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◆[恋人同士に](9/10) 結局、私は生島先生と飲みに行った後の記憶は無いままで、杉田君にどうなったのか聞きたかったが聞ける状態になかった。 鬼の形相を崩さない杉田君に掛ける言葉が見つからなくて、ただ、黙ってベッドに横になっているだけ。 着替えたくても杉田君の睨みが強くて動けない。 下着も何も身に付けていなくて自分が裸なのに気づくも昨夜のことは何も思い出せない。 怒ったまま私を睨む杉田君がベッドから降りたその姿も何も身に付けていなくて、生まれて初めて男の人の生の体をマジマジと見てしまった。 「何見てんだよ?」 杉田君の逞しい躰と生まれて初めて見た男の人のアレを見てるんですって、言えるわけもなく思わず目を逸らしてしまった。 「昨夜はさんざん俺の体で弄びやがって。責任取れよ。」 「あの、責任って?それに、私、何かしたの?」 「覚えていないのか?」 杉田君の呆れたような顔を見ると自分が恥ずかしくなる。 すると、ベッドに膝をついて乗り掛かると私の方へと体を寄せた杉田君のアレが大きくなって近付いて来る。 真っ青になってつい見てしまうと目が離せなくなってしまった。 「どこ見てんだよ。そんなにコレが欲しいのか?」 とんでもないと、頭を思いっきりブンブン振った私を見て杉田君はそのままベッドに胡座をかいて座った。 モロに見える杉田君のアレが気になって目が泳ぎながらもつい見てしまう。 杉田君って立派なものを持ってたんだって、顔から火が出そうなほどに恥ずかしくなった。 「散々俺に命令して○○させたり、××させたり、ほんとに女王様気取りには参ったね。」 「そんなエッチなこと命令してません!」 「あ?!俺にそこまでさせといて知らないって?!」 だって、そんなAVみたいなことを私が杉田君に命令するはず無いし、杉田君だって私のこと嫌ってたからやるはず無い。 「あんなことお前じゃなきゃやんねぇよ。」 照れたように言う杉田君の顔は赤く染まり恥ずかしそうに俯いた。 そんな杉田君が可愛いと思えたらいつの間にか杉田君の頭を撫でていた。
◆[恋人同士に](10/10) ついヨシヨシと頭を撫でてしまった。 すると、杉田君の顔が真っ赤になったかと思うとかなり怒った顔つきをして更に私を睨みつけた。 「ひえーっ、な・・・なに?いったい何なのよ?!」 「それはこっちのセリフだろうが!!」 何故杉田君がこんなに怒っているのか私には訳分からずビクビクしてしまう。 杉田君はかなり怒っているのにやっぱり顔は赤く私から目を背けている。 こんなに怒らせて私は相当杉田君の気に入らないことでもやったのかと不安になってしまう。 だから、そんな目をして見ないでって言いたくなるのに言えない。 「お前わざと俺を煽っているのか?」 「え?」 真っ赤になっている杉田君は顔を俯かせていたけれど、更に赤い顔をして私の方を向いた。 そして、私の肩を掴むとグイッと引き寄せては抱き締めた。 すると、杉田君の心臓の音が私の肌を通してドクンドクンと聞こえてくる。その心臓の音に私は杉田君の前で裸の体を晒しているのに気付いた。 杉田君はさっきから私の体を見てかなり興奮と緊張とで顔が赤くなっていたのだ。 杉田君の力強い腕に押し倒されると首筋に冷たくてヌメッとした感覚を覚えた。 くすぐったいと思った胸はいつの間にか杉田君の大きな手に鷲掴みにされていた。 形が分からなくなるほどに揉みしだかれると杉田君の視線が下へと下りて行った。 「杉田君・・・・あの」 「玲人だ。いい加減、玲人って呼べよ、留美。」 「れ・・・玲人」 その名前一つに杉田君の顔は真っ赤になって私の目を見つめていた。その目はまるで蕩けるような目をしていた。 「留美、好きだよ。」 「玲人、私も好き。」 何故か自然とその言葉が出ていた。そして杉田君を抱きしめ淫らにもキスをしていた。 そのキスがとても気持ちよくて杉田君を離したくなくて「もっとキスして」と強請っていた。 すると、「知ってるよ」と、杉田君は笑い乍ら沢山のキスをしてくれた。 それからどれくらい抱き合ってキスしてお互いの体を貪っただろうか。 なのに・・・・ 「いったーーい!! やだっ!!」 「お前・・・・処女なんだから痛いのは当たり前だろう?!じっとしてろよ。」 「杉田君ってちっとも優しくないじゃない!」 「杉田君じゃない。玲人と呼べって言っただろ!」 「杉田君は杉田君だからいいじゃない。」 結局は、その日も最後の最後で私が逃げてしまって杉田君は不発に終わってしまった。 だって、あんなに痛いなんて知らなかったから。 体が裂けるかと思った。 そんなののどこがいいのか、他の人達がいつもエッチしているなんて信じられなかった。 |
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