星屑ひとつ

ゆきの初期作品「先生は俺のモノ!」(ケータイ小説)を掲載中♪ 拙い作品ですがお楽しみ下さい。

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◆[杉田君の気持ち](11/12)
「そもそも振られたのは俺で、留美は俺を振ったんだぞ。なのに、何だよその顔は」


杉田君は私を担ぎながらもの凄く怒っている口調で言い続けた。


私は何も言えなくて黙って聞いているだけ。


すると杉田君は止まることなく次々と私に文句を言い続ける。


「まるで、オバケみたいに目は真っ赤で腫れあがって。瞼なんてその中に何か入れてるのか? ったく、こんなに醜い顔して学校へ出て来るなよ。生徒が見たら絶対に男に振られたって直ぐに分かるだろう」


かなり厭味な言い方をされているけれど、それがどこか心地よくて私は杉田君の背中を必死で掴んでいる。


振り落とされないようにと言うよりは、杉田君のこの温もりが嬉しくて離したくなくてずっとくっ付いていたくて。


昨夜はどうしてあんなに杉田君のプロポーズを悩んだのだろうって思える程に、今は素直に杉田君と一緒に居たいって思う。


「あの・・・杉田君、私ね」


「お前は黙っていろ。お前が喋ると変な方向へ行ってしまうから、お前は喋るんじゃねえ」


「けど・・・私の気持ちも聞いて欲しいの」


「訊かなくても分かっているよ。お前のその顔が物語っているだろう」


そんな事を言われてしまうと、私は何も言えなくなる。と言うか、私の顔ってどんな顔をしているのだろう?


私の顔が物語っているとは、何をどう物語っているのか・・・


それが自分では分からないからどう判断して良いのか、杉田君の言葉をどう解釈すればいいのかが私には分からない。


だから、やっぱり、聞いて欲しい・・・


「でも!」


「煩いな、お前は俺がいなきゃ本当にダメな女で、俺にはお前がいなきゃ幸せになれないんだ。だから、結論としては俺たちは一生一緒に居なきゃいけないんだよ」


「・・・」


「分かったか?」


「うん、分かった」


思わず納得してしまった。


だって、杉田君に振られてしまったと思っていたから、完全な抜け殻になってしまっていた。


杉田君がいないと仕事だって出来ない。こんな情けない私になってしまう。


今は何も考えずに杉田君との未来を考えていきたいって・・・まだ、プロポーズされて、NOと結論付けられてから数時間しか時間は過ぎていないはず。


まる一日だって過ぎていないのに、もう、私はこんな調子だ。


だから、杉田君との未来を本気で考えることに決めた。


だって・・・私は、



「玲人が好き」


「ちゃんと人の顔を見て告白してくれよな」


そう言うと、杉田君は私を肩から下ろして今度は膝からグイッと抱え上げられお姫様抱っこをされてしまう。


まだ、ここは廊下のど真ん中で保健室へ行く途中なのに。



「人が見るわ」


「もう、授業が始まるだろう、誰も見ちゃいないよ」



そう言う杉田君は嬉しそうな顔を見せて私の顔に近づくと優しく唇を重ねた。


「好きだよ、留美」



そう言ってとても甘いキスをしてくれた。キスをしながら杉田君はしっかり前方を見ながら保健室まで辿り着くとは・・・私には考えられないことで驚きで一杯になっていると、


「さて、そんな酷い顔をして一体どうしたのか、ちょっと身体検査でもしてみようか?」


と、とっても意地悪な表情をする杉田君の指先はとても厭らしくて私の服のボタンを次々と外していく。




◆[杉田君の気持ち](12/12)


「まってここ保健室よ」


「鍵かけたし大丈夫だろう?」


「でも!」


「ベッドもあるし、留美のおっぱいは相変わらず柔らかそうだし美味しそうにしてるじゃん」


そう言って、あっという間に杉田君に倒された私は幸せの中を彷徨うことに。


結局、それから杉田君の腕の中で幸せな時間を繰り返すことに。



私は、とうとう杉田君に捉まってしまった。



もう、逃げることは出来ないし、逃げだせないと分かると、何だか肝が据わってきそうだ。


人間不思議なもので一度肝が据わると何も怖くないって思える。


だから、杉田君との未来を共に過ごしたいと思えば、きっとそんな未来が待っているのだろうと思う。




「で、俺の祖父と留美の両親への挨拶は早い方が良いだろうなぁ」


「え? どうして?」


「しっかり子種仕込んだから」


確かに、今の私達は、保健室のベッドだと言うのに、二人して裸で抱き合っている。


だからと、そんなセリフはこの場には相応しくない。


そんな恥ずかしいセリフを平気な顔をして言う杉田君が信じられなくて私は戸惑うばかり。


もしかしてこの先ずっと私は杉田君に振り回されっ放しになるんじゃないの?と、この先がとても心配になってきた。



「大丈夫、俺がついているから。安心して俺についてこいよ」



そんな嬉しいセリフを言ってくれる杉田君。


でも、私達にはまだまだこの先いろんな障害が待っている様な気がしなくもないけれど、今はこの幸せを大事にしたいと思う。


だから、



「これからもよろしくね、玲人」




最後まで閲覧頂きありがとうございました<(_ _)>
この予約投稿が無事表示されるなら、皆さんに最後までお届けできてホッと安心しました。
このお話は、小説を書き始めた頃、小説投稿サイトのモバスペにて書いたものです。
他にも拙いお話ですが執筆当初のお話をUPしていますのでお楽しみください。
他にもベリーズカフェにもUPしています。
「メクる」にもUPしていますが、この予約投稿時点ではサイトがメンテナンス中で開けないので、別の私のTL専用ブログからメクる作品読めますしリンクも貼っていますので、メクる再開後にお楽しみください。

今日でyahooブログともお別れですが、寂しいですねぇ。
でも、他のサイトでも活動していますので、これからも宜しくお願いします(*´∇`*)






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