|
石けんづくりの、これ、ウソ、ホント…。
1 苛性ソーダは一滴で失明する劇薬!
石けん作りに欠かせない苛性ソーダは、毒・劇物取扱法や薬事法で「劇物」と指定されている薬品です。
石けんを作るときは濃度にして約30%の苛性ソーダ溶液を使いますが、このような高濃度の苛性ソーダ溶液はきわめて危険で、皮膚についたら激しく皮膚を侵し、ほんの微量でも目にはいると失明のおそれあるものです。
はじめは、慎重に扱っていても、少し慣れてくると、注意が散漫になったりしますから、注意は怠らないようにしましょう。
作業中は皮膚の露出を控え、マスク、ゴム手袋は使用しましょう。
もし、皮膚についてしまったら、EM活性液(スプレー容器に入れておく)を、滴るほどスプレーし(中和)、水道水でしっかり流す。
※苛性ソーダを混ぜているときの煙?に触れても、皮膚がヒリヒリしますので、その時も迷わずスプレーをしてから洗い流しましょう。怠ると、色素沈着がおこります。
2 卵石けんや牛乳石けんは本当に肌にいいと思っていますか?
卵石けんや牛乳石けんは、名前からも肌に良さそうな印象を受けます。
しかし、卵や牛乳は、最も失敗しやすい素材です。
石けん作りに使う苛性ソーダの「苛性」とは、皮膚(タンパク質)を変質させるという意味です。
卵や牛乳もタンパク質からできているので、苛性ソーダと触れたとたん変質して、発熱したり、固まったりします。
その結果、できた石けんも固まりにくく、腐りやすいうえにタンパク質が分解したアンモニア臭がします。
確かに、牛乳風呂や、卵白を使ったパックは肌や髪に優しいのですが、苛性ソーダで変質したタンパク質は、いわば「ゆで卵」のようなもので、肌や髪に優しいかどうかたいへん疑問な代物ということになります。
3 エッセンシャルオイルを大量に使うのは危険
石けんに香りを付けるためにエッセンシャルオイルを使う方は多いと思います。
しかし、エッセンシャルオイルには、アルカリに弱く、苛性ソーダに触れると加水分解して、においが無くなったり、他のにおいになったりする「エステル」という成分が多く含まれています。
そのため、石けんに入れて香りを残すためには、苛性ソーダに負けないくらい大量のエッセンシャルオイルが必要になるわけですが、石けんは直接肌に触れるものなので、あまり大量にエッセンシャルオイルを加えるのは考えものです。
エッセンシャルオイルの中には、皮膚に刺激があるものや、光に当たったらシミができやすいものなどもあるのです。
4 「ジェル化」という不思議な言葉…それって何?
手作り石けんを作っている人の一部では、「ジェル化したらいい石けんができる」といわれていたりします。
「ジェル化」って何?なんですか?
ジェル化: jel、 jelly、gel などを語源とする和製英語です。
しかし、jelはjellyからもわかるように「ゼリー状の」という意味です。
石けんがゼリー状になるのでしょうか?
一部の人がいう「ジェル化」とは、手作り石けんでトレースが出た後に保温するとき、温度条件がいいときには透明の石けんができる、悪いときには半透明(マット状)の石けんができるといわれていて…透明の石けんはいい石けんということらしいです。
温度条件が良く、鹸化反応がうまくいくと、石けんがうまく結晶化して透明になる???
しかし、うまくいかなかったときは不透明になるといわれている???…。
上記のように言われている石けん作りには、苛性ソーダと、精製水と、食油が使われています。
攪拌後、保温しますが、透明なように見える石けんは、とけやすいですよね…
そこで…質問です^^!
※なぜ、溶けやすいのだと思われますか?
※なぜ、透明っぽく見えていると思いますか?
※保温って、何日くらい、何度が良いと思われていますか?
そう思われる理由もお聞かせください。
|