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実に20年ぶりの復活ライブであった。未だに興奮が冷めませんが、無事チケットも取れ参加できて先ずは良かったです。こだまさんのMCは相変わらず冴えてましたが、笑いの多いライブでした。MUTEは音がストイックなんですが、メンバーがかなり人間味溢れる方々ばかりで、片意地張ったところが無いのがほんとにいい。ピテカンには最後までいけませんでしたが、芝浦インク以降ずっと彼らを見ている私にとっては、今日はポートレイトライブでした。
ステージ開始前から会場は異常な興奮。
1曲目のイントロが流れる。
打ち込みのバスドラとエレドラ。そう「After the rain」のイントロ。思わず興奮。
昔芝浦インクで初めて彼らを観た時、ドラムとベースとキーボードだけが最初ステージの奥の階段から
降りてきて、徐に始めたのがこの曲であった。私のMUTE体験もここから本格的に始まった。走馬灯であり、20年アニバーサリーの始まりで、この曲が聴けるのも感慨深い。
曲は初期メンバーの楽曲ばかりでずらり。年齢のせいか、音の安定感、落ち着き感がすごくあって、
こだまさんが何回もcome again!やっても、ご愛嬌〜、というような感じでしたね。確かTake fiveでも
ペットの音程が抜けててホント笑いましたが、なんのそのでした。
「今日再会しましたが、ノスタルジーは無い。MUTE BEATは今でも新しいし、各メンバーが其々の音楽 活動をしていれば、またやればいい。それでいい。」
音楽を続けていれば、またやれるんです。私もスティックを再度持ち始めて4年ですが、続けていくこと、ずっとやっていくこと、それが重要だと思います。MUTEの音が今でも何の古さを感じないのは、
ここにあるのだと思います。大ブレイクして、マスコミ持てはやされ、巨額の金が動き、産業化して行く。。。。こうならなかったからこそ、MUTE BEATは行き続けているのだと思います。
大人の発展的解消。
今日のステージが終わればメンバーは其々の活動に戻るし、観客も其々の生活に帰っていく。。。。
常に人生はこの繰り返しです。
屋敷豪太も歌いました。楽しそうでした!
「日々の生活が大事。皆さんとのご縁を大事にしたい。」dubのバンドが言うとも思えない言葉。
ここが好きなところですね。日常は正に現実そのもの。逃げる事も隠す事も出来ない現実がそこにあって
全ての人が歩んでいく道である。決して大ブレイクしていて経済的にも裕福なバンドでは決して無い。
ロスロボスや、ビルフリーゼルなんかと同じで一部の熱烈はファンに支えられて、今日までそれぞれがバンド活動を続けている。好きだけでは続けられない音楽(生活)を、25年も続けているのはホントに頭が下がります。こだまさん初め各メンバーにはこれからも活躍して欲しいです。松永さんもクリムゾンのロバ−トフィリップ状態で、ずっとステージの後ろで椅子に座って黙々とベースを刻んでいました。顔がちょっとヤビーYouに似てきたのは、私だけの感想でしょうか(笑)
マデリン・ペルーやエリック・モングレインも感動しましたが、MUTEは別の意味でポートレイトな感動がありましたね。
丁度隣に座っていた観客の方にお話聞いたのですが、「子供が生まれてからしばらくライブには来てなかったそうで、今日は数年ぶりのMUTEで楽しみにしてます。」と言ってました。こういう人多いんではないでしょうか?
生活と音楽若しくは趣味。どちらが優先でしょうか?
勿論生活ですよね。自分ひとりなら未だしも、家族があればなおさら生活優先。そんな思いの中で、
MUTE BEATの音楽は我々の心の奥に刻まれているのです。そんな心にこだまさんのニニロッソ調トランペットは刺さります。
アンコール3回目のラストは、「Wonderful World」。以外にも「Still Echo」ではなかった。
こうやって音楽を通じて、仲間やファンが数十年ぶりでも一同に会して、音楽を楽しめる事。
これがWonderful Worldなんですかね。リコロドリゲスも同じ気持ちなんでしょう(笑)
約2時間半のステージ。大満足な時間でした。
今度は、OVERHEAT30周年記念の時でしょうかね。5年後の2013年に再びステージに登場してくれる事を祈って、日々の生活に戻ります。。。
今年も沢山のアーティストライブに触れたいです。
音楽は永遠です。。。。。。
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