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え〜いっ!!
腹がたつっ!!(怒)
・・・などと口にしてみる。
いやいや実際それほどでもないのだが、なんとなくスッキリしないで悶々としているのである。
字が大きいのでちっさくしてみよう。(←いちいちウザイ母)
昨日、実家の爺に帰るようメールがきた。
若かりし頃はブンブン乗り回していた車の運転も、白内障から断念している今日この頃。
爺が言うには一日運転しろとの可愛いお願いというより命令であった。
致し方ない・・・爺には大きな借り(精神的なでござる。)があるため
約束の時間に到着した。
さぁ、出陣!!
爺「眼鏡忘れた・・・。取ってくる。」
コケッ。
ここは関西である。
爺にも関西人の血が流れているのだとため息。
さぁ、気を取り直して出陣!!
爺「お茶忘れた・・・。取ってくる。」
コケッ。
爺特製の怪しいお茶でないとダメらしい。
融通の利かない困った爺である。
気を取り直して出発した。
爺は若かりし頃から狭い抜け道を好んで通ることを生きがいとする民だった。
娘にももちろん強要する。
ここは農道では!?・・・の疑問を口にすることも許されず、おとなしくサイドミラーをたたみ通行する。
こんなクランクは教習所でも通るまい!!
植木を恨めしく思いながらサイドミラーをたたむ。
少しひらけた!!
ようやく公道に出たと安堵したら前から対向車がぶぃんっ!!
減速するに限る、ああいう手合いは。
・・・と思っていたら、やりおった!!ばきっ!!
ありえんっ!!
ハザードをたいて車を道の端によせた。
ミラーを動かしてみる。
うぃい〜ん。
何だか怪しい音がするものの、ニ三度動かすと開閉した。
よしっ!!と車から降りるとキャィ〜ンの天野さんが怒鳴りながら走ってきた。
あっ、天野さんじゃなかった。
似てただけ。
「もっと寄れたやろ
ぶぅ〜。残念ながらきわきわなので寄れませ〜ん♪
天野さん似のお兄ちゃんがそれしか怒鳴らないので(10回以上叫んでいたのである。笑)
母から警察を呼ぶよう話してみた。
兄ちゃん。よく見てはったか?
母は停まってたんやで。
時速20キロで徐行する狭い道を50キロ以上出して真ん中走ってはったら
そりゃ事故にもなるやろ。
我が家は指示器付き電動ミラーがもしかしたら電器部分で折れたかもしれませんな。
直すとしたらけっこうかかりますやろな。
もちろん保険使いますやんね。
警察の方は停まってた車と飛ばしていた車、さぁどっちの肩もちはりますやろな。
あらあら、そちらの助手席には可愛い彼女さんですか。
怖かったでしょうね。お気の毒に。
あぁそうそう、うちの爺は心配しているかしら?
それから後ろには小さい子供が怯えていることでしょう。
ちょっと声掛けてこようかしら。
じゃぁ警察呼んでいただけます?
天野さんは(面倒なので)助手席のノリコさんに
「けーさつ・・・どうする?」
ノリコさんに何度も尋ねているのだが、声がだんだん小さくなってそのうち自信なさそうである。
気の毒なノリコさんは
「そんなん私運転してへんし・・・」
そりゃあそうでしょう。ノリコさんの言うとおり!!
ノリコさんにも助けてもらえない天野さんは
「そっちのミラーもこわれたんやったら・・・」
と、しどろもどろ。
母は「壊れた」とはいっていないんだよ。
「折れた・・・かも」と仮定の話しをしたんだよ。
・・・てなことを思いながらノリコさんに話しかけた。
「あなたに決定権があるならあなたが降りて話をした方がいいですか?」
爺が心配そうに降りてきた。
ノリコさんは大きくかぶりをふって天野さんに
「あんたが運転してたんやん」
そう。その通り。
で、痛みわけということでいざ京都まで出発。
時間があれば・・・と腹立たしい思いの母は痛かったであろうミラーをウィンウィンさせてみた。
爺は・・・
「よかったな、約束の時間に間に合いそうや。」
それかいっ!!
ホントにこまった爺である。
京都までの道のりをまたまたカーナビ無視で農道を走らせる爺であった。
この日、母は7時間くらい運転させられたのである。
母の怒りは疲れと天野さんの困った顔でうやむやになってしまった。
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