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ボクの住む地域でも相次いで再開発地域に指定され、タワーマンションが建つようになった。完成したものだけでも3棟、建築中のものも含めると今後10棟前後になるのではないかと思われる。数十年後には街の景観がすっかり変わってしまうことだろう。我が家は都内二か所のマンションに区分所有権を有しているが、一つは再開発が決定し、来年には等価交換による抽選が行われる。もう一つは再開発予定地域であり現在大手不動産会社主導で協議中である。どちらも偶然である。
2000年(平成12年)から建築基準法の容積率が緩和され、都内でも相次いでタワーマンションが建てられるようになった。サンプル版を読み、目次を見るだけでもタワーマンションの行く末は決してバラ色でなさそうだ。
話題本『新・日本の階級社会』の著者・橋本健二氏(早稲田大学教授)は「新中間階級の現在の象徴が超高層・タワーマンションです。(中略)タワーマンションとは、日本版の(周囲と分離された)『ゲーテッド・コミュティー』ではないでしょうか。」(「朝日新聞」7月17日)と述べている。
近所にタワーマンションに住む知人がいる。再開発前の民家に住んでいたころは気軽に訪ねたが、高層マンションに転居してからは一度も中に入ったことがない。セキュリティが厳重で容易に他人を寄せ付けない雰囲気がある。まさに周囲とは隔絶されたゲットーのようなものだ。地域社会、人間関係すら分断しかねない。
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2019年08月12日
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