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図書館で借りて読みました。ドラマは見てません。
見るより先に読むのが私は好きです。
挫折とどう向き合ってどう乗り越えるか。
自分の人生の目標が定まっていて、それの実現に向けてがむしゃらに努力をしてきた人だからこそ、挫折から立ち直るのはすごくパワーのいることだと思います。
人生ぽやーと生きてる私ですら、挫折と言っては恥ずかしいかもしれない「後悔」はたくさんあるし、何かある度にそこに立ち戻ってしまう負の連鎖は感じているのに、主人公の立直りはちょっと早い気もしないでもないけれど。
「それをずっと気にしていたら、これからの人生が余生でしかない」という言葉にぐっときました。確かに後悔に捉われ続けるのはこれから先の自分がかわいそうだなぁと。
挫折や後悔があってもやり直しが効く、そして今やってることが突然終わりを向かえてもできるだけ後悔しないように今をしっかり生きないといけないと思わせてもらいました。
女性が働く厳しさにも共感。
いくら女性の社会進出がすすんだとは言え、まだまだビジネスは男性社会。
私も新入社員の頃は男性に負けないようにと肩を張って頑張りすぎて疲れたこともあったなぁ。「女性だから」と言われるのを必要以上に嫌ったりとか。
でも、いくら嫌でも性別は変えられないし…と力が抜けたのは3年目以降だった気がする。そして出産して育児しながら仕事をしている今、どうあがいても「女性だから」」からは逃げられないし、だからこそやっと「女性だから」できる仕事を…という目線で働けるようになった。
そんなことを思いながら読んだ本でした。
難しい文章ではないしテンポもいいから、すらっと読めるのがまた助かりますが。
最後に自衛隊について。
私も自衛隊のことは詳しく知らないたちでした。
好きでも嫌いでもなく、無関心組。
高校の同級生で一人、防衛大から自衛隊に入隊した子がいます。
新入社員時代、たまたま私の配属地と彼の勤務地が近くて食事しながら近況報告をしあったことがありました。
私の中では彼が自衛隊にいるということがどうしても結びつかなくて、そもそも自衛隊のことも知らなかったので、もしかしたらとても無神経なことを知らずに言ってしまっていたかもしれません。
有川作品を読むことで少しでも自衛隊について知ることができたことを良かったと思います。
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