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気が付けば・・・
三女が小学生になり、慌しく・・・いや抜け殻のように毎日を過ごしていると、もう秋になっていた。
トンネルを抜けるとそこは雪国だった・・・みたいな。
ようやく母も落ち着いてきた今日この頃。
再び日記でもつけようかな、と久々PCを開いてみた。
「どうでもいいや。」が悪癖が口に付くようになると、いやはや毎日楽しくない。
いかんな、いかんな、とオヤジが焦るように「おばちゃん」の母も毎日抜け殻化しつつ
小さく焦っていた。
とりあえず、一生に一度の大勝負をしてみた。
気持ちよく負けて、いやはや清々しい。
三姉妹たちにはまたもや迷惑をかけてしまったが・・・。
許せよ三姉妹。
長女は豪快に笑って背中を叩いてくれた。
いつもながらに出来た娘よ。
下の二人は小さな取立屋のように
負けてしまった母の勝負を「で、どうなるの?」とプレッシャーをかけ続けることが
日々の日課となってしまったが。(忘却術が使えたならば、この二人にたんと呪文を降りかけてやるのに。)
海にも行ってみた。
海はいい。
一日船虫を追い掛け回し、波にさらわれ、日焼けの心配もせずに過ごした。
美白よさらば。
ひなびた温泉の回数券も買ってみた。
カード化した今に逆らい、11枚つづりの回数券はさすがに財布の中でかさばる。
一回お得につられて買ってみた。
仕事も思い切って休んでみた。
母にとっての小さな冒険の数々がきらきら新鮮だった。
苦手だったお姑さんにも「NO!!」と言ってみた。
これで<かわいいお嫁さん!?>の座から<憎い嫁>へ鞍替えだぁ〜♪
思わず鼻歌がでた。
簡単だな〜と自分に驚いた。
すごく楽しい事はないが、何となく鼻歌を歌ってしまう毎日はちょっと楽しい。
とうとう来たか!?と怪しむまなざしを向けるのはおよしなさいよ。
長女の心配そうな表情をみて笑いが漏れる。
つい最近、三女が美術作品の銅賞を
いただいてきた。
近くのホールで展示されているというので
足を運んでみる。
どんな絵なんだろう???
楽しみにして車のハンドルを握る。
じゃ〜んっっ!!
ちらりと次女を見た。
やはり複雑そうな表情。
夏休み、次女三女は夏休みの宿題を二人一まとめで行っていた。
習字の墨汁を一緒に使い、感想文の原稿用紙を分け合った。
絵の具を一緒に使い、結局瓜二つの絵が仕上がった。
どちらに想像力があり、どちらが要領よくまねたのか!?
作った色も二人で使ったのでは面白くないだろうに・・・と母はため息混じりに
見ていたあの絵である。
不謹慎にもちょっと笑えてしまった。
嬉しそうにピースサインの三女と苦々しい表情の次女。
次女よ、世の中はこんなことも耐えていかねばならないいんだよ。
そっと次女の頭をこすると舌をだして走っていった。
「館内走らないように。」
つくづく・・・トホホな気持ちなんだろうな。
栗も焼き芋も温泉も。
次女の好きなものばかり。
知らない間に秋は来ていた。
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