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イギリスで暮らす日本人3人家族のブログ

イギリス生活

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イギリスの宅配

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日本の宅配会社は素晴らしい。いつも感心する。時間通りに来るし、荷物が途中で紛失したり、破壊されたり、勝手に開封されることはまずないだろう。
仕事でよくイギリスの宅配会社を利用する。国際輸送は、イギリスからは比較的安いのだが、国内の宅配は最悪だ。
集荷の予約をすると、日にちは指定できても時間は指定できない。どこも「朝9時から夕方5時の間に伺います」と言われる。なんじゃそりゃ!それって、一日中、家に居ろってことか?!と憤慨するような忙しいときもあるけれど、気長に待とう・・・・と朝から待ってみても、指定したはずの日には集荷に来ないこともしばしば。
宅配会社だけではない。郵便も年間30万通の紛失があり、速達なのに1ヵ月後に届くこともあるし、クレジットカードなどの貴重品は開封されて中身を盗まれることも日常茶飯事。その実態を暴き出した郵便局潜入レポート番組が、昨年テレビで放映され、反響を呼んだ。
ともかく、ひどい、ひどすぎる。だから誰も郵便や宅配を信用していない。でも使わざるを得ないから仕方なく使っている。(少なくとも私は)

本当にここは郵便発祥の国なのか?まったく情けない。

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日本人なら誰でもほぼ常識としてご存知のことだと思うが、イギリスの料理はまずい。
在英日本人で「まずくないよ、全然OK!」という人がいたら、おそらくイギリスに住み始めて3年以内の人だと思う。私も在英当初はそう思う「ように」してたから。

イギリス料理は手の込んだ物がない。ローストビーフはオーブンで焼くだけ、ジャケットポテトも同様、フィッシュアンドチップスは全部揚げただけ。イギリス料理の9割くらいの食べ物には味がついていないので、自分で塩コショウしたり、それに見合ったソースをかけて食べる。
渡英当初は、私たち家族も「イギリス料理はまずくないじゃん!自分で塩コショウをかけて味付けすればいいんだから問題ないよね」と思っていた。「素材の味をそのまま食べる、なんてナチュラルな食べ方なの!」と思い込んでいた。

でも在英年数が経つにつれて、その「素材」自体が粗悪である事実に気がつき始めた。
こちらで普通に売られている小麦粉でパンを作るとふっくら感がなく、美味しくない。卵を買ってきて割ると、黄身は黄色ではなく肌色みたいな薄い黄色で、味も深みがない。牛肉は文字通り筋がね入りの、噛み切れない固い肉。鶏肉はしっとり感がなく、どんな調理方法で食べてもパサパサだ。私が一番嫌いなのはイギリスの豚肉だ。イギリスは日本ほど血抜きをしないので、生臭い上に、あっというまに腐る。

イギリス人は食べ物にこだわらない。フランス人は美食家だが、イギリス人はどこでも食事にこだわらなかったので、七つの海を支配できたという人もいるくらいだ。その上、イギリス人は味覚が麻痺しているという説がある。舌の味を感じ取る機能が鈍いのだそうだ。
だから甘いお菓子は、私たち日本人が食べると、本当に舌がしびれるほど甘い。日本では甘い物が好きだった私だけど、最近はこちらのお菓子を見ただけで背筋がぞっとする。あの舌のしびれる甘さは体験した人でなければわからないと思うが、二度と甘い物を食べたいと思わなくなった。

そんなに悪く言わなくても・・・という意見もあるだろう。
でも、実際にイギリス以外の素材を使って作った食べ物は実に美味しいのだ。
私たち家族は時々車にのってフランスの港町Calaisに買出しに出かける。ここへ行くというと友人からは、よく買い物を頼まれる。前述の卵だが、イギリスの卵は生で食べるとサルモネラ中毒で、ひどいのは死に至ったケースもある。でもフランスの卵は安全に生で食べられる。しかも黄身がちゃんと黄色い。さらにフランスで買った小麦粉を使ってパン作りをしたみたら、これまた美味しかった。ケーキ職人などはやはりイギリスの粉ではお菓子は作らないそうだ。みんな声をそろえて言う。「フランスの粉で作ると美味しく仕上がる」と。

さて、先に書いたようにイギリス料理の調理法はいたってシンプル。それだけに素材の味が最大限に生かされる。素材が良くないイギリスゆえに「まずい」の評価をもらったのではないか。
ちなみに、モダンブリティッシュという新しいイギリス料理の流れがある。私たちも何軒かモダンブリティッシュのお店に食べにいったことがあるが、伝統のイギリス料理のシンプルな調理法とは違い、かなり手の込んだ料理だったので、とても美味しかった覚えがある。
でも、イタリアン、日本料理、フレンチなどのテイストも取り入れているので、本当のイギリス料理ではないような気もするが・・・・。

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イギリスの街角には「貯金箱」がいっぱいである。

例えば、電話ボックス。殆どは壊れていて、いったんお金を入れてしまうと、2度と戻らない。素晴らしい貯金箱である。
この頃、普通に見かけるようになった自動販売機。お金を入れても商品が出て来ないことは、しばしば。
なんと良くできた貯金システム!

先日、ある大型店舗で娘が喉がかわいたと言うので、自動販売機にコインを入れた。日本の自販機とちがって不器用なイギリス人が作る自販機なものだから、なんとジュースが途中で止まってしまい、下の受け取り口に出てこなかった。

まず大型店の店員にクレームをしてみた。が、返ってきた回答は「この自販機はうちのお店が管理しているものではない。自販機をあけるカギも、うちにはないんだ、ごめんね」だ。

仕方がないので、何度かドンドンたたいて見る。すると近くにいる買い物客が手助けしてくれて、みんなで自販機を傾けた。でも、ジュースは出てこない。
お客が手伝って自販機をよいしょ、よいしょとやってたものだから、今度は警備員がやってきて「こわれたらどうするんだ、君たちは何をしているんだ」と言う。私が説明すると、自販機の裏に書いてある電話番号に電話しろ、という。
自販機を傾けるのを手伝ってくれた買い物客の1人が「そういえば私の知り合いも同じ事があって、自販機の会社に連絡したらジュース代金より若干多い1ポンド返してくれたって言ってたよ」という。
そうか、と思い、自販機会社に電話してみる。イギリスの会社にありがちな、お決まりの自動音声だ。
「・・・自販機に関するお問い合わせは2番えお押してください」
素直に2番を押す。オペレータにつながる。私が事情を説明すると、
「そうですか、大変申し訳ないのですが、返金は1番を押してください。そちらで対応しています」
なんだかだんだん腑に落ちなくなってきたが、まあいい。もう一度同じ電話番号にかけて、言われた通り1番を押した。
オペレータにつながる。が、ここで言われたのはまた返金とは程遠いことだった。
「お手数ですが、電話番号が違います。次の電話番号におかけ直しください」
もうここまで来たら執念である。なんとしても返金して欲しい!その一心で、言われた通りに電話をかけなおした。
かけた電話番号から聞こえてきたのは「おかけになった電話番号は、番号が変更になっています。新しい電話番号は○○・・・」という自動音声だった・・・・。

私は冷静になって考え直してみた。
たった70ペンス(日本円で約140円)のジュースのために、ばか高い電話を何度し続けたことか・・・。
はっきり言って、このままやっと返金の交渉に持ち込んで、ジュース代より高い1ポンドを返してもらっても、大赤字である。
もうやめよう、ここは産業革命の頃のままの技術力しかない、発展途上国イギリスなのだ、と自分の怒りをなんとか静めようとした。

もっとひどい話もたくさんある。イギリスの美しい花柄プリントで有名な某アパレル会社が出したソファをうん十万円も出して購入したあるイギリス人。購入後、数日しかたっていないのに、もうソファがヘタリ出した。そこで某社にクレームすると、こんな答えが帰ってきたそうだ。
「お客さま、大変申し訳ありませんが、そのソファは観賞用のソファです。実際に家庭の中で頻繁に使われるようには出来ていないのです」

・・・これらはすべて事実である。

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普通、日本ではみんな、イギリスは先進国と思い込んでいるかもしれませんが、実際に住んでみると発展途上国です、はい。

日本では宅配の人や修理の人が「明日伺います」と言ったら、ちゃんと翌日に約束通りに来ますよね?でもイギリスでは来ない。私はここで仕事をしているがゆえに、最初の頃はなんどもイライラして、ストレスの塊だったけれど、今は慣れたというか、それが当たり前だと思うようになった。

最大の問題点は、NHS(国民健康サービス)という医療だと思う。
毎日のように、何ヶ月も手術を待った末に亡くなった人の話や、病院をたらい回しにされた挙句、病状が悪化して死亡した、などのニュースを耳にします。当然、ここでは医療を誰も信じないし、病気さえしなければ・・・という思いから、日ごろから健康に気をつけている人も多い。
NHSは日本の国民健康保険のようなもので、違いは、入院しても手術してもとにかく無料。でもそのおかげで日本のように医者で金持ちと言う人は少ないから医者のなり手がいなくて、いつも不足している。だから、医者に診てもらうまでの時間が長い。だから重要な病気の場合は、手術を待つ間に亡くなってしまうのだ。

イギリスの医療サービスは破綻していると誰もが思っている。そして、ある人はつぶやく。「この国では人間の自然淘汰が行われている」と。
健康で自然治癒力によって自ら再生する力のある人でないと、この国では確実に早死にするのだという。

なるほど、自然淘汰か。

でも、私の子供や身内がそのような目にあうとき、どうすることも出来ない歯がゆさを感じるだろう。
だから日ごろから健康に気をつけなくてはいけないし、この国では医学が信用ならないから、代替医療であるホメオパシーなどが流行るんですよね・・・。
日本のように少しでもいいからお金をとってでも、すぐに見てもらえるシステムにならないかしら。日本の医療システムにも問題があるのだけれど、医療の面ではやっぱり日本は優れているんだなと思う今日この頃でした。

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ロンドンに住んでいると色々な国の人と知り合うことができる。まさに人種の坩堝だ。
私は人間ウォッチングをして気がついたことがあるので、少し書いてみようと思う。

イタリア人のファッションセンスにはいつも感心させられる。彼らは非常に着こなしが上手い。
公園で出会ったイタリア人パパは、まっ黄色のズボンをはいて、ハンチング帽。背がすらっと高いので、あの目立つ黄色のズボンでも、さらりと着こなしているように見える。おそらく、自分というものを理解したうえで着ているのだろう。
別の公園で出会った、イタリア人ママは上下アディダスのジャージに、うさぎのファーがついた皮のダウンジャケットを羽織っている。センスのない人がこれをやると、休日のだらしない格好だけど、彼女はすごくおしゃれ見えた。この差はいったい何?!
イタリアへいくとわかるけれど、女性の身長は日本人と同じで、そんなに大きくない。イタリアブランドン服を日本人が着られるのは、そのせいです。私はイギリス人の平均サイズなので、イタリアへいくと洋服や靴は買えません。私には小さすぎるのです。
そんな小柄なイタリア女性のファッションセンスを見てると、イタリアに有名デザイナーがたくさんいるのがわかる気がする。要は、センスの問題なのだ。

日本ではフランスの女性は着こなしが上手いってよく雑誌で書いてあるけど、ロンドンで出会うフランス人女性は花がない。よれよれの服によれよれのズボンとか平気ではいている。イタリア人の方がセンスがいい。でもきっと、これがパリの町並みの中でやっているとシックに見えるんだろうな。ロンドンの前衛的な雰囲気の中では、ちっともおしゃれに見えない。

さてさて、そこでわが国の女性たちはいったいロンドンでどんな風に見られているのだろうか。
韓国、中国などの人と区別が顔だけではつきにくいけど、でもねえ、日本人はすぐにわかっちゃうのよ。
もうなんせ「きちんと」しているんです、いつも。
日本の雑誌でも、いちいちこれにはこれが会うって着こなしがマニュアル化しているでしょう。それが日本人女性の着こなしにも現れている。みんな「日本の雑誌から飛び出てきたような服装」っていうけど、本当だね。でも、それは自分のセンスではないんだけど、相変わらず雑誌に踊らされている。

でも、日本人は良い意味で「見る目がある」のも事実です。
私もそうだけど、ロンドンで買った安いバッグや洋服を、イギリス人たちにほめられるんです。
「ねえ、それ素敵。やっぱり日本で買ったの?」って。
でもロンドンで買ったというとびっくりされます。「ロンドンにもこんな素敵なものがあるのね〜!」
私も周りの日本人の友人たちも、いつもその服はどこで買ったの?って聞かれるらしい。
日本人は、そういう意味で買い物が上手なのかもしれない。

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