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今日は極めて限定的な話題で恐縮ですが、日々、i1Studioで検索されてご訪問頂いている方がいらっしゃるので カラーマネージメントツールのi1Studioのちょっと便利な?使い方についてご紹介したいと思います。
以前はArgyll CMS+dispcalGUIで色温度とモニターのRGBゲインを合わせてColorMunki Photoでキャリブレーションを行うというドライバーの切り替えを伴う面倒な方法を採っていました。
ColorMunki Photoがi1Studioとして使用できるようになってからRGBゲインは合わせられるようになったのですが、色温度(白色点)はD65、D55、D50程度しか選択できません。
一般的にはD50(CIEイルミナント 5000K)に合わせるのがセオリーのようですが、自分の環境ではモニター(EIZO SX2462W)とColorMunki Photoとの相性のせいなのか部屋の環境のせいなのか D50では黄色が強すぎる上、少し緑がかっているように見えて違和感がありました。
ColerMunki Photo導入時からですが、色温度を高めに設定しても何となく緑がかっているようで少し違和感がありました。ColerMunki Photoを交換してもらったりもしましたが、若干の改善はあったものの解消とまではならなかったのでColerMunki本体の個体差ではないと思っています。
そこで これまでは昼光D50ではなく黒体軌跡の色温度に合わせると違和感が少なくなることより黒体(Blacbody)5300Kに合わせて使用していました。
こういう変則的な?使用方法はi1Studioは普通には対応しません。
少しだけ面倒になりますが、その方法をご紹介します。
まず、i1Studioを立ち上げディスプレイのキャリブレーションに進みます。
次にカスタムを選択しCIEイルミナントD50とかD55等を選択します。
目的の色温度と近い方が合わせやすいかもしれません。
このまま次へと進み、通常どおり測色器のキャリブレーション、RGBゲインの調整まで進みます。
RGBゲインの調整のところで色温度とx,y値が表示されるので このx,y値を目的の色温度(白色点)に合わせます。(下の写真の赤枠部分です)
慣れないとRGBゲインのどれを上げれば良いのか下げれば良いのか分かりにくいですが…
ここで目的の白色点に合わせた後、「戻る」で白色点選択画面まで戻ります。
今度は白色点に「固有の値」を選択し、後は通常の方法でモニターのキャリブレーションを実施します。
これでx,y値で合わせた白色点でモニターのキャリブレーションが出来るということになります。
ここでx,y値はどんな値にすれば良いのかという参考にBlackbody(黒体)とDaylight(昼光)の色温度を示しておきます。
これはdispcalGUIから拾い上げた数値です。
邪道なのかもしれませんが、白に違和感があると変な感覚になるのでこんな方法を採っています。
カラーマッチングで固有の決まったモニターの白色点で調整する場合にも使用できるんじゃないでしょうか。
何かの参考になればと紹介させて頂きました。
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色・カラーマネージメント
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Nikon D800/TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (現像:DxO PhotoLab)
i1Studioがv1.1.0にバージョンアップされました。 以前、カラーマネージメントツールのColorMunki Photoがi1Studioとして使えるという記事を書きました。 その時にはICCプロファイルのバージョンが4に固定であったり、プロファイルの更新を促すリマインダー機能がないといったことを書いていましたが、それが改善されたようです。 リリースノートはこちら。 i1Studio リリースノート 1. 新機能 バージョン 1.1.0 ●プリンタのプロファイル作成用に新機能 [データを保存のワークフロー] を追加。 対象用途: プロファイル作成を後で終了する場合 テストチャートの乾燥時間を延長する場合 写真ラボや別の作業場用のリモートプリンタ向けにプロファイルを作成する場合 ●ICCプロファイルをバージョン4または2で保存可能になりました。 ●ディスプレイのプロファイル作成を通知する機能が追加されました。 ●モノクロワークフローのスタイルプロファイルが更新されました。 ●ユーザーインターフェースの向上、およびその他の問題が解決されました。 その他に注目の機能としてプリンタプロファイルの乾燥時間を延長する、試していませんが、一旦i1Studioを終了して改めてプロファイルの作成が出来るようになったものと思います。 これも歓迎の機能です。 今回、このi1Studioでモニターのプロファイルを作り直してみました。 バージョン2で保存したのでFirefoxでも問題ありません。 写真は今年初め、インフルエンザに罹ったときに撮っていたお遊び写真です。 |
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Nikon D800/TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (現像:DxO PhotoLab)
先週、部屋の照明も高演色LED電球に換えたことを記事にしました。 そうすると、モニターの画面と周りのバランスよりモニターの色温度調整がi1Studioで設定できる5000Kか5500Kかではどうも合わなくてその中間の5200Kにしました。 この時点でもうi1Studioだけでは機能不足となり結局 元のArgyll+dispcalGUIとColorMunki Photoでのキャリブレーションに戻りました。 使い勝手等もありブラウザもChromeからFirefoxに逆戻りしています。 それで、モニターの色とプリントの色を比較してみるのですが、まぁ だいたいは合っているのかなという感じになりました。 それを紹介しようと写真に撮ると全然合っていない!? 確かに白は合っていないと思うのですが、全体としてこんなに大きな差には見えません。 白に関して、上の写真ではモニターの方が赤っぽく見えますが、実際に見ていると 私の目にはむしろモニターの方が青っぽくも見えたりします。 白というのはかなり曲者のような気はしますが… 人間の目というのは都合よく見てしまう面はあると思うのですが、いくら何でもこんな差はない!これって何なの? このように写真に撮らなければこんな疑問も起こらなかったのですが、益々分からなくなりました。 1枚目の写真は先日のお遊びの写真の1枚です。 |
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今週は週初めの火曜日、頭痛がして喉が痛い、風邪かなと思ってかかりつけの医者に行ったところ 何とインフルエンザB型との検査結果。
そのまま、今週はほとんど隔離状態で部屋に引きこもり中です。
何とか部屋の中で活動を始めたので、先週の写真のプリントの色確認用の高演色LED電球導入について、その時は急いで記事を書いたこともあり補足を含め続きを書いておきたいと思います。
今回導入した高演色LED電球(グッド・グッズ LD84-ZB)は、カタログ上の演色評価数(Ra) 95、ColorMunki Photoの測色器の実測でも93.5とまずまずの結果でしたが、特殊演色性評価数R12(青)が77程度と低いことが気になっていました。
LED照明はまだ改善の余地があるんでしょうね。
そう考えると平均演色評価数は若干低くなりますが、2万円程度の出費が3千円程度で済んだことになります。
※(株)オーム電機HPより
と言うことで、安く上がったのでついでに?部屋の照明もこのLED電球にしようと部屋の照明器具を新しくしました。
先週のうちに注文していましたが、やっと取り付けることが出来ました。
蛍光灯の照明器具はどんどんなくなっているようですが、電球用の照明器具ならLED電球があるので色々あるようです。
実際のところ、この器具はLED電球専用器具です。
価格が電球別で5,000円程度、前述の高演色LED電球4個と それに送料を合わせ9千円少々…
付けた印象、一目でこれまでより明るく部屋の中のものの色が鮮やか(濃く)なりました。
部屋に合うかどうかは別として、ちょっとお洒落で 結構良い感じかな…
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今日はかなり専門的な話題で恐縮です。
私も十分な理解は出来ていません。(笑)
それは、それまで写真をプリントして色を確認するために使っていた蛍光灯アームスタンドが壊れてしまったこと…
学生の頃から使っていたように記憶しているので既に30年以上前の骨董品?
それでも、高演色の20W直管蛍光灯が使用でき 非常に有用だったのですが、長年の経年劣化?でアームの付け根のプラスチック部分が割れてしまいました。
その時は代わりのものを買えばいいやと簡単に考えましたが、現在は20Wの直管蛍光灯が使えるスタンドが売られていません。
ネットでも色々探してみましたが、在庫切れとか販売停止とか、それも1万円程度、あるいはそれ以上の価格が付いていました。(無いんで価格は意味ないのですが…)
そこで色々 手を考えました。
まず、アーム部分だけなので力ずくで直してしまうことですが、ホームセンターで補修できそうな部材を探しても良いものがなく、どうにもならないときの最後の手段とすることに…
次に色評価用のLEDスタンドを購入することですが、結構なお値段です。
EIZOのZ-80PRO2-EIZOは信頼できるんじゃないかなと思いますが、3万円程度。
製造元の山田照明のZ-80PROIIBも同等のようですが、こちらも2万円程度はするようです。
プロでもないのでそんなに本格的(高価)なものでなくても良いので もっと安価に上がらないかとネット上で色々探索をしていたところ、色評価用とは謳っていませんが、高演色性のLED電球を見つけました。
※演色性とは簡単に言えば自然光にどれだけ近い色で見えるかを表した指数で平均演色評価数(Ra)で表されます。自然光のRa値が100で、それが最も高い値、それに近いほど自然光に近い色で見えると言うことのようです。
ちなみに色評価用の蛍光灯はRa値が99でほぼ自然光に近い色で見ることが出来ます。一般家庭では80以上が推奨されているようです。
また、演色性とは別に、色を見るときはカメラでお馴染みの色温度も考慮する必要があります。印刷関係では色温度5000K(D50)が標準と言われています。
印刷関係で、色を確認するときは、色温度が5000Kで、照明の表記としては昼白色が相当しこれはよく見かけます。
それに比べ 演色性は一般には馴染みが低く表記されていないことがほとんどです。
その評価指数Ra値は90以上とか95以上とかにする必要ありと言われているようです。
電球用のスタンドはホームセンター等でも安価に手に入り、その高演色LED電球も1000円以下で手に入るとあり、これだ!と年末に注文、今日届きました。
それがこちら。グッド・グッズのLD84-ZBです。
その演色性Ra値が95、昼白色(色温度5000K)の電球型LEDです。
実売価格は950円(税込)でした。
届いたので、果たして演色性がどうか、評価してみました。
ColorMunki Photoを使って演色性を見ることが出来ます。
その結果、Ra値は93.5、色温度は5223Kと言う結果でした。
実際に日中、窓からの光でもRa100は出なかったので十分ではないでしょうか。
参考にR1〜R14までは次のようになりました。
R1 97.6
R2 95.9
R3 93.9
R4 89.2
R5 94.4
R6 95.0
R7 90.3
R8 91.4
↑平均演色評価数(Ra) 93.5
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↓特殊演色評価数
R9 93.3 (赤)
R10 92.6 (黄)
R11 92.5 (緑)
R12 77.4 (青)
R13 97.8 (西洋人の肌の色)
R14 96.4 (木の葉の色) Ra値はR1〜R8までの平均とのことです。
ここで気になるのはR12(青)が低いことですが、測定しなければ判らないこと、見なかったことにします…(暴)
ちなみに、JISでは更にR15があって日本人の肌の色が加わっているそうです。
※追加
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