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たばこは「依存症」だ!
たばこやコカインはコロンブスがアメリカ大陸を発見し、原住民から土産としてもらったのが最初だと伝
えられている。
でも、コカインが100年前にその麻薬性を規制されたのに対し、たばこは1980年にWHOが依存性のある薬物
だと認定したが、麻薬・覚せい剤のグループには入っていない。
たばこはそれほどに中毒性の高いものなのだ。
また、たばこは精神的な依存が強いため、禁煙してもまたすぐに喫煙にもどってしまう傾向が強い。
たばこをやめると禁断症状が出てくる。これは、たばこに含まれるニコチンに依存しているというこ
と。
「やめたいと思っているのになかなかやめられなくて…」という人は、立派な「ニコチン依存症」なの
だ!
軽いたばこなら大丈夫!?
「軽いたばこなら、体への害も少ないんじゃないの?」と以前より、低タール、低ニコチンの軽いたばこ
を吸う人が増えてきた。
でも、決して軽いたばこなら体への負担は軽いワケではない。
薬理学者の研究によれば、2〜3mgのニコチンがないと人は満足できず、軽いたばこにすると普通のたば
こ以上にフィルターぎりぎりまで吸ってしまう傾向にあるという。
しかも、軽いたばこを少しずつ吸う方が依存性を誘発しやすいという実験結果も得られている。
また、たばこからでる副流煙は、普通のでも軽くてもさほど変わりがなく、周囲の人への有害性は同じな
のだ。
軽くてもたばこを吸えば、一酸化炭素をはじめとする有毒ガスを取り入れていることには変わりがな
い。
「軽いのにしているから、大丈夫」ではなく、低ニコチンだろうが、低タールだろうが、吸わないことが
一番!なのだ。
たばこの有害性は?
「史上最大の発がん性物質」とも言われるこのたばこだが、特に喉頭がんや肺がんとは密接な関係を持っ
ており、喫煙者の7割以上がかかるという結果も出ているほど。
「どうせ、今更やめても仕方がないよ。長年吸ってきたんだから…」なんてことはない。
禁煙には「遅すぎる」ことはないのだ!
《喫煙者はどのくらい危険?》
※非喫煙者を1とした時の喫煙者の各部位がん、及びその他の成人病の相対危険度を男女別に表示。
その飛行機に日本人はいっぱい乗っている!
「このたばこで自分は絶対に死ぬ」と思いながら吸っている人はいない。
喫煙が引き起こす生活習慣病は、気付かれぬよう静かに忍び寄るからだ。
しかしたばこが原因となって死亡している人数は、喫煙者の2人に1人。
全世界で1日なんと約300万人!?とも言われる。←(多すぎ・・・多すぎ???・・・)
毎日ジャンボジェット16機が墜落大破しているのと同じ計算?となる。←(ジャンボ機って何人の乗員?)
大惨事だ!!しかし喫煙は、それほど深刻にとらえられていない。
たまに落ちる飛行機が大問題となり「やっぱり飛行機は怖いな。
今度乗るのが落ちたらどうしよう?」と言いながら喫煙するのは、もっとキケンな死のフライトをしてい
るも同然だ。
しかも日本は世界に名だたる喫煙大国!墜落しやすい飛行機に今、多くの人が乗っている。
なるべく早く、その飛行機から降りよう!
両親とも喫煙して長生きをしたから、自分も遺伝的に大丈夫
たとえ親子でも、都合良く「たばこに強い遺伝子」が受け継がれているとは限らない。
子は親のクローンではないのだから、違う遺伝子を持っているのが当たり前である。
むしろ両親の喫煙により、全身的・体質的に弱くなっている事もありうる。
たばこを吸って、太く短く生きたい
たばこはポックリ死ねる薬ではない。
短くなった寿命の手前で、かなりの苦痛をともなう病気が起こり、場合によっては長い間患う可能性も高
い。
禁煙して健康を取り戻した方がずっと良いのだ。
自分は軽いたばこで本数も少ないから大丈夫
その人が1本のたばこから吸収するニコチンなどの有害物質の量は、個人個人の体質で違う。
もちろんキツイたばこを60本吸うよりは、軽いたばこを本数少なく吸う方が良い事が多い。
しかし基本的には、吸っている以上キケン度は同じと考えた方が良い。
口の粘膜から吸収されるくらいなのである。
特に元々キツイたばこを吸っていた人が軽いものに代えても、深く吸い込んだりするのでニコチン摂取量
は、ほぼ同じ。
肺がん、心疾患、脳卒中と喫煙による死亡リスク
喫煙は、肺がんはもちろん、こんな病気にも関係が?
健康で長生きするには、がんの他に脳卒中や心疾患なども心配…。
それらの病気も喫煙との関係が指摘されています。
それは、どの程度なのでしょうか?85歳の時点で、肺がんでは、非喫煙者0.8%に対し1日40本の喫煙者で
は9.4%と約11.8倍も死亡リスクが高くなり、虚血性心疾患でも3.8%と14.3%と約3.8倍、脳卒中では1
2.5%と16.5%と約1.3倍と、いずれの病気においてもたばこによって、かなり死亡リスクが高くなってし
まう。
中村正和 1997たばこと死亡リスク
健康に長生きをしよう!!
たばこを吸わない人と喫煙者、どのくらい人生の長さや健康に違いがあるのか?
1日の吸わない人と、1日25本以上のヘビースモーカーとでは、
70歳の時点での生存率が、80%と50%で約1.5倍以上もの違いになる。
85歳になると33%と8%となり約4倍にもなるのです。
すなわち、喫煙によって死亡リスクが上がり、人生の長さが違ってくる事は明らか。
イギリスで男性医師34,439人を1951年から40年間追跡したDollらの調査結果
たばこの死亡リスクと他の死亡リスクの比較
たばこは酒より悪くない?
たばこによる死亡リスクを推定してみると、そのリスクの高さ・キケン度は明らかです。
100万人あたりの死亡数を見ると、アルコール関連が541人、交通事故が187人に対し、たばこは能動喫煙
で7,000人にもなります!!
しかし、逆に、たばこをやめさえすれば、このキケンなリスクから脱する事が出来るのです。
米国における種々の活動による推定リスク:1985年
活動または原因 100万人あたりの年間死亡数(人)
能動喫煙 7,000
アルコール 541
事故 275
疾患 266
交通事故 187
アルコール関連 95
アルコール非関連 92
仕事 113
水泳 22
受動喫煙 19
その他の大気汚染 6
サッカー 6
感電死 2
落雷 0.5
蜂刺され 0.2
バスケットボール 0.02
全死因 8,748
全てのがん 1,917
U.S. Department of Health and Human Services 1989より
10万人あたりの生涯リスク
活動または原因 10万人あたりの死亡数(人)
喫煙で早死にする 50,000
喫煙による肺ガンで死ぬ 20,000
受動喫煙で早死にする 5,000
受動喫煙による ___
___心筋梗塞で死ぬ(a) 3,000
___低体重児 2,000
___気管支喘息 2,000
___肺がんで死ぬ(b) 1,000
___乳幼児突然死(c) 100
___早死に(a+b+c) 4,100
交通事故死 1,000
アスベスト使用住宅に住み肺がん死 10
環境汚染物質の許容基準 1
胸部X線撮影(1回)で肺がんになる 0.5
胸部X線撮影(1回)で白血病になる 0.05
松崎道幸 1998より
お疲れ様でしたm(_)m ゆめ
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