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先週のデジカメWatchの週間アンケートに「カラーキャリブレーションしてる?」というアンケートの結果が出ていました。
結果は「したことがない」が約4割、「定期的にしている」、「定期的にではないがしている」がそれぞれ約3割ずつということでした。 私はというと一応、「定期的にしている」に入るでしょうか… モニター、プリンターのキャリブレーションにColorMunki Photoを導入したのが一昨年の11月。 もう1年以上が経ちました。 その頃の記事がこちら… http://blogs.yahoo.co.jp/yukki_720/35490047.html 導入した当初はどう使うか考えていましたが、落ち着いたのがArgyll CMS+dispcalGUIの組み合わせでモニターのRGBゲインを調整してその後、ColorMunki Photoのソフトにて「固有の白色点」でキャリブレーションするという手順で使っています。 何故こんな面倒なことをしてるかというとそれはキャリブレーション時間が短いこと、ColorMunki Photoのキャリブレーションは簡易ですが、RGBゲインを予め調整していることでそれなりの結果が得られると思っています。 私の環境では現実的にそれで十分だと思うので時間を優先しています。 ColorMunki Photoのソフトは次のように定期的にキャリブレーションを奨めてきます。 (この前にポップアップが出てきます。) この期間は1週間から4週間で変更できます。 そこでArgyll CMS+dispcalGUIでモニターのRGBゲインを調整するのですが、たまに次のように推奨レベルから外れていることもあります。 Target x… Current x… が緑であればOK、上のように白であれば調整が必要ということのようです。 そしてRGBゲインを調整すると これでColorMunki Photoソフトでキャリブレーションします。 そうすると となりなんとなく安心できます。(笑) 今、使っているモニターももう新しくはないため大きくずれることはありません。 実際にその前後で目で見て判るほどの違いはほとんど無く、自己満足のなのですが… (あくまで私の環境、レベルの話ですが…) この警告は出ないようにすることも出来ますが、せっかく導入したColorMunki Photoなのでこれを続けています。 モニターが新しい頃は経時変化が大きくこの機能も便利かもしれませんが、ある程度 落ち着いたモニターには親切なのかお節介なのか…?(笑) そういう訳で一応、「定期的にしている」ということになります。 そのアンケートは興味がある人が中心に回答しているでしょうから、デジカメユーザー全体で言うとまだまだカラーキャリブレーションは一般的とは言えないような気がします。 どうなんでしょう? |
色・カラーマネージメント
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4月13日の記事で菜の花にハナアブが留まっている写真についてD800の解像度はA3ノビの印刷程度では真価が発揮できないという記事を書きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/yukki_720/35777817.html その時に実際に印刷してみて色に関してかなり違和感を感じました。 現在、プリンターに染料インクのEPSONのEP-4004という機種を使っています。 写真用なら顔料インクのプリンターが主流かもしれませんが、大きさやインクの入手のしやすさ、そして光沢紙への光沢感、鮮やかさも魅力で敢えてこの機種を選択したのは以前にもご紹介しました。 また、これまで純正のプロファイルでもそれ程色に関して違和感は感じませんでした。 今回、こういった黄色を印刷すると明らかに赤みを帯びて出力されました。 (印刷したものを写真に撮っての比較なので厳密ではありませんが、雰囲気は分かると思います。) 次がまたまた登場した元画像です。 微妙にはまだ違うのかもしれませんが、これだけ合えば私には十分。 やっと本当にcolormunki Photoを買った価値が出たように思います。 今のプリンターより高価で顔料インクA3ノビプリンターに近い価格なのでなんとなく嬉しくなりました。 勢いでそのプリンタープロファイルの作り方を記事にしました。 詳し目に書いたのでちょっと長いですが、興味のある方はどうぞ… http://blogs.yahoo.co.jp/yukki_720/35821002.html |
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今回はいつもの記事と違ってタイトルにもあるようにカラーマネージメントツールであるcolormunki Photoでプリンタープロファイルを作る手順をご紹介します。
現在、EPSONのEP-4004という染料インクのプリンターを使用していますが、純正プロファイルよりかなり良い結果となっています。 http://blogs.yahoo.co.jp/yukki_720/35821035.html colormunki Photoでの現実的なプリンタープロファイルの作り方の参考になれば、また、この方法で勘違いや問題があればご指摘頂きたく思います。 【画面1】 まず、colormunki Photoを起動します。 赤の点線枠の「プリンタのプロファイル」をクリックします。 【画面2】 プリンタのプロファイル作成の開始画面に変わります。 1.「新規プロファイルを作成」が選択されているのを確認します。 2.作成するプロファイルのプリンタを選択します。 3.用紙名を入力します。半角英数字が文字化けの心配が無く無難なようです。 そして、「次へ」をクリックします。 【画面3】 colormunki Photoは二段階のテストチャートがそれぞれ順番に出力され、読み取ります。 まず、第1テストチャートの印刷です。 次の画面で「印刷…」をクリックします。 「印刷…」をクリックすると次のダイアログが出てくるので内容を確認して下さい。 「続行(O)」をクリックすると下のWindowsの印刷ダイアログが出て来ます。 ここでプロパティをクリックしてプリンタの設定を行って下さい。 設定は色補正なしにしますが、それぞれのプリンタの取扱いに従って下さい。 ここで、割と明記されている場合が少ないのですが、印刷はA4で出力されます。 もちろんA4に印刷するのが良いのですが、インクと用紙をケチるのならばプリンタの設定でA4をA5に縮小して印刷してもチャートの読み取りは可能です。 慣れればA5で出力しても充分と思います。 設定が終わればこのダイアログから「OK」をクリックし印刷を開始します。 【画面4】 印刷が終わると次の画面のように10分間の乾燥時間が取られます。 従って、テストチャートの読み取りは次の日にします。 一旦ソフトやパソコンは終了して構いません。 第1チャート印刷の画面に「テストチャートはすでに印刷されています。」とあったように第1チャートの印刷はスキップできるようになっています。 一旦、終了した場合は改めてcolormunki Photoのソフトを起動して同様に【画面4】まで進みます。 【画面4】で「テストチャートはすでに印刷されています」をクリックするとチャートの読み込みとなります。 【画面5】 ここからはcolormunki Photoのセンサーをパソコンに接続しなければなりません。 表示される画面に従ってセンサーを操作します。 パソコンに接続し、キャリブレーションのポジションにセットし、画面のキャリブレーションボタンを押します。 【画面6】 キャリブレーションが終わると赤の×印が緑のチェックに変わり次の操作が示されます。 読み取りの位置にセンサーを回転させます。 【画面7】 読み取り位置にセットが完了すると「次へ」がクリックできるようになります。 【画面8】 チャートの読み取り時はこういう画面になります。 チャートのパターンと同じ矢印が表示され1から矢印の方向に沿ってColormunki本体を滑らせていきます。 チャートはテーブル等の用紙の下の色の影響が出ないように同じ用紙を2〜3枚重ねると良いようです。 コツとしてはチャートのパターンの外の白い部分から確実に始め、色の部分が終わって白い部分になってからボタンを放すと上手くいくようです。 チャートは数秒かけて滑らせていきますが、慣れればそれ程気を遣わなくても上手くいきます。 【画面9】 1の列から読み取っていき、上手く読み取れると次の列に進めます。 読み取りに失敗すると【画面8】の黄色い枠が赤くなり次に進めません。 【画面10】 全ての列が読み取れると次の画面に進めます。 【画面11】 第1チャートを読み込むと第2チャートの印刷となります。 印刷をクリックするとダイアログが現れます。 第1チャートと同じ設定で印刷しなければなりません。 【画面12】 第2チャートが印刷されると第1チャートの時と同様に乾燥時間が設けられます。 しかし、ここでも乾燥時間をもっと(染料インク系では24時間以上)とることが望ましいと言われています。 実際、このままパソコンを起動したまま24時間放置しておくのが本来の方法なのかもしれませんが、一般家庭ではあまり実用的ではありません。 そこで2つの方法が考えられます。 ひとつはパソコンをスリープ状態で待機させておく方法、これが一般的かもしれません。 もうひとつはcolormunki Photoのソフトを一旦終了し次の日以降に再起動する方法、私はこちらを使っています。 そのもうひとつの方法は乾燥後、colormunki Photoのソフトを起動し第1チャートを読み込み第2チャートの印刷【画面11】まで進みます。 第1チャートを再び読み込まなくてはならないのでそこが面倒で、また、厳密に言えば第1チャートは更に24時間経過しているので色の変化があれば第2チャートへの影響があるかもしれません。 colormunki Photoにそこまでの厳密な色合わせを望むことが無理と割り切って使うことにします。 【画面11】まで進み、印刷ボタンをクリックすると同様にダイアログボックスが出てくるのでまずは「続行」、そしてプリンタードライバーのダイアログボックスが出て来たときにここで「キャンセル」をクリックします。 そうすると第2チャートを印刷することなく次へ進むことが出来ます。 ※ただし、この方法はプロファイルの最適化の場合は使えないようです。 プロファイルの最適化の場合はプリントしなければ次に進めないようです。 もう一度プリントしても構いませんが、インクと紙が無駄になるので私はダミーとして出力に PDFへ出力します。(PDFへの出力はフリーソフトもあります。) 【画面13】 第2テストチャートを第1テストチャートの時と同様に最後まで読み込み「次へ」をクリックします。 【画面14】 もう一度、プロファイル名の入力になります。 プリンタ名は自動で付加されます。正しく入力して保存をクリックすれば終了です。 【画面15】 最後にAppSetという作成したプロファイルをアプリケーションにセットする機能があります。 私はアプリケーション側で切り替えて使用するのでこの機能は使用していません。 かなり長くなりましたが、colormunki Photoのプリンタープロファイルの作り方についてちょっと迷うところに関してネット上を調べてみてもこれというのが見つかりませんでした。 ご参考になれば、また勘違いや問題があればご指摘頂きたいと思います。 |
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タイトルのプリンターEP-4004を買ってすぐその後にColorMunki Photoを導入したので話題がプリンターから離れてしまいましたが、その後使ってみての感想を…
プリンターが到着した時の記事に「マゼンタが弱くシアンが強い感じ…」と書いていました。 その後にColorMunki Photoを導入したのですが、その最初の印象はむしろモニターの色が違っていたようです。 ColorMunki Photoでモニターを調整するとEP-4004でプリントした色に近づきました。 どういう写真かによっても印象も変わると思いますが、これであれば私にとって十分許容範囲です。 ColorMunki Photoではプリンターのプロファイルも作ることが出来ますが、それと比べてみました。 比べてみたのは以前 紹介したこの写真です。 さて、これをこのブログで紹介するのにどうしようかと考えましたが、プリントした写真をカメラで撮って比較してみました。 一応、照明は高演色の昼白色の蛍光灯でホワイトバランスも高演色蛍光灯の昼光色で現像していますが、やはり微妙な色の比較は難しいです。 左がEPSONのプリンターによる出力(プリンター側で元写真と同じAdobeRGBに設定)と左がColorMunki Photoによるプロファイルを使用してプリントしたものです。 これで元写真と比較は難しいですが、どちらかというと左の方が近い?好みです。 ColorMunki Photoは最適化を行うことが出来、更に追い込むとより良い結果となるのかもしれませんが、今のところEPSONの設定で充分のような気がしています。 ネットを見ているとColorMunki Photoのプリンタープロファイルは必ずしも良いというばかりでは無いようで、プリンター純正のプロファイルの方が良いという意見も見られるのである意味納得も出来ます。 以前 使用していたPX-G5000というプリンターはかなり色合わせが難しい(出来ない)状態だったのでこれは嬉しい誤算でした。 但し、プリンターもインクのロットや経年変化(こんなものがあるのかと思われるかもしれませんが、PX-G5000ではあったような気がしています)で色に違和感を感じるようになった時、プリンターのプロファイルをもっと追い込んで作れば良いのかなと思っています。 ---------------------------------------------------------------------- 追記 使っていくとやはりColorMunki Photoで作成したプロファイルの方がよりモニタの色に近いことが分かってきました。 http://blogs.yahoo.co.jp/yukki_720/35821035.html ColorMunki Photoでプリンタープロファイルを作成する方法 http://blogs.yahoo.co.jp/yukki_720/35821002.html |
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Colormunki Photoが届いてキャリブレーションした時に緑かぶりがするということを記事にしました。
その後、モニターメーカーのEIZOとColormunki Photoの販売店とに問い合わせをしていました。 EIZOからの回答は例を挙げてこういう場合に可能性がある等のどちらかというと教科書的な回答、要は「おまえの使い方が悪いんだろ」と言うことを丁寧に言われただけのようでした。 仕方ない面はありますが、ちょっと期待外れ。 その点、Colormunkiの販売店の方は早々に新しい商品を送って頂くという素晴らしい対応でした。 それで新しく届いたColormunki Photoでキャリブレーションを行ってみました。 最初のものと比べると緑かぶりは改善された感じでした。 しかし、まだ色に対する違和感は残ったままです。 そこで、当初から考えていたことを早速実行に移してみました。 Colormunki Photoのソフトは簡易的でイマイチということを事前に承知していました。 それは主に次の点です。 ・モニターのRGBゲインの調整に対応していない。 ・調整できる色温度がD65、D55、D50、そしてそのモニター固有の白色点のみ。 ・キャリブレーション後の情報の表示がない。 これらを解決するのにフリーのキャリブレーションソフトを導入してみました。 まず基になるのがArgyll CMSというソフト。 もうひとつArgyll CMSはコマンドラインで使用するもので使いにくいためそれを使いやすくするためのdispcalGUIと言うソフト。 日本語に対応していないのでその点では使いにくい点もありますが、機能はかなりのもののようです。 インストールの仕方もちょっとコツがいるようでネットで調べながら無事インストール出来ました。 色温度の選択に幅が出来たのであれこれ試してみて、取り敢えず次のような設定にしています。 (イマイチ2番目の項目が解消) 少し緑が抑えられるように見えます。 結果も色域やガンマカーブも見ることが出来ます。(イマイチ3番目の項目が解消) そしてイマイチの1番目の項目も次のような調整画面が出てRGBそれぞれのゲインの調整が出来ます。 肝心のキャリブレーションもColormunki Photoの方は原色とグレースケールの数少ないパターンで合わせるだけですが、こちらは中間色を含む多くの色のパターンで、それもスピードやクオリティの段階で調節が可能、細やかにキャリブレーションをしていきます。 反対に時間はかかりますが… それで、結果はというと益々色に関して分からなくなりました。 サブのPCのキャリブレーションは期待していた感じの仕上がりになりました。 この点でColormunki Photoがおかしなことはないだろうと思います。 販売店からは今までに問題が起こったことがない、またEIZOからの回答でもColormunki Photoは個体差も少なく広色域モニターでも問題なく使える測色器だということでした。 使い方もおそらくサブのPCがそれなりの結果であればおかしなこともないのだろうと思います。 そうなれば何がおかしいのか??? 自分の目かEIZOのモニターSX2462Wかですが、両方じゃないかなと考えています。 ネットを色々見ているとAdobeRGB対応のモニターで緑かぶりという件が多くはないですが、出て来ます。 その中で考えているのが、普通のsRGBくらいのモニターとAdobeRGB対応のモニターでは波長の分布が違っていて機械(測色器)で見るのと人間の目が見るのとでは違って見えるのではないかということが一つの仮説です。 それからカラーマネージメントが効いていないWindows画面全般の色が、AdobeRGB対応のモニターとsRGBくらいの色域のモニターでは違ってくるのでその色に影響されて違った印象に見えているということも考えられます。 もう少し色々、色で悩んでみます。 【追記】 今のところ色温度は5000Kに落ち着きかけています。 画面を見た感じも写真を見た感じも一番違和感が少ない気がします。 リビングのサブPCは 環境光で見え方もかなり変わるので本当に難しいです。 |



