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ブロックマン「アリッサという名の追憶」。
ああ、やっとサムとアリッサが幸せになれた!
2年越しの恋だものねえ、よかったよ〜。
サムとアリッサの恋、サムとノアの友情、トムとケリーの関係、マックスとジーナの恋、サムの元妻メアリ・ルーの逃避行、テロリストの脅威。
すべてのエピソードが絶妙に絡み合い、ラストに向かって突き進む。
本当にうまい。
でもでも。ロマンスとしては、のめりこめなかった・・・。
むき出しで、リアルすぎるように感じられて。
サムが受けた虐待。サムとメアリ・ルーの不幸な結婚。アリッサの引き裂かれた心とプライド。
マックスとジーナが抱える重荷(これが読んでいて一番辛い)。
テロリズム。人種差別。
真摯に受け止めなければならないのはよくわかっている。
ヒストリカルやパラノーマルのオブラートで包んであれば、「お話」として読める。
でも、現代の、実在の国が舞台だと・・・登場人物の苦しみがじかに伝わってきて、痛い。
ロマンス小説には、夢の国に連れて行ってほしいんだな〜。
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