昨年9月に決意してチャレンジしてきたダイエットが昨日の4時すぎに、やっとと言うかついにマイナス10キロに到達した。
山から帰ってきてふと体重が気になって服をぬいで体重計に乗ると、ジャストでマイナス10キロと表示されていた。
マイナス5キロまでは割りとスムースに減量できていたが、5キロを超えた頃から一進一退の毎日だった。
それまでの減量食が乱れてきていたのだ。
マイナス8キロからは昨日までかなりの日数が掛かってしまった。
予定では大晦日までにマイナス10キロが第一目標だったので、10日も過ぎたことになる。
ところが計量の後の飲み食いで今朝一番の体重は200グラムのバックとなっていた。
でも一瞬と言えどマイナス10を超えたので、今日からは最終目標のマイナス15キロに挑戦することにしたい!
いやいや、まだまだY君は甘いよ〜〜
「挑戦することにしたい!」では達成出来ないことなのに〜〜
「「挑戦する」だけでないと達成出来ないのは、Y君の生活(人生)哲学だったのだ!
「やる」と心に決めたなら必ず「やる」だけでいいのだ!
「やることに徹する」だけだよ〜、Y君〜〜
家の鬼さんは「今くらいでいいのでは」と言うのであります。
「今でも顔がすっきりと小顔になってきたよ、それ以上痩せると皆に心配されるわよ」と牽制するんだけど、Y君はマイナス15キロを達成したいのであります。
マイナス15キロの身体になると顔と身体がより一層引き締まって暴れハッチャク君みたいな高校時代に立ち戻ることが出来るのであります。
現役引退後の頭の不調時代に頭の中まで狂ってしまったのか、仕事で残してきた膨大な資料や写真をゴミで出してしまった時に、小学校から高校までの思い出の品や卒業アルバムも処分してしまい、子供の頃の写真が一枚も残っていないのであります。
ただ、頭の片隅にぼんやりと残る卒業アルバムの自分のきらっと光る目だけが残っているのです。
色が黒くて夏休みの海水浴場などでの「黒ん坊大会」でいつも優勝してスイカをもらっていた頃から、色が黒くてきつくて大きな眼をしたY君は友達からも「タイかベトナムか」と言われていたんです。
Y君はそんな少年だった頃のきらっと光っていた目を取り戻したいのであります。
そこから再度、エネルギッシュな人生を送りたいと熱望しているんです!
ついつい堕落しつつある自分に喝を入れるためにここに「自戒」として書いておくことにした次第であります!
思い出した!
一昨日、山からバイクで帰りがけに家の近くのスーパーで焼酎を選んでいると、惣菜コーナーに立っている女性の後姿が目に入った。
身長体格髪型をちらっと見たY君は「もしや?」と少し斜め後ろから近づいた。
くだんの女性が何気なく商品を見渡していてY君のほうに顔を向けた。
ヤッパリデコちゃんだった。
Y君は黒のヘルメットに二組のネックウオークオーマーとマフラーを首に巻いていたので、デコは「うん?」という顔をして、一瞬後にこっと笑顔を見せた。
互いに近づいて「おめでとう」と正月の挨拶をして、「今年もよろしく」と腰を屈めて言葉を交わした。
「デコちゃん、この店にも買い物に来るの?」「そうよ、来てるのよ」「家があっちだから西の町に行ってると思っていたよ」「ううん、ここのお店は余り広くは無いので買い物がしやすいのよ」「そうだったの、とにかく元気でいてね、じゃ2月にノクターンで」と言葉を交わしてY君はお酒のコーナーに帰った。
焼酎と炭酸を買ってレジで支払いを済ませるとデコが入り口近くのダンボールの置き場であれこれと選んでいた。デコがダンボールを手に店を出ようとしたとき、「デコちゃん」と大きな声で呼びかけた。
普通なら女性は恥ずかしがるのだが、いつものY君の遠慮ない呼びかけににっこりと笑顔を向けた。
店を出たときに、「デコちゃん、昔小学校で習った『田舎の冬』って歌を覚えている」「田舎の冬、さあ覚えてないわ〜、どんな歌?」、Y君が一番を歌うと首を捻っていた。
「デコちゃん、小さい頃あんなに綺麗な声だったのに、何で歌を止めてしまったの?」と言うと、笑顔で「私、玉島の湊歌声に友達といくのよ、去年あなたからぜひ行けと言われてチケットを貰ったでしょ。物凄く楽しかったから商工会議所にチケットを買いに行って友達と行くことにしてるのよ」「わあ〜、ほんと、嬉しいなあ」「あなた行くのでしょ?」「僕はノクターンやあれこれとあって行けないのですよ、でもデコが行ってくれるのが嬉しいよ、そうそう、椎茸は4月には出来ると思うから待っててね」「いつも気に掛けてくれてすみません、今年も何かとよろしくお願いします」、というやり取りだった。
小学校の入学から卒業までずっと同じクラスで過ごした同級生であり、3年か4年の学芸会で二人で一緒に歌を唄った思い出の同級生だったデコ!
小学校の記憶では彼女との学芸会は一世一代のY君の晴れ舞台であり、そのこと以外の記憶は全くないY君です。
後は同級生や先輩達や他校の子供達との殴り合いの喧嘩に明け暮れたY君の純真な少年時代の思い出の人であり、彼女には「80を超えても元気でいてよ」といつも声を掛けている。
同級生と言えば、かなりがあの世に去っていき、この町に住む者の何割かは車椅子に乗ったり、杖を持って歩いていたり、背中を丸めてとぼとぼと歩いていたりする者が増えている中で、デコもY君も杖なしで歩けていることが嬉しいですね!
またデコにはノクターンのチケットも買ってもらっている。
Y君がデコの話を鬼さんにすると、いつも鬼さんは「デコちゃんはあなたの初恋の人だったよね」と言う。
Y君には初恋だったのか強烈な思い出を共有した同級生だったか判別がつかないのだが、鬼さんは「あなたがデコちゃんのことを話すときは目が輝いているもの〜」といつも言っている。
でも未だに初恋の人だったかどうかは判然としないなあ〜〜