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「The Cygnet」(1993)
エリザベス一世時代を舞台とした、明るく元気な冒険ロマンス。
悪くはないんだけれど、じゃじゃ馬ヒロインは好みじゃないので★2つ。
年代ははっきり書かれていないが、おそらく1579年。
(フランス王弟アンジュー公が女王に求婚するため宮廷を訪れているから)
あれ、でもヒーローがキャプテン・ドレークと帰国したのなら1580年か?
領主不在の Rothborne。
支配人の暴挙により領地は荒れ果て、家を追われた領民は森で暮らしている。
ヒロイン Vera は17歳。
8歳から森で暮らし、剣でも弓でも盗みでも誰にも負けていないのに、最近仲間から女扱いされ口惜しい思いをしている。
自分が誰よりも役に立つことを証明してみせる、と決心したところへ、にっくき暴君、領主 Giles の姿が・・・。
彼を捉えれば仲間に一目置かれ、身代金も手に入る!
Vera は若い仲間たちと森に潜み、Giles を待ち伏せる。
フランシス・ドレークと共に海を暴れまわり、3年ぶりに領地に戻ってきた Giles。
森で盗賊をとらえ、城にたどりついてみると、見る影も無く荒れ果てている。
領地を立て直すには、スペイン船の略奪で稼いだ金でも足りない。
莫大な資金をどうやって工面すればいいのか・・・。
途方にくれた彼が目を留めたのが、故人である遠縁の女性 Allys の肖像画。
さきほどとらえた盗賊(実は美しい娘だった!)とそっくり!
盗賊を Allys の「娘」に仕立て上げ、女王に被後見人と認めさせることができれば、莫大な持参金が手に入る!
森の仲間の命と引き換えに、Vera に替え玉となることを約束させた Giles。
さっそくレディ修業が始まるが、自由を愛する Vera にとっては苦行そのもの。
激しい気性の2人は角を突き合わせながらも何とか計画を進める。
(Vera のじゃじゃ馬・山猫ぶりがすごいんだ)
女王に呼び出され、宮廷に赴く2人。
女王にレディとして認められ、計画は成功するかに見えたのだが、Vera の意地から出た言葉が2人の運命を狂わせて・・・。
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前半、2人のバトルを楽しめるかどうかは、読む人の好みによるだろうなあ。
ヒロインが若いせいもあり、癇癪合戦も微笑ましいけれど、う〜ん・・・。
もっとこう、しっとりと、想いを寄せているけれど打ち明けられない、想いが募り募って・・・!みたいな展開が好きなので・・・。
後半はエリザベス女王がかなり出張ってくる。
実在の人物やら実際の歴史エピソードやらがチラチラ入り込んでくるので、ロマンスに集中できなくなってしまった。
Marianne Willman について、HP更新しました。
「Viva!! Romance」
http://book.geocities.jp/yukiyanagi3romance/
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さて、息子(6歳)の入学式から一週間。
入学式の次の日、帰ってくるなり「おれ、あしたから、がっこういかない」
あららら〜。
まあ、乳母日傘の幼稚園生活とは違うからねえ。
「行ったら楽しいこともあるよ、先生も待ってるよ。行ってみたら?」
「いやだ。おれ、おかーさんといたいの。おかーさんがいいの」
ぽろぽろと大粒の涙をこぼしながら、嬉しいことを言ってくれる。
ああ、君のその言葉、録音してタイムカプセルに入れて埋めておきたいわ!
翌朝はあばれる彼に何とか服を着せ、ランドセルを背負わせて学校の靴箱まで送っていく。
道中、彼は私の手をしっかりと握り締め、一瞬も離さなかった。
頼りにされて愛されて、おかーさんは幸せだな〜。
君が一人で学校に行けるようになるまで、ちゃんと見守っているからね!
さて、明日は月曜日。どうなることやら。
靴箱まで送らなくても、校門で「いってらっしゃい」ができるといいな。
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