http://www.em-platform.com/blm/modules/d3forum/images/posticon0.gif反論 (放射能汚染分野)既に福島などから「EMは放射能汚染に効果がある」との報告が多数公開されているが、
「微生物に放射能汚染など解決できない」など、次のような批判がある。 ・光合成細菌は太陽光しか利用できないので放射線は吸収できない ・微生物ごときに放射能は低減できない ・放射能の作物への吸収抑制はカリ肥料によるものである ・EMの飲用で放射能のダメージなど防げない ・EMは放射能への不安に付け込む商法である しかし、これら批判の多くは、誤った認識によるものであり、以下反論したい。 1。EMは「放射能を低減できる」ことが実証できた 福島県をはじめ全国の有志たちから、EMの施用により放射能が低減したという事例が多く報告されている。 しかし、事例の多くは、野外実フィールドで放射能測定したものなので、 ・雨などで一部が流出したのではないか? ・耕起したため地下に拡散したのではないか? ・植物に吸収されて薄まったのではないか? ・天候などによって空間線量の変動ではないか? ・物理的半減期崩壊による減少も含まれているのではないか? など、測定の仕方や精度の問題を指摘する向きも少なくない。 そこで私は、放射能の流出のない閉鎖系環境で放射能低減実験を行った(2013-2014)が、その結果は、 ・光合成細菌は放射線を吸収すること ・EMは土壌放射能を低減すること などを確認することができた。 http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/o00622o54f03728541c3.jpg (詳しくは放射能低減の実験報告 (放射線吸収・放射能減量を実証) を参照) 一般に「放射能が低減した」という現象は、「Sv測定にて放射線量が減った」ものなのか、「Bq測定にて放射能そのものが減った」ものなのか、またはその両方であることが実験でわかった。 1-1 光合成細菌は放射線を吸収することが実証できた ・このことは、私の上記実験によって確認でき、 「光合成細菌は太陽光しか利用できない」とする見解は間違いであることが証明できた。 ・実験では、光合成細菌資材を投入しても、必ずしも放射線の吸収が出現するものではなく、酵母を増やす操作をことで放射線の吸収が顕著に表れた。 この理由は、酵母が糖や有機物を分解するときCO2を排出するが、光合成細菌の行う光合成には原料のCO2が不可欠であることから、CO2不足では光合成細菌が存分に働けない、つまり、光化学反応が行われない=光子エネルギー(放射線等)が吸収されない原理によるものである。 私は、酵母を増やすために糖蜜を散布し、結果として放射線の吸収をコントロールすることができた。 1-2 土壌微生物群の働きで放射能そのものの低減(減量)できる 一般に、放射能の半減期は「如何なる物理的科学的電磁波的ストレスを加えても不変である」と言われている。 ・ところが、私の実験では、開始時と終了時の放射線量に有意な低減が観測された(①)、 明らかに放射能は低減したのである。 ・それと同時に、不可解な現象を掴むことができた、それは、 ・土壌表面の放射線量は低下すると、底面放射線が増え、 逆に、表面放射線が増加すると底面放射線は低下する、 という放射線量の明確な相関関係である(②)。 ・私は、放射線量低減の事実①と、土壌表面と底面の放射線量の変化の相関関係から、 土壌微生物叢(光合成細菌主体)の働きによって放射能の崩壊が早まるとする 「放射能崩壊加速説」を提唱してみた。 もちろん、放射線崩壊加速説のメカニズムの解明は今後を待たなければならないが、メカニズムの解明は別として、「微生物の働きによって放射能そのものは低減する」という現象とそのデータが取れたのである。 2. 放射能の作物への吸収抑制について (1) 福島県は、平成23年度「民間等提案型放射性物質除去・低減技術実証試験事業」を実施した ・この事業に応募したマクタアメニティ(株)の「EMオーガアグリシステム標準堆肥」によるコマツナ栽培で、放射能の吸収が他と比較して顕著に低かったことが報告された。 ・しかし、その後、福島県や農学者たちから、それはEMによる効果ではない、との見解が出された。 その根拠としているのは、 ・吸収抑制された要因は、その肥料に含まれた交換性カリウム成分によるものである。 ・カリウムは栄養素として植物が根から吸収されるが、セシウムもカリと同じ化学性があるので、土壌にカリ剤を施用することで放射性セシウムの吸収が抑制される働きがある。 ・上記の試験事業では、EM堆肥の施肥量が多すぎた結果として、セシウムの吸収量が抑制されたのであって、EMの効果ではない、という解釈に変えられた。 (2) しかしマクタアメニティの標準堆肥を施用する多くの農家の作物には放射能が検出されない、 との報告が既にある。( 甦れ!食と健康と地球環境 「第57回堆肥等の放射線対策 )より 引用:http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/h00616h54e1565210964.png ・なお、このレポートには、マクタアメニティ標準堆肥の作り方も公開されており、カリウム成分が高い米ヌカなどの資材を特別多く混入したわけでもなく、通常の畜産堆肥づくりにEMと光合成細菌を強化しただけである。 (3) ベラルーシの国立放射線生物学研究所では ・「EMが土壌に含まれる放射性セシウムの植物への移行を抑制する作用の研究 」 が行われてたが、カリウム成分のない液体EMだけでも作物への移行が抑制されている。 http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/q00617q54e502df4ff68.jpg (4) 放射性セシウムの植物への移行抑制のメカニズムについて ① 国の放射能汚染した農地の放射能汚染対策として ・ゼオライトと交換性カリ(塩化カリウム)の投入を義務づけ/推奨しているが、その根拠は、セシウムは土壌の鉱物と結合する性質があることから、ゼオライトを施用することで作物への吸収が抑制されると言うものである。 ・また、セシウムはカリと化学性が似ているので、カリ肥料を施用することで、放射性セシウムが作物に吸収されるが抑制されるというものである。 ・しかしこの農業指導方針は、有機農業への道を閉ざすことに繋がるものであろう。 ② 微生物が放射性セシウムを濃集することについて ・全ての生物(動物・植物・微生物)にとってカリウムは不可欠である。 放射性セシウムはカリウムと化学性が似ているので、微生物細胞膜のカリウムチャネルを通じて微生物の菌体内に取りこまれる。 従って、EM栽培を行うことで土壌微生物群が豊かになり、放射性セシウムイオンは菌体内に固定され、その結果として植物への吸収が抑制される。 ・また、糸状菌が放射性セシウムを濃集することが広く知られている。 (糸状菌の細胞膜にセシウムが凝縮している写真がどこかにあったが、探したら貼るつもりでいる) これは、セシウムイオンは細胞膜や菌体内部のリン酸と結合しやすいことによるものである。 ・これは酵母がウラニウムを細胞壁に濃集する写真である引用:http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/n00628n54f23c34418f4.png ( 図:酵母でウランを鉱物化) ・この写真は、酵母に含まれるリン酸がウラン塩と結合したもの ・細胞壁から外側に形成するだけでなく、一部は菌体内部にも入り込んでいる ・針上に伸びていることから、リン酸塩のイオン化力は相当に高いと思われる ・なお、微生物が作り出す有機酸や酵素が金属や放射性物質を可溶化するという。 引用:http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/t00627t54f232468bc6d.png ( 図:未来を拓く先端基礎研究) (5) EM畜産事例/放射能汚染した牧草地の放射能低減 ① 放射能汚染地帯の畜産経営は非常に厳しい状況におかれている。 ・牧草は高度に汚染されているので牛の飼料には使えないので、汚染されていない購入牧草を使わなければならない。 (なお、牧草は焼却処分されるが、焼却炉からの排煙による再拡散が懸念される) ・牛乳の放射能含有は自主規制値5Bq以下となれるよう、汚染牧草を一部は使うことはできる。 ・補償が減額されたら畜産経営は成り立たなくなると思われてならない。 ② 一般的なEMを活用した畜産について(震災以前) ・東日本大震災が起こる以前から、畜産にEMを使って効果を上げている事例は多い。 ・EMの使用方法は、牛に「飲ませる」「食べさせる」「牛舎内に散布する」が基本である。 ・牛舎の悪臭はほとんど消え、ハエは激減し、作業環境は大きく改善される ・牛の毛艶が良くなり、ストレスがなくなり、羅病も激減する ・乳質は最高ランクになっていく ・スラリーは半熟EM化されているので牧草地や畑に散布することができる ・牛糞堆肥は、最良の有機肥料となる、等々 ③ 福島県南相馬市龍澤牧場の放射能汚染対策としてのEM取組み事例 ・龍澤牧場では、これまでEMを使っていなかったが、2012年から取組がはじまった。 (引用:第74回 福島における2013年度のEMによる放射能対策の成果(1)) ・EMに取り組むことにより、上記②の効果は出はじめた。 (牛乳へのセシウム移行については、④で述べる) ・2012,2013の2年にかけて、牧草地のセシウムを測ったのが下図である。 また、セシウムの牧草への移行も測定していたが、報告にあった移行係数は、ちと不正確なので、私の勝手で再計算し(画像をクリック)、対照区(化成肥料)と比べたEM区の差は、初年度なこともあって低減比−17%ほどであった。 ・EMの散布は、 ・悪臭のなくなったスラリー液肥を牧草地表面に撒いたこと ・EM活性液の散布回数は、エンバクは1回、イタリアングラスは2回 ・特筆すべきことは、牧草土壌のセシウム濃度が対照区は上昇していたことである。 対照区が上昇した要因は、山の斜面からセシウムが流れ込んだものか、それとも フクイチから今でも毎日放射能が拡散しているので、その影響も考えられる。 ・このような悪条件にも係わらず、EM区が低下することは予想通りというより、予想以上の効果があるものだと驚かされよう。 http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/a00624a54f17cbce523e.png ④ 牛乳へのセシウムの移行が減ってきた まずは第60回 乳牛の内部被曝対策についてを見ていただきたい。 ・汚染牧草地から刈り取った牧草を食べさせた乳牛1頭から搾った牛乳のセシウム濃度がEM投与後4週目から下がりはじめている。 このことは既に予想されていることなので追跡測定したのだが、問題は、食べたセシウムは、いったいどこに消えたのだろうか? ・体内循環(糞尿排出)が早まったのか? しかし、生命あるものは、何よりも子孫を残すためのメカニズムが優先されるはず (乳、卵、果実、被子、種子・・・) ・生体内の元素転換または半減期崩壊加速なのか? (微生物、酵素、弱い相互作用を壊す波動の総力力・・・) 今後の解明へのアプローチが楽しみである。 ・下図は、EMを活用した畜産では、EM(微生物群)が善循環していることが分かる。 牧草はEMによって生命力が高められている、それをサイレージ化した飼料は機能性が高い。、 健康な牛から排出される糞尿は腐敗臭が大幅に抑えられていることからすでに善玉菌優勢になっていり、そのままでも植物の肥料にはなるが、EMを散布することで最高の有機肥料になる。 http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/y00629y54f29ebf9d1ba.png (6) 国の推奨または義務化したゼオライト+塩化カリウム施用の問題について ① 化学肥料の投入によって、有機農業は慣行農業への転換を余儀なくされる。 ・慣行栽培に転換すると、市場や顧客への魅力や商品価値は損なわれ、風評被害やTPPなどと相まって、福島の農業の未来は完全に閉ざされてしまう可能性が高い。 ・また、カリウムの投入により、収量は上がるが、食味は落ちるし、塩素イオンの過剰は、成長を妨げ、濃度が高ければ成長は遅れるなどの影響がある。 (特に敏感な植物は、桃、りんご、タバコ、じゃがいも、ぶどう、ピ−マンなど) 結局のところ、今の国の放射能汚染対策では、福島や北関東などの放射能汚染地帯の農業を救うことができない、と思わざるを得ない。 http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/q00630q54f2afc73a3a3.jpg 放射能に汚染された農地で農業を続けるためには、EM栽培に切り変えることでしか農業の未来は考えられないのではないか。 ・EMは放射能汚染の解決策をの全てを提供する ・作物への放射能の吸収は抑制され、 ・土壌の放射能そのものも低減でき、 ・農作業などで強い放射線による外部被ばくも軽減する。 ・環境問題、農業従事者の満足度、顧客=生活者への精神面等の貢献、新規就農者への魅力など、EM栽培による農業への夢と可能性は大きく広がるものである。 それに対して、国がゴリ押しする農業の除染対策と後戻りできない慣行栽培では、 これからの国際化や品質差別化や生活者との連携化など、ますます厳しくなる農業の再生は、難しいのではないか、考える。
2. 清涼飲料EMXGoldに対する批判的意見にコメントする ネットでは、「清涼飲料EMXgoldは、放射能汚染の不安に便乗した怪しい商品である」などの批判記事が見受けられるので、以下コメントする。 ① この批判は当たらない。 すでにチェリノブイリでの放射能汚染で悩むべラルースの子供たちへの放射能障害にEMXの投与で顕著な効果があったことが以下に報告されている。 ● EMX(健康飲料)による放射能被曝対策について 引用:・1994年野呂美加さん(チェルノブイリのかけはし代表)からの問い合わせを契機に、支援保養のために来日したベラルーシの子供たちにEM・X(抗酸化飲料)を提供すると同時にEM・Xの効果を確かめることができた。 ・来日療養期間:7月23日〜8月31日 ・子どもたちを3つのグループに分けた A:EM・xの飲用30cc/日 B:EM・xの飲用50㏄/日 C:EM・Xを飲まない ・日本へ出発する前の身体負荷値は A:81.61Bq B:88.65Bq C:62.99Bqであった ・ベラルーシに帰国した直後の測定値は A:26.78Bq(相当下がっている) B:全員測定不能(=正常値) C:33.81Bq(通常の転地療法効果) ・そして引き続きEM・Xの持続性について10月と12月に追跡調査したその結果は、 A:帰国時よりさらに下がっていた 22.16Bq B:全員測定不能=正常値を維持していた C:37.31と高くなりはじめたこのことから、EM・Xは1日当り50ccを服用すると40日でセシウム137の身体負荷量を完全に消去すると同時に、耐放射性機能が長期にわたって保持される可能性を示している。 ② 田中茂医師が著書「EMーXが生命(いのち) を救う」(要点)の中で臨床事例が載っているが、ゆほびか誌2002年3月号「EM飲料 驚異の新証言」(抜粋)で取り上げられていることから、EMXがガンや難病に効果があるものと考えて良いのではないかと思われる。 ③ なお、上記の試験で使われたのはEMXであり、現在製造販売されているEMXgold商品とはメーカも製法も異なるので「EMXgold商品は放射能障害に効果があるとは言えない」という意見もあるようなので、これに関する私の意見は次のとおり。 ・EMブランドは信頼できると考えたい。 研究開発で改良した新製品のたびに攻撃があることは、技術革新が停滞する恐れがある。 ・効能の一つに抗酸化作用があるが、EMXより劣ることを批判者からは明確にされていない。 ・悪い商品は、顧客離れなどから自然に衰退していくものなので、あまり気にならない。 ・なお、EMXgoldについてメーカでは加熱すると機能が上がる酵素!!として紹介されていおり、これは、気楽に熱いお茶や料理に入れられるので歓迎である。 ・なお、私は発酵食品や発酵飲料を作る際には、発酵促進と雑菌繁殖抑制として 多用している(参考まで)。 ④ EMXは高価である、という批判には、個々の価値観によるものなのでコメントしようがないが、抗酸化物質や抗酸化酵素は、家庭でも発酵によって簡単に多量に作ることができる。 -------------------------------------------------------------------- 以上のことから、放射能汚染の基本的な問題に対して、EMにはソリューション(解決策)あることを示した。 しかし、放射能汚染は問題だが、つまるところ健康への影響はどうなのだろうか、 特に気になる点は「内部被ばく・低線量被ばく」であろう。 そこで、別な記事として 国民に知られたくない内部被ばくの真実/細胞損傷リスクを試算 をUPしたので、覗いてみてください。 |
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2015年04月17日
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http://www.em-platform.com/blm/modules/d3forum/images/posticon0.gif国民に知られたくない内部被ばくの真実/細胞損傷リスクを試算フクシマの放射能汚染問題は、収束どころか、まだ始まったばかりであり、
これからますます健康問題や社会問題などが顕在化するものと思われる。 既にチェルノブイリ原発事故後の28年間の健康損害等について、数多くの調査報告が公開されている。 原子力推進派(IAEA・ICRP・日本政府)は放射能汚染との因果関係は「科学的に証明されていない」、 として無視する姿勢なのに対し、ECRRや市民・識者たちは科学的な根拠をあげて反発・反論の勢いが増してきた。 この対立する論点と今後の経緯は、フクシマの真実を知るうえで見逃せないものだけでなく、 放射能汚染が、宮城県・岩手県南部、北関東一円そして首都圏に広がっていることよる低線量被ばくや、 僅かな量でも放射能が含まれる農産物・畜産物・海産物を摂ることによる内部蓄積による内部被ばくへの懸念、 更には震災瓦礫や放射能汚染物の焼却処理の広域化等の問題もあり、 少しでも健康に不安を感じる国民にとっては気になって仕方がないと思われる。 1.フクシマとチェリノブイリの汚染マップと汚染基準について ① 汚染規模の色分けと縮尺とが同じ地図があったのでリンクする。 http://pds.exblog.jp/pds/1/201411/20/55/e0247355_14441365.jpg (凡例の色分け汚染区分が不鮮明だったので簡略して書き起こした) http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/s00644s550d228c7d5f6.png ② 復興庁が公表している避難指示区域マップ http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/l00648l550d6372d6f8b.jpg ③ 汚染基準について、チェリノブイリとフクシマ(日本政府)を対比させてみた。 http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/r00658r55233cc41afcf.jpg ・この日本政府の決めた汚染基準を知って、愕然としたのは私だけなのだろうか・・・。 ・チェルノブイリ周辺国の放射能汚染による健康被害に関する数多くの報告があるにも関わらず、 ・日本政府の放射能汚染による健康問題ががフクイチ周辺だけに限定されてしまったこと、 ・日本政府が推し進めてきた原発の事故への責任問題・補償問題から逃れるための根拠となること、 ・事故以前のQOL(生活の質)には決して戻れない住民の苦悩を無視しようとする人権軽視の姿勢 ・などなど・・・ ・この基準は、チェリノブイリ汚染被害国より遥かに緩いものであることは、 ・日本政府の国民の人権を軽視の姿勢そのものを内外に示したことばかりか、 ・原発事故の後処理問題と放射能汚染問題を解決する技術が無いことが明らかになったことなど、 これでは日本はまるで三流国ではないか、との印象を抱いたのは私だけなのだろうか・・・。 2.日本政府に対する市民・識者の反発について 2.1 ICRP(国際放射線防護委員会)に反証するECRR(欧州放射線リスク委員会)について 日本政府の放射能汚染によるリスクモデルは「ICRP勧告」を下敷き(見解を踏襲)にしているが、 ICRPのリスクモデルは科学的に妥当性はない、としてECRRは反論している。 そこで、考え方の全体構図を把握するためにICRPとECRRについて、以下概観する。 (1) ICRP(国際放射線防護委員会) (参考:国際放射線防護委員会) ・専門家の立場から放射線防護に関する勧告を行う民間の国際学術組織である ・助成金の拠出機関は、国際原子力機関や経済協力開発機構原子力機関などの原子力機関をはじめ、 世界保健機構、ISRや国際放射線防護学会などなどの放射線防護に関する学会、 イギリス、アメリカ、欧州共同体、スウェーデン、日本、アルゼンチン、カナダなどの各国内の機関 ・IAEAなどの原子力推進側の人物がICRP委員会の正会員でありICRP勧告(2007年)にも参加している ・日本との関係について ・2007年の勧告では、1年間の被曝限度となる放射線量を平常時は1mSv未満、緊急時には20〜100mSv、 緊急事故後の復旧時は1〜20mSvと定めている ・この勧告に基づき、2011年に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う福島第一原子力発電所の事故に際し、ICRPは日本政府に対して被曝放射線量の許容値を通常の20〜100倍に引き上げることを提案した。 ただし、事故後も住民が住み続ける場合は1〜20mSvを限度、長期的には1mSv未満を目指すべきだとしている ・これを受け内閣府の原子力安全委員会は、累積被曝量が20mSvを超えた地域において防護措置をとるという方針を政府に提言した。 (2) ECRR(欧州放射線リスク委員会) ・1997年に結成されれ、ベルギーに本部を置く市民団体 ・欧州評議会及び欧州議会、国際連合、各国の政府等とは関係を持たない私的団体である ・湾岸戦争、イラク戦争における劣化ウラン弾や、チェルノブイリ原子力発電所事故、福島第一原子力発電所事故 などに付随する放射性物質の健康問題に関連した活動を行っている。 ・「ICRPのモデルは放射線リスクを過小評価している」と主張 ・ECRRは、3つの調査結果を発表 ・2003年のECRR勧告『放射線防護を目的とした低線量の電離放射線被曝のもたらす健康への影響 ・『20年後のチェルノブイリ ―チェルノブイリ事故の齎す健康への影響 ・2010年のECRR勧告『低線量の電離放射線被曝のもたらす健康への影響 2.2 ICRPの問題点を指摘するECRRの見解について 調査は膨大かつ難解なこともあったが、参考になった主な情報源は次のとおり。 ・「基準値」の正当性を問う〜ICRPとECRRの基本的観点の相違/内部被曝問題研究会MLから ・<参考資料>ECRR勧告:欧州放射線リスク委員会 ・矢ヶ崎克馬「長崎原爆体験者訴訟」追加意見書 (1) ICRP側(および日本政府)の放射線リスクに対する主な問題点について ・1946年、突然「内部被ばくの研究委員会」を廃止し、外部被ばくだけのリスク見解の方針となった。 以降、内部被ばくに関する検討と報告は一切出されなかった。 ・健康リスク基準については、 ・100mSv/年以上からのみ癌・白血病リスクがありえる、との見解が基本となる ・それ以下の線量では健康リスクは限定的であるとした (これを「安全宣言」という御用学者もいる) ・ICRP放射線リスクモデルは、全身均一な被ばく(γ線外部被ばく)のみである ・リスクモデルに使用した基本データは、長崎・広島原爆による被害者調査によるものだが、 使われたデータは原爆投下から5年後以降の調査データであり、次の点において妥当性はない。 ・ヒカドンの直接被ばくの死者については(殺戮兵器使用だから)リスク別扱いでもしかたないが、 ・その後5年間での死者数は膨大なのだが(3か月後には白血病で死んだという報告もある)、 そのデータは全く含まれていないこと(*1) これは実際には日米共同で調査していたが、そのデータは全く採用されていない、 つまり放射線被ばくによる内部被ばくによる健康損害の実態が隠蔽されていると考えられる。 ・さらに、5年後から使われたデータは、実は生き延びた人たち(=強靭な身体の持ち主)なのである。 ・この60年間にDNAの研究は目覚ましく、ゲノム解読やDNA損傷とその修復メカニズムや 電離放射線によるDNA損傷による健康障害などの因果関係が解明されてきているにもかかわらず、 放射線内部被ばく(α線β線:内部被ばく)による健康リスクについては無視または論議を避けている ・ICRPが容認(検閲)した研究報告だけで健康リスク見解の根拠としている ・2004年低線量内部被ばくに関する意見が報告されたが、報告書から削除 ・2005年ICRPモデルが誤りであることの研究証拠を報告書から排除 ・チェルノブイリ原発事故による多くの健康損壊が明らかになっているにも拘わらず、 独自で調査・検証することもなく、一貫して放射線被ばくによるものではないと無視している ・各国の放射線防護機関の全てはICRPと深く繋がっており、ICRP基準を下敷きにしている ・活動資金はIAEA、核開発・原発関連業界が主であり、委員の大半は原子力推進関係者である ・放射線利用の哲学は、便益と費用を基準とする「功利主義」である ・便益とは、電力需要の増大・雇用の増大・自治体への交付金、漁業補償金など ・含まれていない費用には、廃炉・廃棄物処理・汚染除染処理・健康障害補償など ・政治優先・経済優先・人権軽視・・・である ・内部被ばく・低線量被ばくによる健康リスクの真実の隠ぺい等々・・・ (*1参考)マンハッタン計画(原子爆弾の開発)と原爆投下 ・第二次世界大戦中に原爆開発計画としてスタート ・トリニティ原爆実験(米国ニューメキシコ州アラモード砂漠、1945/7) ・長崎に原爆投下(1945/7/16)死者不明者7.8万人/投下年で9万人/5年間で14万人 ・広島に原爆投下(1945/8/6)死者不明者12.2万人/投下年で14万人/5年間で20万人 (2) ICRP指針を踏襲する日本政府の処置や見解に対する市民・識者の反発について 日本政府の汚染基準や健康損害の不安に対する見解や政府の同調する御用学者などによる安全見解に対し、 多くの市民や識者から反発の声が上がっており、以下イラストにまとめてみた。 http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/r00659r5523448db3574.jpg 3.原発汚染やチェルノブイリ原発事故汚染等における健康損害実態について IAEAとICRPおよび日本政府と御用学者たちは、世界の原発周辺の健康損害やチェルノブイリ放射能汚染と 住民の健康障害とは(科学的に証明されるような)因果関係は無いという見解でいるが、本当なのか? そこで、改めてチェルノブイリ放射能汚染に関する健康損害の実態をまとめてみた。 ① チェルノブイリ原発事故の健康障害実態について チェルノブイリとウクライナの子供たちの健康(事故直後から25年の観察結果) 報告:ウクライナ放射線医学研究センター ●報告例(1987-1991年)の一部を紹介する《詳しくは本分をご覧ください》 ◇この時期は子供が不調を訴える回数が増加した 極度の疲労:82.7% 衰弱:71.7% 精神不安: 65.9% 頭痛: 52.0% めまい: 40.3 % 不眠: 29.6 % 胃腸の不調: 52.8% 心臓周辺の不快感: 26.4% ◇臨床検査で様々な器官機能障害が見られた 動脈圧の不安定: 70.3% 肺の吸気機能障害: 53.5% 心臓の機能変化: 40.0% 胃の機能障害: 39.6% 運動後の疲れやすさ: 31.5% 免疫力低下:60~70% 肝臓機能の一時障害:52.8% ② ヨーロッパ広域の低線量による疫学的な調査による健康損害例 (図の右1列は、アメリカの原発稼動と健康障害との相関性を表したもの) http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/b00639b55055b553af91.jpg (図引用)「内部被曝についての考察」琉球大学 矢ヶ崎克馬 「長崎原爆体験者訴訟追加意見書]矢ヶ崎克馬 ③ 「子どもの7 割以上が食品汚染で病気−ウクライナ調査報告」 NPO法人食品と暮らしの安全基金サイト より引用 (左)平成24年第5回「市民のためのがん治療の会」講演会の映像 (右)放射線被ばくの本当の危険性 平成24年12月2日(日)ウクライナ調査報告(pdf) http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/p00336p516913a24effd.jpg http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/v00338v516914d10f208.jpg (要点) ・ウクライナでは、 ・低線量地区 0.12μSv/h程度 (=さいたま市レベル)にも関わらず、 ・毎日の食事10Bqで健康被害がでている。 食事に含まれる放射性セシウムが体内に50倍程度に濃縮され蓄積したものと考えられる。 ・ウクライナの子どもたちの調査結果 (a) ピシャニッツァ村学校 足が痛い62%、頭痛47%、のどが痛い36%、痛みなし36% (b) モジャリ村学校 足が痛い72%、頭痛81% のどが痛い59%、痛みなし16% (c) コヴァリン村学校 足が痛い71%、頭痛21%、のどが痛い29%、痛みなし25% ・放射能による健康障害は、非汚染地域に60〜70日の転地保養で一時的に痛みが治っていることから、 やはり内部蓄積(子どもの場合体内半減期は38日)によるものであろう。 などなど、生々しく報告されているので一見されたい。 4.放射能被ばくによる健康損壊のリスク 4.1 放射線被ばくと健康損傷について (1) 活性酸素は身体の細胞にダメージを与える Wikipedia 引用:活性酸素は、大気中に含まれる酸素分子がより反応性の高い化合物に変化したものの総称である。 一般的にスーパーオキシド、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素、一重項酸素の4種類とされる。 活性酸素は、酸素分子が不対電子を捕獲することによってスーパーオキシド、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素、という順に生成する。 スーパーオキシドは酸素分子から生成される最初の還元体であり、他の活性酸素の前駆体であり、生体にとって重要な役割を持つ一酸化窒素と反応してその作用を消滅させる。 活性酸素の中でもヒドロキシルラジカルはきわめて反応性が高いラジカルであり、活性酸素による多くの生体損傷はヒドロキシルラジカルによるものとされている。 過酸化水素の反応性はそれほど高くなく、生体温度では安定しているが金属イオンや光により容易に分解してヒドロキシルラジカルを生成する。 活性酸素は1 日に細胞あたり約10 億個発生し、これに対して生体の活性酸素消去機能が働くものの活性酸素は細胞内のDNAを損傷し,平常の生活でもDNA 損傷の数は細胞あたり一日数万から数10 万個になるがこのDNA 損傷はすぐに修復される ・生体へのさまざまなストレスによっても活性酸素が発生する ・放射線による人体細胞への損傷には直接損傷と間接損傷がある (直接損傷)放射線の直接の電離作用によりタンパク質やDNAの分子を切断すること (関節損傷)放射線によって水分子が電離した活性酸素が分子を切断すること http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/b00650b550fe4af67e27.jpg ・放射線は、DNAを直撃して分子を切断することが最も怖いが、活性酸素活性力の強いヒドロキシルラジカルを誘発することである。 (2) 活性酸素によるダメージに対する生体防御機構について 活性酸素は、タンパク質を酸化したり、脂質を酸化したり、遺伝子を損傷する。 ・抗酸化物質は、活性酸素を直接消去(還元)する ・抗酸化酵素は、活性酸素でダメージを受けたタンパク質などを修復したり分解することで 悪影響を取り除いてくれる ・遺伝子の損傷に対しては、損傷の状態に応じて様々な修復機能が働いてくれるが、 遺伝子の2本鎖(ペア)が同時に損傷した場合は、それでも復元を試みようとするが、 復元のすべてが成功するとはかぎらない。 ・復元した形が悪ければアポトーシス(自爆機能)が働いて細胞は死滅し分解消滅する ・しかし、遺伝子が修復できない可能性もあり、遺伝子変異として生き残る。 これが、ガン細胞になったり、臓器・器官内で増殖して機能変質・低下に繋がったり、 もともと遺伝子に隠されていた不安定さが顕在化する場合もある。 ガン細胞に対しては、免疫細胞が働いてその増殖を抑えようとするが、がん細胞の増殖が勝ると発がんとなる。 以上の修復機能は、人が生きている限り発生する活性酸素や自然放射線(地中カラ、上空から、放射性カリウム等)のダメージに対応できるよう、地球誕生以来の生命体や人類進化の過程で築かれてきた生体防衛機能である。 http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/b00660b5527758ba180e.jpg (3) 食物に含まれるセシウムが体内に高密度に蓄積し内部被ばくする ・全ても食物には放射能(安全?)基準があるが、いまやその基準値以内なら安全である、という風潮が まかり通ってきた感があるが、本当に安全なのであろうか? ・下図は、放射能が僅かでも含まれる食物を毎日摂取した時の放射性セシウムの蓄積量と そのセシウムから発せられる放射線の線量を試算してみたものである。 試算の条件は、 ・30歳以上の女性の平均的な食事(構成) ・全ての食物のセシウム含有量は基準値の10%だと仮定した ・試算の結果は、 ・毎日の食事で摂取されるセシウムは14.15Bq/kg ・それが体内に蓄積される総量は2.023Bq/kg ・そのセシウムによる放射線は全身に被ばくする線量は1.10μSv(9.6mSv/年)となる。 http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/w00647w550d3c1c51f68.jpg ・この計算式に使われたSv/Bq変換係数は、ICRPの外部被ばく「γ線」のものなのである。 ・なお、内部被ばくでは、γ線のまえにエネルギーの大きいβ線が発射されるものなので、 体内(健康)が受けるダメージは遥かに大きいものになる(詳しくは4.2項にて)。 ・今や、100Bq以下なら堂々と店頭に並び、国や行政は安全であるとは言っているが・・・不安は残る。 「検出不能」(検出限界値以下)と言われると全く汚染されていない食材だと信じさせられてしまうが、 しかし、2013年時の農産物の放射能検査の各県の検出限界値は、 福島県が25Bq/kg、埼玉県が10Bq/kgなのである。 つまり、安心できる食材と思って毎日摂ることにでもなれば、上記例のように体内蓄積され、 知らず知らずのうちに内部被ばくによる健康損害で進んでいく可能性もある。 (4) 内部被ばくによる健康損害のメカニズムについて ・日本政府や原発擁護・推進学者たちは、放射線被ばくは内部被ばくであろうが外部被ばくであろうが、 「同じ線量値なら健康損害に差はない」として、内部被ばくによる健康問題の議論を避けてきた。 ・しかし、内部被ばくは外部被ばくとは根本的に異なるものである、 ・外部被ばくは、γ線による被ばくである(全身被ばくの物理面からの見解) ・内部被ばくは、体内細胞に入り込んだ放射能物質から発す放射線α線・β線・γ線による 細胞損害=健康損害のことである(生物学・医学・保健学な見解) ・フクシマの汚染放射能の大半は放射線セシウムによるものなので、放射線はβ線とγ線である ・外部被ばくはγ線が主であり、全身を透過する途中で疎らに細胞内分子を電離(損壊)する ・内部被ばくは、体内に付着・蓄積した放射能による被ばくなので、β線とγ線の両方である。 内部被ばくで深刻なのはβ線であり、そのエネルギー全てを飛程距離2mm内で使い切る、 つまり(細胞サイズ10μmとすると)連続する200個ほどを局所集中的に原子を電離(分子切断)する、 DNAであれば遺伝子は切断され、生体に備わっている遺伝子修復能力が及ばないと場合は、 遺伝子異変(誤った増殖・子孫)、不安定遺伝子の錯乱、がん化の原因となる。 http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/t00646t550d34dde03f7.jpg (参考) ・セシウムはカリと似た化学性を持つので細胞内に取りこまれるが、Na-KポンプとKチャネルの KとCsの通過割合が異なるのでCSの方が一定量多く溜まっていく。 ・放射線種で飛程は異なる(更にエネルギーの大きさによっても飛程は異なる) ・α線 空中で4cm程度、生体内で20μm程度 ・β線 空中で2m程度 、生体内で2mm程度 ・γ線 空中では数100m程度 、生体内では数cm〜突き抜ける 4.2 内部被ばく・低線量被ばくによる細胞レベルの損傷リスクを試算 (1) ICRP側には、「内部被ばく」と「内部蓄積」については論議を避けてきた この理由は、 ① 内部被ばくによる健康損傷リスクのメカニズムが明らかになると、ICRPのリスクモデルの決定プロセスや 非科学性が問われ、原発行政や核開発の推進にブレーキがかかるばかりか、健康損害の賠償・補償の問題が世界的に湧き起こることになる。 ② ICRPの内部被ばくについての見解 ICRPは、「同じ線量なら外部被ばくも内部被ばくも健康リスクは同じである」と説明しているが、とんでもない! ・外部被ばくはγ線により全身疎らに損傷を与えるので、健康リスクは軽いものだが、 ・内部被ばくは、α線やβ線によって局所集中的に損傷を与えるのでγ線に比べて遥かに深刻だからだ。 ③ 体内蓄積については、毎日の僅かでも放射能が含まれている食事で体内へ数十倍以上にも 濃縮されるので、内部被ばくや低線量被ばくの問題に注目されるのが避けたいのであろう。 (2)そこで私(高橋GO)は、同量の放射能Bqによる外部被ばくと内部被ばくの細胞に与える損傷リスクを試算してみた。 (前提とする条件) ◆放射能核種はCs137のみとした。 Cs137は、β崩壊でβ線を放出し、その直後にγ線を放出する。 ◆外部被ばくについては、 β線は透過力が弱いので土やコンクリートなどの障害物や空気中でほとんど消滅し、 人体にはγ線だけが到達し、体内でエネルギーを使い切るか、一部は突き抜ける。 試算では、このγ線のエネルギーの全てが原子を電離する(透過量ゼロ)と仮定した。 ・γ線は本来なら、物質との相互作用でコンプトン散乱(低エネルギーγ線+光電効果) ⇒光電効果⇒オージエ電子へとエネルギー使いながら消えていくるものだが、 試算では、全てγ線のままで全エネルギーを電離によって失っていくものと仮定した。 ◆内部被ばくについては、 Cs137が食事によって口から摂りこまれ、胃液で100%イオン化されてすべて腸から吸収され、 全身の細胞にカリウムに混じって細胞内に溜り、タイミングを待ってβ崩壊(β線を放出)する。 β線の体内での飛程は2mmとし、大きさ10μmの細胞200個を連続して串刺しにするとした。 なお、γ線も放出するが、これは外部被ばくの試算結果とほぼ同じ値になる。 ◆つまり、内部被ばくは外部被ばくに比べて「β線の分だけ損傷リスクが大きい」ことになる。 ◆試算では、たった1個のCsの崩壊による細胞損傷リスク (細胞1個あたりの電離原子数)を求めた。 http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/f00661f5528dd5fa5a81.jpg http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/e00668e552ef67a0968f.jpg (3) 健康リスク不安は更に続く ① 損傷を受ける細胞の数は膨大である ・上記試算は、たった1本のβ線で分子272.8カ所が損傷する細胞が連続200個あるってことである。 ・1Bqとは1秒間に1回崩壊する量のことなので、丸1日なら、60secx60minx24hour=86,400本となり、 損傷する細胞の総数は(x200個なので)、なんと1,728万個にもなる。 (細胞分裂の所要時間は1日なので、細胞分裂の最中に損傷を受けた場合は正常修復は難かしい) ・これはセシウムβ崩壊のたった1Bq量での出来事だから、 食品基準値10%(ほぼ検出限界値)を毎日摂り続けたときの 体内蓄積量は約2000Bqとなるので、 損傷を受ける細胞総数は全身で345億6千万個/日にもなるhttp://www.em-platform.com/blm/uploads/smil3dbd4d8676346.gif ・なら、1年間では、x365なので・・・http://www.em-platform.com/blm/uploads/smil3dbd4d8676346.gif 目が眩んできた、計算はヤメときましょう・・・ ② β線による細胞損傷リスクは、飛程が短いが故に損傷が局所に集中することである、 遺伝子はかなり長い分子構造なので、β線が当たった原子の電離作用で分子はズタズタになり得ることである、(γ線なら1カ所の切断程度の切断だから正常に修復されるだろう) もし、細胞分裂期や修復をコントロールする遺伝子個所等が損傷して変性するなら、 以後の分裂細胞は正常に働かない可能性が高くなる(ゲノム不安定性) 次項(4)は、医学的研究によって明らかにされた部位ごとの損傷メカニズムである。 (4) チェルノブイリ事故の医学的影響に関する研究調査の概要 このサイトはぜひクリックして覗いて欲しい。 「チェリノブイリの長い影」からの 引用:・この章では、人体の臓器と系に分けて説明している。 ・免疫系 ・妊娠女性−胎児−子供間の関係 ・細胞遺伝学的影響および突然変異 ・甲状腺 ・中枢神経系および精神発達 ・特定の代謝異常に特有の特徴 ・骨系 ・検査は3グループの子どもに実施された ・チェルノブイリ災害の放射線学的影響に関して、諸国家の科学者が実施した科学研究調査の結果を いくつかまとめている。 ・ここに引用した試験結果は、莫大な数の研究調査結果のごく一部であり、 このなかには政治的または個人的な理由で機密となっていたか、隠ぺいされていたものもある。 ・ここにまとめられたデータの信頼性は、科学者らの議論により徹底的に検討されてきたものであり、 実際に疑う余地のないものであることが明らかにされている。 5.放射能汚染から身を守る (1) 放射能汚染から身を守るには、現実は難しい ・汚染されていない地域に移住することは簡単なことではない ・故郷は捨てれない ・収入はどうするのか、新生活の資金をどうするか ・国や行政は安全だと言っているが本当なのか・・・ ・汚染されていない食物だけで食事するのは難しい ・汚染した地域で生産した食材には放射能が含まれている ・産直や地産地消が定着してきたので利用を控えるのは難しい ・首都圏北部・北関東・太平洋岸の南東北全域は汚染されている ・地域の食材を使わないと非難される・・・ (2) EMを活用する農業や生活なら、かなり放射能対策にはなる ① 農業や家庭菜園をEMで栽培する (放射能の移行抑制) 農産物への放射能の移行はかなり抑えられる (徹底すればゼロになる) (放射能の低減) 微生物の働きによって放射能の崩壊が早まり、土壌の放射能は急速に低減する (放射線の減衰) 土壌表面に形成された光合成細菌層によって放射線が吸収され、妊婦や子どもたちには少しだけ安心できる これらのことに関する詳しい説明は、反論(放射能汚染分野)を覗いていただきたい。 ② EM活用で得た発酵技術を利用して発酵飲料を作って日常的に飲む ・材料は果物類がいい、ハーブ類もいい てっとり早くは、100%果汁(安い濃縮還元)なら糖分も入っているので砂糖は不要だ。 ・きちんと発酵するには種菌としてEMWが便利だ 発酵を早めたい場合は更にイースト菌を加えるとよい 種菌を入れないと上手く発酵せず腐敗する可能性は高い ・発酵微生物のエサとして砂糖などの糖分は不可欠である ・EMXGoldを少量入れると発酵は確実となる ・なお、発酵食品は頻繁に摂りたいものだが、 ・たいていは塩分が濃い ・ちと家計に響くhttp://www.em-platform.com/blm/uploads/smil3dbd4d75edb5e.gif ③ EMXGoldは放射能障害の特効薬である ということで、EMによる放射能対策の全貌をイラストにしてみた。 ・いかに体内で生成される消化酵素の浪費を抑えるか ・新鮮な食材に多く含まれる食物酵素の重要性 ・いかに体内で生成される代謝酵素の働きを高めるか ・有機EM栽培の農産物は補酵素(ビタミンやミネラル)は豊富 ・発酵食品を多く摂る ・発酵酵素飲料を作って日常的に飲む ・ストレスの少ない居住空間や生活を心がける http://www.em-platform.com/blm/uploads/webphoto/photos/d00667d552d075b5bee6.jpg (3) 有機EM栽培による農産物の入手に関して ・家族が食べていける農地や菜園があっても色んな品種は作れない ・EM栽培を行っている生産者との交流(交換)は不可欠だし、 近所に生産者が増えないといけない 課題はあまりにも多すぎます。 ------------------------------------------------------------------------ しかしEMには、放射能汚染時代のソリューション(解決策)があることが分かった。 EMを知らない人は知ってる人を訪ねればいい、喜んでボランティアで教えてくれるはずである。 東電や国や行政は、 首都圏、関東〜南東北太平洋側の広大な放射能汚染地域の住民の健康を守ることは決してないでしょう。 福島県の住民にだって「健康悪化は放射能汚染との因果関係は証明されていない」と逃げるはずだ。 原爆症認定訴訟は今だに続いている、国は責任を取らず逃げ回るいことは目に見えている。 もはや、家族の健康を守るためには、自分たち一人一人が自ら取り組む必要があろう。 放射能による健康障害は、医者に通っても決して治るものではない。 放射能汚染がほとんどない盛岡に住んでいる私が、内部被ばくの健康リスク問題を騒ぐことは、 風評を煽ることに繋がる、とお叱りを受けるだろうとことは承知している。 しかし、風評の本質は、真実を隠すことでは決して消えない、根源は信用されていないことである、と思う。 だとするなら、真実を明らかにしたうえで、その問題に真剣に取り組んでいる姿こそが 風評を下火にさせる、風評被害を応援する人々が増える、などの信頼に転換できることではないか、と考えたい。 私には、放射能汚染による健康損害を少しでも軽減できるような、 広く被害者の皆さんを支援できるための具体的な構想を既に描いております。 その時期がきたら、皆さんに呼びかけてまいりたい。 |
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