星屑ひとつ

ゆきの初期作品「先生は俺のモノ!」(ケータイ小説)を掲載中♪ 拙い作品ですがお楽しみ下さい。

可愛いアイツ

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全37ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

 番外編 長須玲奈

【勲★side

 

実の息子が判明し、その息子は菊池の家を継ぐことになる。

俺は それでもあの親の子でありたいと願い、母の実家の長須をこのまま継ぎたいと思った。

母は一人娘で長須の家は跡継ぎがいない。

だから俺が母の実家を守りたいと思ったんだ。

俺の妻である玲奈がいるのだから、血は繋がるよな?

 

それに、実の父親からも会社を継がないかという話が来ている。

それも考えた。

俺はどうも父親似で野心家らしい。

会社経営は楽しい。 そんな俺を見て俺を後継者にしたいらしい。

 

けれど 雄介さんがいるからと俺は継ぐ気はなかった。

 

しかし、雄介さんもまた父親似で経営には興味なく、普通の平凡な暮らしを望んでいる。

この辺は本当に親父そっくりで、さすが親子だと思い知ることに。

そうなると、岡島の家と長須の家の跡継ぎ問題が出てくる。

 

 

「どうしたものかね? 俺も頭が痛いよ」

 

「じゃあ 雄介さんは岡島は継がないの?」

 

「そうらしいよ でさ、玲奈、雄介さんじゃなくて兄さんだろ?」

 

「えへへ、なんか恥ずかしくてさ 本当のお兄ちゃんだなんて」

 

 

実の兄なんだ。名前では呼ぶなよ。

ただでさえあいつは玲奈を見る目が怪しいんだしさ。

実の妹に欲情なんかされてたまるかよ。

俺のこともあるし。

 

そう、俺はあの当時、実の妹と思っていながら玲奈を愛していたんだから。

子どもまで作ってしまって。

 

だから、二度とそんなことが起きてはいけないんだ。

 

 

「俺は嬉しいよ。 俺たちが正式な夫婦になれたんだし。 お前を堂々と妻だと紹介できるしね」

 

「うん、そうだよね」

 

「なあ、玲奈。 あと一人子ども作ろうか?」

 

「ええ?なんで?」

 

「岡島と長須の両方の跡継ぎをさ」

 

「うーん・・・・作るの?」

 

「うん 欲しい、玲奈の子どもが」

 

 

俺は絶対に岡島も長須も絶えさせたくないと思ったんだ。

きっと玲奈だったら俺の気持ちを察してくれるだろう。

 

それにさ、

玲奈気づいている?

君は幸せそうに俺に抱かれているんだよ。

もう一人くらいいてもいいよね?

俺たちの子どもが。

 

 

 



The End




最後までお付き合いいただきありがとうございました<(_ _)>
ゆきの初小説。小説とは言えない拙い文章ですが、それでも当時のままのものを楽しんでもらえたと思います^^;
そして、こちらのyahooブログのサービス提供が今年で終わってしまうので、作品を公開していたベリーズカフェではすでにこちらの作品は消してしまったので、この作品はこちらのブログで今年の12月まで閲覧できることになります。
たぶん、他サイトへ転載する予定はありません。

さてさて、こちらのブログはまだ8月末までは記事をUPできますが、あまり残り日数はないので長編作品を上げるのにちょっと厳しいかなって思います。
でも、できればギリギリまで記事をUPできる間は何か皆さんにお愉しみいただける作品がないかな・・・と、考えますね。
ではでは、yahooブログ最後の最後までお楽しみください^^



それから俺たちは病院で入れ替わったことを聞かされた。

もともと、長須の方で病院へ調査を依頼していたらしい。

 

その結果はまだ分かっていなかったが、偶然にによる出会いから俺たちのことが判明した。

 

そして、勿論戸籍は元に戻された。

 

俺は 岡島雄介から菊池へ。

 

だけど どうしても本来の名前である「菊池勲」という名前はしっくりこない。

それは長須も同じようだった。

「岡島雄介」と言われても今更だろう。

 

戸籍上はそうなっているが、俺たちはそれぞれこれまでの名前を通り名として使った。

 

俺は、雄介、

 

長須は、勲と。

 

 

また、長須はこれまで育ててもらった両親の子でありたいと言い、長須家に養子縁組をし長須の名前を継ぐ決心をした。

 

俺は、菊池の家を継ぐことになる。

普通に平凡なサラリーマンができそうだ。

 

だけど、育ての親からは秘書は続けろと言われ、会社も俺に任せたいと言い張る。

会社は長須がいるのだから俺は身を引くつもりだ。

実際の血の繋がった優秀な息子がいるのに俺が継がなくてもと、俺は最後まで拒んだ。

 

それから先は流れに任せるさ。

どうとでもなるだろう。

 

本当の親が分かり、本当の子どもが分かったんだ。

 

それに、そのことで俺の性分も理解できるだろうし、実の子に夢を見ることも出来るだろう。

 

ただ、一つ残念なのが菊池玲奈だ。

 

アイツが妹になるとは・・・・・

 

俺 惚れてしまったのかも知れないな。

まあ、妹じゃあ アイツが幸せになるのを祈っているしかないなぁ。

 

幸せになれよ、妹。

 

 

 

そして俺の親父が一言言うには「お前たちのDNA鑑定をする」という事だった。

 

DNA鑑定?

何をいまさら?

俺は親父の息子じゃないのか?

 

すると、親父は俺に長須の父親から聞いたことと、俺が親父の息子ではなかったという事を話しだした。

 

 

「雄介、実はお前の血液型を調べた時に分かったんだよ。 お前は俺達夫婦から生まれない血液型なんだよ。 それが分かったのは随分昔の話だったが、それでもお前は俺たちの息子だ。 だから、お前の親を探そうとか俺たちの本当の息子を探そうと言うのはなかったんだ。 全くなかったわけではないんだよ、本当は。 それでも育てたお前は本当の息子だと思っていたから。」

 

 

俺はその話を聞いた時驚愕した。

そして俺は何者なんだ?と体が震えそうになった。

 

そんな時 長須の父親が俺をみて、

 

「実は、私の若い頃に彼はよく似ているんですよ。 だから 一目見てもしかして?と思ったんです。」

 

 

と、自分の若い頃と似ているという俺を優しい目で見つめて来た。

 

もしかしてこの人が俺の本当の親?

じゃあ菊池玲奈って言うのは俺の妹?

 

だから 俺は彼女のことが気になって心が乱されていたんだ。

 

それから 両家の家族で一度顔合わせをし、もう一度話し合い鑑定してもらうことにした。

 

その結果、

俺は長須の両親の子どもで、長須は俺の両親の子だと判明した。

 

25年ぶりの親子の対面だった。

この年になって初めて自分の親にあったんだ。

 

実感は湧かない。

 

しかし、俺の本当の親を見ると懐かしい様な気持ちにさせられるし、一緒に話しをしてみると何故か落ち着く。

本当の両親の話を聞いてると俺の気持ちをよく分かってくれるし、俺と考え方も似ている。

 

そうか、似ているんじゃなくて俺は親に似てこういう考え方をするんだ。

そう思うと急にこの人が俺の親だと実感してくる。

 

きっと長須もそうだろう。

長須のあの経営力はきっと親父ゆずりだな。

そして元夫から妻を奪い取るところも親父と似ている。

 

そんな激しい愛情を親父も持っていた。俺には理解出来ない部分だった。

運命とは不思議なもの。

 

あのエレベーターで出会ったのが俺の妹だったとは。

 

そんな妹が気になり心に惹かれ誘ったところがあの長須との出会いだ。

 

そしてこういう結末になった。

 

 

 

・・それぞれの道

長須社長を訪問中に社長の父親菊池匠という人が社長室を訪れた。

俺はこの人をみてどこかで会ったことがあるような気がした。

 

そして、社長の父親も俺の顔を見て驚いていた。

 

 

「君は?」

 

「彼は岡島コーポレーションのご子息で岡島雄介さんですよ、父さん。」

 

 

「岡島・・・・・? おか・・じ・・・ま?」

 

 

彼は少し考えると俺を見ている。

 

 

「君の誕生日はいつだね?」

 

 

俺は生年月日を答えた。そして母親が懇意にしていた病院で生まれたと。

すると彼らの顔が変わっていった。

 

 

「雄介君のご両親と一度会いたいのだけども良いかな?」

 

 

俺は何のことか分からなかった。

この人達が何を言いたいのか。

俺にはさっぱりわからなかった。

 

しかし、長須の父親は俺の誕生日に生まれた病院を聞いてどうしても知りたいことがあると言ってきた。

 

彼らは俺を見ると不可解な顔をするが、俺は俺で長須の妻という菊池玲奈のことが頭から離れなかった。

 

そして、この不可解な思いと俺の菊池玲奈に対する感情がどこから来るものなのかがハッキリする時が来た。

 

俺の父に会った長須の父親は、親の間だけで話し合いをしたいと言われ俺達子どもは席を外させられた。

 

この時、親父は長須の父親とは初めて会うのではなさそうだった。

随分昔に会ったことがあると、そう言う口ぶりだった。

それが何を意味するのか俺には分からない。

 

 

そして、別室で待たされた俺と長須夫婦は暫くして社長室へと呼ばれた。

 

 

親父に言われ長須コーポレーションの社長と会う機会があった。

あの喫茶店での気まずい別れ方にあまり会いたい人物ではないが、仕事となると仕方がない。

俺は憂鬱な気分で長須コーポレーションを訪れた。

 

すると、長須社長はあまり良い顔をしていない。

仕事だから仕方なく会ってやっているという顔だ。

 

 

「先日は失礼な事をしました」

 

「いえ、妻にも問題がありましたので気にされなくても・・・・・」

 

 

とは言うが言葉が詰まっている。

やはり相当なダメージ食らったんだろうなと思った。

 

考えてみれば、愛する女が妹では洒落にもならんからなぁ。

 

 

「それであの、あまり彼女を責めないで下さい。 俺は勝手に聞き出したことなので」

 

「いいえ、初対面のあなたに話すようなことではありませんからね。 しっかりあの夜お仕置きをしておきましたよ」

 

 

そう言うと長須社長は思い出したように笑った。

 

お仕置き?・・・・夜?   あ、そういうことか・・・・

 

なんだ、心配して損した。結局妻をしっかり楽しんだってことか。

 

しかし、妹だぞ? 実の妹にそんなことできるのか?いや、違う。

そう言えば彼女は・・・・

 

 

「あの どうしても気になることがあるのですが」

 

「なんですか?」

 

「戸籍上は実の兄妹なのに血の繋がりはないって意味が分からないのですが、どういう事なんですか?」

 

 

すると長須社長は俺の顔を見て悩んでいた。

話て良いものかどうかだろう・・・・部外者の俺が聞く事ではないが。やはり彼女が気になる。

 

すると、社長室のドアが開くのに気付いた俺はドアの方を見た。

 

その時、俺は 何か懐かしいものでも見るかのような そんな人を見た。

 

 

全37ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.
ゆきのまなみ
ゆきのまなみ
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

ゆきの小説サイト

登録されていません

ブログバナー

Yahoo!からのお知らせ

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事