語を覚えるから大丈夫」とか「もう4歳なら英語もぺらぺらでしょ」とか言われるが、多少の反論があるのでここで書きたいと思う。
まず「他の言語を学ぶには9歳の壁があるんだって」とある日本人のお母さんが言っていた。だからそれ以上の年齢になると英語が伸び悩む、と話す。日本では一般的な考え方らしく、だからこそ日本では英語を学ぶのを小学校低学年から開始するということに発展したのだろうか。
私はこちに住んでいろいろな日本人のお子さんを見てきたが、はっきりいってこれは俗説とまでは言わないけど、正しい理論ではないと思う。
私の友人のお子さんは中学生になってこちらに来たのだが、3年経った今では日本語のほうが怪しいくらい。もちろん現地の学校に通っている。大きくなってから英語を学ぶのは、はっきりいって本人の努力次第だと思う!
ではこちらで生まれた日本人同士の子や、うちの娘のように赤ちゃんのときに渡英してきた子はどうだろうか。
日本人の家庭で家で日本語で話している限り、言語を覚え始める2歳くらいまではどうしても「日本語」が中心となる。そのためこの年齢のお母さんたちはかなり焦るようだ。「うちの子、全然英語が出来ない・・・このまま学校へ行っても大丈夫かしら」と。私の経験からいうと、日本語しか話していないように見えて、実はかなり英語も吸収しているのだ。頭の中に引き出しがあるような感じで、その引き出しにたくさんの英単語を詰め込んでいる最中だ。
こちらでは3歳から公立の小学校付属幼稚園に入るので、3歳になってくるとそのうち単語が英語で接続詞が日本語という「長島監督言葉」を話すようになる。小学校へ行く頃には、文章で話すことができるようになる。これが一般的かな。
うちの娘は生後まもなくこちらに来たのだが、家では日本語を話している。おそらく日本に住む、同年齢の子よりは劣る日本語力だと思う。
ただ、おどろいたのは、日本語が上達するとそれに比例するように英語も上達することだ。
日本へ里帰りなどをすると、娘の日本語はとても上手になる。(まわりが日本人しかいないから当然だけど)その後、幼稚園(ナーサリー)へ行くと、今度は英語もつられるかのように上達しているのがわかる。どんな脳みそしてるんだろう、と時々のぞいてみたくなる。
私も苦労が無かったわけではない。1歳過ぎの頃、娘が突然「Englishは大嫌い」と言い出した。絵本もそれまではどちらの言葉で読んでも聞いていたのに、その頃はとにかく英語がイヤだったようだ。イギリスの子供番組も見なくなったし、イギリス人の友達と遊ぶときも日本語を貫いたり(頑固だった)とにかく英語をさけていた。私もそういう時期があるのかなと気にもせず、日本語のテレビを見せたり、日本語の絵本だけを読んだりしていた。
今では「パパ、Englishでは○○っていうのよ!」と娘に英語を教えられる始末・・・情けない(涙)
娘が再び英語を話そうと思ったのはなぜかわからない。
でもどんなことにしても、子供の教育には、その子に適した時期があるのではないかと考える。
英語を嫌がったあの時期に押し込んでも恐らく上手く行かなかったと思う。子供がやる気を出したのを見計らって、再び英語を話してもらえるように夫も私も努めた。
「もっとみんなや先生とお話したい」と英語を頑張るようになったので、どんなに小さな子でもやっぱり本人の努力次第なのかもしれない。
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