|
南方 熊楠(みなかた くまぐす)と云う人物をご存じだろうか?
彼は日本が誇る天才・・・博物学者、生物学者(特に菌類学)、民族学者と様々な
才能を持ち合わせていました。
熊楠って、とても音楽的な人に僕は思えます。
彼は粘菌の研究の中でこう言ってられました。
「ある菌が死に、ある菌が生まれる。これは形式の事を言ってるのであって、
生きているものが死んでいて、死んでいるものが生きている事でもあり、
実は同じなのです」
そうですよね。生死は同じ事ですよね。 これって氷と水と空気を区別している様なものなんだ!
「世の中すべて、森羅万象」と彼は常々唱えていた。
(宇宙に存在するありとあらゆる事象の意志)
僕も音楽と向き合っていると、ふと宇宙空間を浮遊している様な、
錯覚に陥る時が多々あります。
昨今、音楽は心の感情表現がとても多いものですが、
テクノミュージックは更にその奥の細胞レベルを表現しています。
テクノは音の細胞に意志を持たせ、魂の根源から揺さぶってくる!
菌類学の世界に魅了された熊楠を見ていると、
生命の本質の如く生きるブリープ音(信号音)に魅了され、
世界へ旅だった、ケン・イシイの事を思いだされます。
日本では彼のデモテープは、どこにも相手にされなかったそうですが、
遥か彼方のベルギーのR&Sレコードに見出されデビューしました。
今日、ご紹介する作品は森本晃司のイラストレーションとケン・イシイのトランステクノとの
融合が見事なまでの近未来を表現しています。
この作品はイギリスのMTVダンス オブ ザ イヤーで賞をとり、
ケン・イシイ・・・その名を世界に知らしめた作品なのです。
日本 KEN ISHI
動画はこちら
http://jp.youtube.com/watch?v=PnU51pb47yM
|