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?それでも吸いますか?
【あなたの喫煙指数はいくつ? ブリンクマン指数を知ろう】
1日当たりの喫煙量×喫煙年数
喫煙が人体に与える影響は、それまでに吸い込んだたばこの煙の総量と密接に関係します。総量を割り出
すには、
a…1日当たりの平均喫煙量(本数)b…喫煙をしていた年数の双方を考慮する必要があります。
ふかすだけなのか、肺まで深く吸い込むかなど、様々な条件の違いはありますが、吸入量の目安としては
一般に、aとbをかけ合わせた喫煙指数(ブリンクマン指数)が用いられます。
例えば、1日1箱(20本)のペースで、20年吸い続けた場合の喫煙指数は、
20(本)×20(年)=400
となります。
400以上は肺がんに対する注意が必要
過去の研究から日本人について出されている数字を見ると、喫煙指数1200以上は、こう頭がんにかかる危
険性が極めて高くなっています。
これは、非喫煙者と比べると女性で約6倍、男性は約8倍という数値です
(相対危険度は肺がんが女性2.34、男性4.45。こう頭がんは女性3.29、男性32.50)。
男性のこう頭がん患者の大多数はこのレベルに達しており、男性の肺がんについては 400が要注意の数値
と考えられています。
ご自分でも試しに計算してみて下さい。
【肺がんによる死亡者は戦後50年で50倍以上に】
戦後の復興と共に肺がん死増える
肺がんは喫煙と最も関連性の高い疾患と考えられています。
わが国では第2次世界大戦後、たばこも他の物資同様に供給が不足していましたが、朝鮮戦争による特需
で景気が急激に上向くと、紙巻きたばこの生産量、消費量共に伸び、それに伴って肺がんの患者数も大幅
に増えました。
戦後間もない1947年に年間 768人だった肺がんによる死亡者数は、92年には4万163人と、52倍にも増加し
ました。
肺がんが多いのは先進国に共通した特徴ですが、21世紀に入った日本でも、肺がんが胃がんを超えて最も
多いがんになると予想されています。
喫煙量に密接に関連
肺がんによる死亡率とたばこの消費量を見ると、その上昇カーブは似ています。
また、日本では、男性の喫煙率が低下しているにもかかわらず死亡率が上昇しています。
これは、喫煙者1人当たりの喫煙量が増加し、また戦後からの喫煙の蓄積の影響が現れはじめたためでは
ないかと思われます。多くの疫学調査によると、肺がんによる死亡の危険性は、下記の要素を満たすほど
高くなるという結果が出ています。
1.1日当たりの喫煙量が多いほど
2.ふかすだけに比べて煙を深く吸い込むほど
3.フィルターありに比べてフィルターなしのたばこを吸うほど
4.低ニコチン・低タールのたばこに比べて高ニコチン・高タールのたばこを吸うほど
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