Dub & Life

「自由に考え自由に発言。しかし発言には責任を持とう!!」

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ひょんなことから矢沢永吉のライブに行くことになった。知人が2枚もチケットを余らせて
しまい急遽要請があったのである。私も行くあても無かったので、わが息子をバンドルして
武道館に行った。
予想どうり、私よりも先輩の方々が多く、皆さんオールバック&リーゼントの方が多かった。
白いスーツに帽子の方も多い。しかしどこか、ほのぼのしている。昔不良でならした彼らも
今は子供を抱えるオヤジ連中である。武道館の階段は結構急でつまずく人もいるし、上るのも
辛そうな人もいた。「いやー、久しぶりだね。」と、この年末ライブのこの場で再開することを
楽しみにして来場される方々も多く、大変和やかな光景である。
矢沢永吉と言えば嘗て25年ぐらい前、かの渋谷陽一氏のサウンドストリートに、2夜ゲスト出演して
インタビューを聞いて以来のことである。当時その肉声から想像するのは、孤独という言葉であった。
孤独な寂しさを歌にぶつけることで精一杯走り続ける矢沢永吉というミュージシャンに、結構共感で
きるものがあった。あれから四半世紀が経ち、彼も大オヤジの域に達した。しかしその姿はどこか
吹っ切れて、リラックスするミュージシャン矢沢永吉そのものであった。
肝心の音楽であるが、所謂歌謡ロックの域を逸脱できないものではあり、残念ながら私にとって
新たな音楽の発見はなかったが、バラードやアコースティックの楽曲は特に心に迫るものがある。
これも年輪だろうか、バラードでの歌唱力はかなりぐっと来るものがある。

中でも目を見張ったのはステージでのセッティングである。通常バンドセッティングの場合、
ボーカルの周りを楽器陣が取り囲む陣形が多いが、この人の場合は違う。
バンドやオーケストラは彼の後ろに陣取っていて、彼の周り数十メートル四方は、何も無い。
大きなモニタースピーカがその端に置かれているだけで、その真ん中に例の白いテープで
巻かれたスタンドマイクが一本立てられているだけである。そう30年間マイク一本、歌一直線で
駆け抜けてきた彼の人生がそこにはあった。武道館の約1万人の聴衆を前にスタンドマイク一本で
勝負するのである。並大抵の度胸では済まない筈である。物凄い緊張がステージ前は襲うに違いない。
しかし、一度ライブが始まりこの一人ぼっちのステージに進み出た途端、この白いマイクスタンドだけが
武器であり頼りである。この人もやはり昭和の人である。恐れ入ります。。。。

「ライブは心底すばらしい」「これからもずっとやり続ける」とステージで客席に向けて
メッセージを送っていた。そうこれから20年後の矢沢永吉なるものは大変楽しみである。
ファンも20才歳を取るのである。お互い老人力である(笑)。
肩の力が抜けた矢沢永吉の今には孤独は無いのであろう。むしろこれだけのファンに支えられ、
スタッフやバックバンドにも支えられ、むしろ幸せな日々を送っているというところであろうか。

明日からまた皆さんお仕事頑張ってください。大オヤジ矢沢からのエネルギーを貰って
頑張って生きていきましょう!!

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