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再会して二人きりで、二人とも口づけに溺れながら早く体を繋げ合わせたい欲求に駆られる。
「あ・・・アル・・アルッッ」
「にいさん・・・」
唇を離した合間に漏れる、荒い息とお互いを確認し欲する気持ち。
エドワードは自分の口腔内を荒らされて、舌を引きずり出されてアルフォンスの口腔に誘われる。
誘われたまま舌を絡めると、エドワードの舌の奥に緩く歯を立てられる。
堪らない、とエドワードは思った。
エドワード自身の欲望は既に形になっていた。エドワードの中心で更なる刺激を求めている。
服を着たままの、布を隔てたまま抱きあうだけでは物足りない。
だけど、久しぶりの口づけは、まだまだ足りない。
エドワードは口づけを続けながら、アルフォンスの体に腰を摺り寄せる。
布を隔てた刺激。
直接欲望を擦られただけで、このまま刺激を続けたら一人で達してしまいそうだとエドワードは思った。
一人で気持ち良くなるのでなくて、アルフォンスと二人で気持ち良くなりたい。
それがエドワードの気持ちだった。
困ったなとエドワードが思っていると、背中を彷徨って体の輪郭を確認していたアルフォンス手が前に伸びてくる。
エドワードの欲望の形をやんわりと握る。
「あっっ・・アル!」
いきなりの刺激にエドワードは驚く。
快感がビリビリと電気のように全身を走り、体が弓なりになった。
「にいさん・・・硬くなってる」
ため息と共にアルフォンスがエドワードの耳元で囁く。
色っぽく艶っぽいアルフォンスの掠れ声。
どんな表情でアルフォンスが声を出しているのか知りたくなってエドワードは閉じていた目を開けた。
開いた途端アルフォンスの瞳に目が合ってしまう。エドワードを見つめる熱い瞳。
エドワードはアルフォンスの視線を受けて、視線にも抱かれている気がして恥ずかしくなる。
頬が上気して熱くなった。
「ほら」
抱き合い絡まっていた体をアルフォンスは少し離す。
そして、形の変わったエドワードの欲望の輪郭を撫でる。
アルフォンスにエドワードの変化を見るように促され、促されるままにエドワードはその場所を見た。
張り詰めて形の変わったエドワードの欲望。
見なくても変化している事は判っていたが、見るとそれが再確認される。
「んな恥ずかしいこと言うな!」
「恥ずかしくないよ・・・にいさん。ボクがいて、にいさんがいてお互い欲しいと思っている。その証拠だから。ボクは嬉しいんだ」
「そう・・か・・・じゃ、お前の証拠もオレに感じさせてくれ」
「うん」
アルフォンスはエドワードの手を自分の欲望へと導いた。
それはエドワードのと同じく張り詰めている。
今二人がここにいて、二人の気持ちはひとつ。
エドワードはそれが堪らなく嬉しく気恥ずかしかった。
----------------------------------- おわり
20041207初稿
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