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タクシーで次の目的地に向かう続き。
ベシャベシャの道を迷うことなくタクシーは次の目的地へ運んでくれた。
文字通り秀吉が寺を寄せ集めた寺町通りと、
竹屋町通りの交差点を(北に)上がるあたり。
西国三十三所観音霊場第十九番、行願寺。
サラサラの雪が降りしきってますね。
この門からの本堂の写り込みがいいですね。
このお寺の別名が「革堂」というらしいのだけど、
これも後で調べてみたら、
開基の行円が殺生してしまった母鹿の皮にお経を書いて、
それを着て救済活動を行った事から行円を革聖(かわのひじり)、
お寺を革堂(こうどう)と呼ぶようになったとか。
雪のせいか初詣客もまばらで、
やっと静謐なお寺でゆっくりとお参りできました。
行願寺を出た時点で雪がすでに靴の高さを超えていて、
傘をさしていても次々と降り積もる雪に視界を奪われ、
こりゃ駅まで歩くのも大変ということでまたタクシーに乗車。
京都駅まで行く道中運転手さんと話してたんだど、
曰くいわゆる市内で雪が積もるのは今まで見たことないとのこと。
私が以前住んでいたのは上賀茂のあたり。
いわゆる道の名前に「条」が付くエリアからはかなり北で、
そこではこれくらいの雪は何回もみていたんだけどね。
確かに京都の人たちは「北大路より上で雪が降る」と言っていた。
逆にそれくらい洛内は雪が降らないということだと思うけど、
その日の夜のニュースで言ってた、実に50年以上ぶりの積雪だって。
ある意味、「有難い」初詣体験をさせてもらいました。
実は続きがあって、
俗にいう“メイン”の5か所は無事お参りできたんだけど、
いわゆる“スピンオフ”の番外のお寺が市内にもう一つある。
市内と言っても山科なのでひと山越えなければならないんだけどね。
元日は先に書いたように雪で身動きとれなかったので、
あくる2日にここも詣でてきましたがな。
西国三十三所番外、元慶寺。
JR山科駅から歩くこと20分。
残った雪のせいで歩きにくい事この上ない。
しかもグーグルマップでナビしてるのに山門が見つからない!!!
迷いに迷ってたどり着いて、なんとお参りする人は私一人!!!
御朱印を書くのも今日は二人目とな!!!
雪のおかげでとってもゆっくり、心をこめてお参り出来ました。
ところでこのお寺、
桓武天皇の孫である遍昭僧正が創建。
西国三十三所の中興の祖といわれる花山天皇はここで出家し法皇となった。
つまり歌仙と中興の祖ゆかりのお寺だから番外になってるんだろうね。
手水場の雰囲気がなんとも初春らしい。
この看板しか目印がないからとってもわかりにくい。
遍照僧正の御墓はお寺のすぐ近くにありました。
いま元気に西国三十三所めぐりが出来てるのは僧正のおかげと御礼。
おいおい、自分の祖父母の墓参りもしてないくせに!ってつっこまれそう。
さすがにこの雪の中をお墓まで参りに来る人はいなかったらしく、
私が付けた足跡がこの日の初踏破だったようです。
とにかく今年も無事詣り終えてホッとしました。
御朱印帳も今回できっちり半分埋まりました。
来年は健康を取り戻して、ズルせずできるだけ徒歩で巡れる様にしたいな。
(了)
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稀趣味
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今年も初詣代わりの西国三十三所巡りに行ってきました。
去年の湖国三番の続き、今年は京都市内五番巡りです。
昨年末から年始の天候が荒れる予想が出ていたので、
荒れる前に何とか目標の5か所は行きたい!
5か所はすべて京都市内で交通の便もいいはずやし。
と言うことで私にしては珍しく?!1月1日の初詣となりやした。
でも皆さんもう年始頃の京都は記録的な積雪だったって、知ってますよね?
ではその模様を時間に沿って書いていきましょうか。
一番初めは京都駅からも近い、第15番今熊野観音寺。
京都駅からバスで6駅ぐらいかな。
泉涌寺(せんにゅうじ)の境内にあって、頭の悩みに霊験あらたかだそうな。
この時間はすっきり晴れていて清々しい空気。
御本尊の十一面観音像は公開時期以外だったので拝めませんでした(ρ.-)
ここは一年に一回公開するそうだからまだいいけど、
京都の寺は御本尊を秘仏にしてるとこが多くてなんだか(`ε´)ムッ。
その点奈良の寺は大っぴらに公開してるとこが多いんだよね〜。太っ腹。
さておき、ここから次の場所へはまたバスで移動。
次は第十六番、誰もが知ってる清水寺。
初詣客と外国人観光客でごった返す上いま清水寺は平成の大改修中で、
この日も清水の舞台へ向かう道は迂回しなければならず、
そのせいもあってなかなかスムーズには歩けない〜〜〜。
何回も来ている場所なのでここはささっと御朱印だけもらって退散。
次の場所まで歩いていく道すがら、空がどんどん暗くなってきた。
今日の三か所目、第十七番六波羅蜜寺。
意外にもここがこの日一番人であふれていました。
なので写真を撮ることもままならず・・・御朱印をもらうにも長ーい列が・・・。
後で調べたら、実に有名なお寺だそうで、
葬送の地として源氏物語にも出てくる鳥辺野の入り口にあたるそうな。
そして正月の皇服茶授与というのが有名らしく、
狭い境内は初詣の縁起物?の稲穂を求める人とあいまってダダ混み。
あー、知ってたらもっともっと早く家出てゆっくり御茶頂きたかった。
ツレと一緒で待たせるわけにいかず、まだ二か所行かなあかんし。
へーこら、やっと境内を出たころに雪がちらつき始めた。
次の場所へは電車でも移動できるけど昼飯時だったので徒歩で店探し。
でも祇園を過ぎて先斗町四条のあたりで雪が大降りになり、
あわてて開いている店に飛び込んだ。
鴨川ビューのお店で元旦に営業してるっていうだけで料理は・・・ハズレ。
でも京都に長いこと住んでいた私でも見たことがなかった、
真っ白になった鴨川と南座と、なんだか異次元の京都を見てるようだった。
店を出る頃には大通りにつながる小道が雪に埋もれていた。
けど次の場所へはアーケードと地下道でなんとか濡れずに行けた。
4か所目、第十八番頂法寺、というより六角堂の名の方が有名だよね。
有名な地ずりの柳、しだれ桜かと思うほど雪が化粧をほどこしてます。
下の方は結びつけられたおみくじなんだけど、どうなるんだろ?
二つの枝を一緒に結びつけると良縁に恵まれると言われてるんだけど、
この雪で濡れて凍って落ちちゃったら・・・う〜〜〜ん(*_*)
ここから次の場所までは20分ほど歩く予定だったけど、
あまりにも雪の降り方がきつすぎてタクシーに飛び乗る。
運転手さん、場所は知らなかったけど、通りの名を言ったらすぐに了解。
京都はこういう点便利だよね。
交わる通りと通りの名前をいえばほぼその場所が特定できる。
逆に○○町○○番地という言い方だとわからなくて戸惑うことしばしば。
(続く)
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今回の東北旅行はわりと前から計画していたので、
やっぱりその風土から生まれるものを見たいやん!!!
と思って下調べバッチリ。
まぁ私の場合それはB級グルメと伝統工芸品クエストということになるんですけどね。
一枚の地図を用意して名産品を地図に書き込んで、
基本反時計回りに進みながら寄れる場所に寄るという計画。
といっても今回はツレが一緒だったと天気のせいで全然思い通りにはいかなかったけどね(*_*)
ほんまはもっとたくさん工芸品載せたいんだけど、
うまく写真撮れないし上等なものは店には並んでないと思うので、
こちらのHPのほうがその良さがわかるかも・・・
国指定の伝統工芸品の他にもいいものはたくさんありましたね。
例えばこの蔵彩布というのは酒を絞るこし袋を加工したもの。
丈夫で防水性もあり、なにより草木染めらしいです。
織の仕事に従事してる私がみて、
これだけ織の組織と言うものに忠実にデザインをしている織物に感動しました。
こういうのもしてみたいな。
塗りの中ではここの菊花模様の盆が一番好きになりました。
これによく似たものでお土産屋にあったものは正直微妙な出来・・・。
やっぱ作る人によってかなりの差がでてくるもんなんですね。
こちらも川連塗ですが、二つ上の特価品と比べるとモノが違いました。
最近になって国の伝統工芸品に指定された奥会津編み組み細工というのがあり、
実際に見に行ったんだけどこれが御高くてとても手が出ない。
でも東北にはいたるところに植物をうまく加工する技術が息づいていて、
これも今回の旅で初めて知った工芸品。
東北の人々の辛抱強さ、緻密さを垣間見た気がした。
ちょいとオマケ。
これだけ言葉が違うと異国ですね。
いわゆる“慣らし”はしたけど暑すぎてまだ使ってません((+_+))
こちらは曲げわっぱ。
毎日晩酌用に使ってはほくそ笑んでます。
東北、三度(みたび)の旅が待ち遠しい。
(了)
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東北旅に行ってたのは丁度台風8号が日本に上陸した頃。
天気が良かったのは5日間の内でたったの一日。
晴れてるとこんな清々しい景色の中を走れるんだけど・・・。
東北の夏は暑くてもどこか涼しげやね。
でもタイミング悪過ぎとしか言いようがなく。
ニュースで秋田県の水害を報道してる、まさにその時縦横断してたことになる。
目的地に着くまで車窓を流れる風景はすべて雨。
なので室内で見れるもの、食べ物ばかりに走ってしまった感があるなぁ。
ま、とりあえず十和田湖の続き。
秋田をすっ飛ばして福島の会津若松。
八重の桜の余韻がそこかしこにありました。
こちらは野口英世の旧居。
後世に市民レベルで大きな影響を与える人を排出する土地柄、なんでしょうかね。
秋田に戻って、横手市にある増田マンガ美術館。
知る人ぞ知る、釣りキチ三平の作者矢口高雄の出身地でもある増田。
こんなところに名だたる漫画家の原画付き紹介パネルがずらずらーっと並ぶ。
こんなに無造作に飾ってあってだいじょうか?というくらいの収蔵品でした。
平日の朝一だったせいもあるかもしれないけどガラガラ。
入場無料だしマンガも読み放題だし、ここかなりの穴場だと思う。
実はここを見つけたのもたまたま道の駅にあった観光マップを見たから。
特に行こうと思って行ったわけじゃないのに満足感MAX。
私のお気に入りはこれ。
大学の時、定年間近な先生が歳とっても唯一やめられないマンガ、
といって駅のキオスクで新刊が出るたびに買っていたのがゴルゴ13。
もう亡くなられてひさしいけど、ゴルゴ13を読めば世界情勢が判る、
と言われてたのに私も影響されてずっと読み続けていた。
今はもう読んでないけど、また読みたくなった。
ツレは昔からの釣りキチ三平ファンなので、
ここぞとばかりに平成版を全巻大人買いしてましたがな。
おなじく横手にある秋田ふるさと村。
この施設、雨で行けるところが限られていたのでとってもありがたかった。
雨がなくても、私みたいな工芸好きには一日中遊べる気がする。
工芸展示も美術館並みでGOOD。
お土産も充実してるし広大な施設内では秋田の食が勢ぞろい。
もうちょっと時間かけて見ていたかった。
ということで次は工芸編かな。
(続く)
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東北6県を時計の反対周りにぐるっと一周旅。
写真を順番に並べてみようかな。
と、その前に、今回の旅のお供。
6月に入って咳が止まらない日が続き、
病院でアレルギー性の気管支炎らしいといわれた。
明らかに検査結果からはアレルギー反応が出てるのに、
代表的ななアレルゲン6種の検査をしてもスギ以外はまったく反応なし。
治療とともにこれからはどんな状況で調子が悪くなるかを観察すること、
っと御医者様にきつく言われたのでした。
で、いろいろ考えて。
とりあえず出かける際にも自分の周りだけでも空気を清浄にできればと・・・。
プラズマチャームなるものがあると知って早速購入。
チャームだからペンダント代わりに身につけられるし、
車の中に設置すればレンタカーの匂い対策にもなるもんね。
やっと本題に戻って、
まずは宮城の松島。
あいにくの曇り空。
そして津波の爪痕。
わたし写り込んでますね^^;
それはちょうど3年前、ボランティアで行った岩手の陸前高田。
あまりの風景に絶句した、あの景色はどうなっているか。
奇跡の一本松。
後ろの建物が唯一津波の破壊力を伝えてくれてます。
後ろを振り向いたあたりには盛り土を運搬するのであろうパイプライン。
道の向こう側は以前イオンがあったあたりと聞いたけど、
3年前は瓦礫や廃車の山がつらつらと続いていた。
いまはすっかり更地に戻っていた。
ちなみにこの花なーに?
一本松に向かう細道沿いにずっと咲いてました。
岩手県の代表的工芸品に出会え、体験もできる盛岡手づくり村。
今回の旅で東北の様々な工芸品に会いました。
次回のカキコは工芸編としていろいろ紹介するとして、
これ、いいですね〜。
南部鉄器の装飾見本、
こう並べると立派な作品ですわ〜。
ここは岩手というより全国どこでもその名が知られてる小岩井農場。
天気も良かったせいもあるけど、
ここらへん一帯がすべて計算されつくされた景色のようで、
まるで夢のような景色でした。
景色に見とれてて、ここでしか食べれないアイスとか、逃してもた。
ちょっと一息。
プラズマちゃんのおかげで車内も快適。
青森に入って、十和田湖。
奇跡の養殖として有名なヒメマス。
今は十和田湖畔のどこの店でも味わえてしまう。
味は・・・サケをちょっと泥臭くした感じかな。
と、天気がいいのはここまでで、
後は台風8号のせいでずっと雨でした。
(景色編パート2に続く)
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