化学物質に過敏。食材はEM育ち。 ∞いのちはつながっている∞

■6000ベクレルを越える放射線量もEM使用で、検出限界値以下■心臓は1%機能しなくなっただけで25%が機能不全に

予防接種◆医療殺戮

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索
健康って、
 
① EMフォーラム2008「予防医学セミナー」
 
② 今こそ考え、実践したい 「健康でありつづける」 ライフスタイル
 
③ インフルエンザの 基本知識・予防と対策
 
④花粉症の前に知っておきたいアレルギーと食用油の話
 
⑤ 塩を控えすぎていませんか?
 
⑥ 身体の健康はお口の中から
 
⑦ アンチエイジング医療と眼科疾患
 
⑧ 免疫力を上げる3つの方法
 
⑨糖尿病の真実を知ろう
 
⑩ 夏に負けないイキイキ健康術
 
⑪ その薬、本当に必要ですか?
 
⑫ インフルエンザとの付き合い方
 
⑬ 安眠を探る part
 
 
つづく
月刊誌『文藝春秋』20111月号(20101210日発売)
近藤誠『戦慄レポート 氾濫するがん特集では触れられないタブー「抗がん剤は効かない」
 
 
 
●週刊文春(2011120日号)『抗がん剤は効かない』
 
近藤誠医師の記事があるようだ。
興味のある方は、読んでみましょう。
 
 
youtube   ↓
 
人を殺す為の医学
 
ガン医療を最初に告発した近藤誠医師(1996年)
 
近藤誠「抗がん剤は効かない」
 
余命1ヶ月にして殺させた抗がん剤・病院・薬
 
日本のガン治療は世界の非常識!

開く トラックバック(1)

子宮頸がんワクチンの正体
 
 
子宮頸がんワクチンの危険警告-
 
 
 
 
子宮頸がん予防ワクチンの危険性
 
 
 
 
 
 
*****************************************************************
 
 
ワクチンの真実1
 
ワクチンの真実2
                                                                                                            
成人病の真実 近藤誠著/文藝春秋
定期健診は人を不幸にする
 
管理コメント:これこそ全ての医療問題を解きほぐす基本中の基本!命を救うために検診に取り組んでいると医療関係者は云うが、この事実はその間違いを明確に示してくれる。医者がストライキをすれば死亡率が下がることと、その理由は全く同じ。一部の疾病に対する医療を除いて、医療が命を救うというのは幻想であり、むしろ根拠のない医療が生命を脅かしていることを示すのだ。

サラリーマンは団結して職場健康診断にノーを突きつけよう。市や村の無料または補助金付き検診を無視しましょう。
そうすればあなたの会社も少しでも国際競争力が回復できるはずだし、あなたの市や村の財政赤字が少しは減るはずです。
人間ドックやガン検診への補助金だけでもずいぶんな出費だが、そんなデタラメをさも良きことのようにしているのは日本だけです!検診の努力は経費の無駄遣いであるばかりか、病気を増やし国民の死を増やしている・・・
・・・そのための(管理人:医師による健康指導が人々の健康維持に効果があるか否かについての)くじ引き試験が、フィンランドで行われました。
40歳〜55歳の会社管理職をつとめる、みたところ健康な男性を対象として検査を行い、心血管疾患になりやすい因子があった約1200人を選び出したのです。具体的には、
 ・コレステロール値が270㎎/dl以上
 ・中性脂肪(トリグリセライド)が150㎎/dl以上
 ・最大血圧が160㎜Hg以上、200未満
 ・最小血圧が95㎜Hg以上、115未満
 ・タバコ、一日10本を超える
 ・体重が標準体重の120%以上
 ・耐糖能検査で、一時間血糖値が162㎎/dl以上
という七つの危険因子のうち、少なくとも一因子を有する人たちで、くじを引いて二つのグループにわけました。

片方のグループは、なにもアドバイスしないで本人の自由にさせておく「放置群」です(610人)。他方は、医者がライフスタイルに介入する「介入群(621人)。介入群に対しては、医者が面接して食事内容をアドバイスし、運動量を増加させるためのプログラムを手渡し、喫煙者には禁煙のアドバイスをしました。食事については、摂取カロリー、飽和脂肪、コレステロール、アルコールおよび砂糖を減らし、不飽和脂肪(主としてマーガリン)、魚、鶏肉、子牛の肉、野菜を増やす、というものです。

介入群の人たちはその後5年間、4か月ごとに担当医のもとを訪れています。各訪問時に検査をうけ、食事、体重減少、禁煙、運動に関するアドバイスをもらい、高血圧と高脂血症が持続していれば、薬が処方されました。かなり徹底した介入法ですが、介入群のうち途中でドロップアウトしたのは26%だそうで、遵守度は相当局い。そしてドロップアウトした人たちにも、毎年手紙をだして、危険因子と対処法を思いださせています(J Amerian Medical Association」254巻2097頁.1985年)。この試験では、試験期間の五年がすぎても、さらに10年間、両グループの生死を調査しました。

結果は半ば当然、半ば意外なものでした。・・・
介入群は放置群にくらべ、心血管疾患の危険因子が減少したことです。ところが意外なことに、死亡した人数は逆に増えてしまったのです・・・
 
放置群
介入群
14人
34人
がん死
21人
13人
総死亡
46人
67人
・・・(J American Medical Association2661225頁・1991)

この試験での心臓死は、心筋梗塞による死亡と心臓突然死でした。広く心血管疾患一般を減らそうとした介入法が、心臓死を増やし、総死亡まで増やしたのではどうしようもない・・・

なぜ介入群では、総死亡まで増えてしまったのか。説明可能な方法はいくつかあります。第一は、介入群の寿命は本来、放置群と差がないのだけれども、この試験ではたまたま差があるという結果になった。統計的有意差がでたのは偶然だった。サイコロで同じ目が数回つづくのに当ったようなものだ、という説明法です。・・・第二は、起こるべくして起きた現象だ、というものです。その原因として一つ考えられるのは、
無症状の場合に高血圧や高コレステロール血症などを治療することの害作用が、治療による有益な作用を上回ったということです・・・

考えられる別の原因は
精神的ストレスです。検査で病気や異常を指摘され、医者からアドバイスや薬をもらいつづけることが精神的ストレスになり、心筋梗塞の発生を増やした可能性があります。

いずれにしても、この試験結果からは、検査によって病気や異常を発見した場合にライフスタイルを変更し、それでも検査値が改善しなければ医者から薬をもらうという方針は無意味であるか危険、ということになります。

以上を要するに、定期健診は、それを支えるデータ的根拠がまったくないわけです。それなのに、なぜ日本では数千万人規模で実施されているのか。定期健診の淵源をたどれば、大正時代に制定された工場法にもとづく職域健診に行き着きます。その頃は当然ながら、定期健診に関するデータの蓄積はなにもなかった。あったのは、健診をすれば病気が早く発見できて、役にたつのではないか、という先入観だけでした。

他方、人間ドックはというと、一九五四年に国立東京第一病院(.国立国際医療センター)に設けられた、短期入院型の人間ドックが(おそらく世界でも)最初です。しかしこれも、・・・それを支える臨床データはなかった。なぜ米国や英国でのように、まず、くじ引き試験をしてその結果を待つという方針をとらなかったのか、科学的厳密性に欠けています。

日本で定期健診がここまで広まった原因は、結局、医者と一般人のあいだに、
医療に対する過度の期待や、思考と行動面における非科学性があったことに尽きるでしょう・・・

なぜ定期健診をうけると、人は不幸になるのか。なんでもないのに「病気」や「異常」のレッテルを貼られてしまうことが原因です。つまり、定期健診で検査する項目の多くには「基準値」があり、健常人でも5%が「基準値外」になるように値が定められています。それで多数項目を検査したら、こういうことになります。

たとえば一〇項目を検査した場合には、(少し複雑な計算をすると)少なくとも一項目が「基準値外」と診断される人が40%も生じることがわかります(複数項目が基準値外になる人もいる)。そして30項目も検査したら、少なくとも一項目が「基準値外」と診断される人は78%。

これが、
人間ドックで8割以上もが「病気」や「異常」のレッテルを貼られてしまう原因です(別の理由は、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症に関する基準値を低く定めすぎているからですが、それについては第Ⅰ部参照)

基準値は、それを超えた人のなかから精査によって、本当に病気の人をみつけるための出発点であって、基準値を超えたことイコール病気でも異常でもありません。しかし、受診者はそうは思わない。「基準値外」と聞いたら、「病気」だ「異常」だ「不健康」だと思ってしまう。
なんでもないのに不健康だと思いこまされ、それからの日常を、意気があがらない状態で過ごさねばならなくなる。これが不幸でなくてなんでしょう。
 
 

■内容(「BOOK」データベースより)
 日本には高血圧、高コレステロール血症、糖尿病など成人病を指摘された人が何千万人もいる。また大腸や胆嚢のポリープを発見された人も数多い。そうなると、食事内容に気をつける、病医院へ通って検査を繰り返す、薬を処方されて飲む、といった生活が待っている。また、ポリープがあるといわれた人は、将来がんになるのではないか、と不安な日々を過ごしているはず。しかし成人病を指摘されたら、本当にそういう生活を送らねばならないのだろうか。節制や治療の必要がないものがあるのではないか。病気と考えなくてよいものはないか。そしてポリープは本当にがんになるのか。本書では、これらの疑問点を徹底的に検証。これまで発表されている医学論文にもとづいて、治療の必要性を再吟味したものである。

内容(「MARC」データベースより)

 がん、高血圧症、高コレステロール血症、糖尿病…。検査によって作り出される「病気もどき」に惑わされるな! これまでに発表されている医学論文にもとづいて、治療の必要性を再吟味し、疑問点を徹底的に検証する。

■目次

まえがき
第Ⅰ部
第一章 高血圧症「三七〇〇万人」のからくり
   基準値を変えただけで大量の「病人」が出現した

第二章 コレステロール値は高くていい
   高すぎると危ないが、低すぎるのはもっと危険

第三章 糖尿病のレッテルを貼られた人へ
   症状がないのに糖尿と診断されたらどうする?

第四章 脳卒中予防に脳ドック?
  「異常」は確かに発見できる。だから厄介なのだ!

  第Ⅱ部
第五章 「医療ミス」医師につける薬はない
   相次ぐ医療事故を看護婦の罪にしてはいけない

第六章 インフルエンザ脳症は薬害だった
  厚生省と専門家による隠蔽のシナリオ

第七章 インフルエンザワクチンを疑え
「解熱剤は危険。だからワクチン」でいいのか?

第八章 夢の「がん新薬」を採点する
いま話題の抗がん剤三種。有望なのは一つだけ。

  第Ⅲ部
第九章 ポリープはがんにならない
一般人をまどわす「ポリープがん化説」を一刀両断

第一〇章 がんを放置したらどうなる
すべての治療を拒否した患者たちを追跡調査

第一一章 腫瘍マーカーに怯えるな
簡単便利なマーカー検診にこれだけの落とし穴

第一二章 定期健診は人を不幸にする
   「基準値外なら病気」と誰もが思う。健診の罪!
 
 
基準値を変えただけで大量の病人が出現する高血圧症。高コレステロール血症、糖尿病治療の膨大な金と労力のムダ。この欺瞞をみよ
がん、高血圧、高コレステロール、糖尿病・・・検査によって作り出される「病気もどき」に惑わされるな!!
 
 
 
日本では医者の数が多くなったので、健康のガイドライン厳しくして健康診断で、やたらと患者を生産している


 

脳ドックは失業対策

成人病の真実 近藤誠著/文藝春秋
脳卒中予防に脳ドック?
脳ドックは失業対策
管理コメント:図に示されているように、脳卒中死亡率は長い目で見ると全体として減少している。その間どういうわけか医者の数は増え続けた。

脳ドックは1988年に誕生した
とされている。それがこの図のどの時期に当たるかを見れば事態は理解できるだろう。脳卒中死の減少に脳ドックが多少なりとも貢献している可能性は限りなくゼロに近いと見るのが正解だろう。この事実から見る限り、近藤氏が云うように「脳ドックは失業対策のため作られた」と考えるしかない。そして本当は低いリスクなのに明日にも危ないと脅され、不必要で過酷な脳手術を受けて治療死する人が少なからず発生しているはずだ。図の右端で死亡率が高くなっている。脳ドック普及の時期と重なるのは単なる偶然だろうか?

これは何も脳ドックに限ったことではありません。人間ドックも殆ど同じことです。高脂血症高血圧高血糖など殆どの成人病は、嘘の基準で患者が作られ、嘘で塗り固めた危険性で脅かされて薬を飲まされます。これらは、「患者を救うため」ではなく、「医者を救うため」に行われていることであり、だと見破らなくてはイケナイ。
平成14年 厚生労働省患者調査によると、患者数は死亡率ほどは減少していないように見えるが、期間が短いので何とも云えない。
統計表10 循環器系の疾患受療率(人口10万対)の年次推移から抜粋
 
入院
外来
 
平成8
平成11
平成8
平成11
脳血管疾患
172
172
138
116
 脳梗塞
121
123
100
90
 その他の脳血管疾患
50
49
38
26
 
脳卒中の統計によると
・・・脳卒中の発症率、予後等についての全国的な統計はないが、秋田県においては、昭和59年から
患者登録が行われている。以下、秋田県脳卒中登録の結果を用いて脳卒中の実状を総括する。・・・
とあるように、「患者数が増えている」というのは別の意味でも正確なエビデンスのないことだ。それほど人口も多くないたった1県の、しかも脳卒中が多そうな県のデータで日本の患者数を推計し、それをベースに議論を進めるのがまともな科学者、医学者のとるべき態度だろうか?そして全国のデータを纏める努力も無しに、「治療強化が必要」「もっと受診が必要」などと良く言えるものだと思う。

高血圧や高脂血症の例で明らかなように、患者数は医師側の基準でどうにでもなる。高血圧の例では患者予備軍を一気に倍増させる基準を作って患者量産を画策した。脳動脈瘤でもそうだ。私も未破裂動脈瘤を持っているが、主治医も私も治療が必要とは思っていないから現在のところ患者数には含まれていない。逆に、もっと小さい動脈瘤でも手術を薦める医者がおりそれに従う人が居る。であるから、基準がウロウロ恣意的に変わる中で
患者が増えたこと自体には殆ど意味がない。ずっと昔は症状が出た人だけが患者だった。今は脳ドックなどのお陰で無症状の人が突然患者になり、その分だけ患者数は増える。医療技術、特に発見技術が進むと患者数は増え、死亡率が減る一番大きな理由であり見せかけの現象。よほど進歩がない限り、本当の意味の患者数や罹患率は死亡率と概ねリンクする。

これに対する脳ドック推進派の典型的な反論は、
死亡率が減る一方罹病率、患者数はどんどん増えているから、死亡率減少こそ脳神経外科の努力のお陰だ、と主張する。公衆衛生、予防医学の普及と、昔なら死亡していた患者の命を脳外科医が救っているからだと云うものだ。


まず患者数がどんどん増えているというのは誤りだろう。恐らく年齢調整前の実数のことを云っていると推測する。仮にそれを認めても、上の図で明白なように脳ドックが脳卒中死を減らしたとの主張は成り立たない。これらの主張は、胃ガン子宮ガンの例と全く同じ我田引水の主張だ。そもそも公衆衛生、予防医学は、罹病率、患者数を減らすためのものでなくてはならない。リスクの小さい患者を引っ張り出し、治療したように見せかけるのは予防医学でも何でもない。病気にならないようにするのが予防医学だと云うことを失念している。

但しこれで終わると勘違いを誘うので一言追加します。脳神経外科の技術の進歩で、従来なら助からなかった患者が救われるようになったことも確かに事実です。批判は脳ドックによる検診と診断に向けられています。そして全ての脳ドック活動が糾弾されているのではありません。何らかの異常を来した患者に限るなど合理的な基準を設け、リスクの高いと思われる人のリスクを評価し、本当にリスクの高い患者に手術を薦める脳ドックであればそれなりの存在価値があり、このように批判されることもないでしょう。やみくもに患者を見つけようとする姿勢、脳手術という過酷な医療をリスクの低い人まで適用しようとする、今の脳ドックの活動実体が批判されているのです。

ご紹介して数年経った今何か恨みでも?と題する批判が出された。
確かに自分でもちょっときつく書き過ぎかと思っていたのでこれを機会に少し表現を改め内容を追加しました(旧バージョンはこちら。 これを読んで貰えばお分かりのように、脳ドックのことを書いているのであって脳神経外科医を批判したものではないのだが、勘違いされたようです)。それと此処では近藤医師の著述を紹介するのが本旨なので、別枠で記述を引用し解説を加えました
脳ドック普及は日本だけ(成人病の真実より)

未破裂動脈瘤の発見契機には、もう一つあります。本章で問題にしている脳ドックがそれで、まったく無症状の人たちを検査する場合です。これまで破裂率が計算されたのは、前述した第一の場合と(最近の共同研究では)第二の場合であり、脳ドックで発見された動脈瘤を放置したときの破裂率は(調べられておらず)不明です。ただ無症状ですから、(有症状者を対象とした)共同研究の率より低値になる可能性が高い。

ところで破裂率が年0.05%と公表されて、日本の脳ドック業界はあわてふためきました。
どうするかとみていると、その研究には穴があると反論しつつ、新たな研究を始めたのです。
脳ドックで発見された未破裂動脈瘤のうち、手術を断られたケースを集めて様子をみ、破裂率を調べる研究です。しかし、この対応は支離滅裂です。

なぜなら、の研究を始めたことで、いままで脳ドックで発見していた未破裂動脈瘤の破裂率が不明であることや、手術をしたほうがよいとするデータ的根拠がないことを認めたことになるからです。その論理的帰結は、脳ドックで動脈瘤を発見しても、手術しないで様子をみることでなければならないでしょう。

実際にも、破裂率が0.05%という報告後、発見して手術すると害が利益を上回るので、くも膜下出血患者の家族でも未破裂動脈瘤を発見すべきではないという論文(N Engl J Med3411344頁・19999)や、10ミリ未満の動脈瘤を手術することは正当化されないという論文(J Neurol Neurosurg Psychiatry68577.2000
)が海外の医学雑誌に掲載されています。

にもかかわらず日本では、まだまだ手術をすすめています。前述した動脈瘤の破裂率を調べる研究も、「手術を断った」患者が対象で、受諾した患者は嬉々として手術しています。現に東京大学医学部脳神経外科の桐野高明教授らも、医者向けの雑誌上で、一〇ミリ未満の動脈瘤に対しても「治療を推奨している」と述べている(Medical Practice18611頁・2001)

破裂率が年0.05%という報告後、日本の患者にはどんな説明がされているのか。全国の脳外科医にアンケート調査をした結果をみると、説明のときに挙げる年間破裂率は、「1%」が38%で一番多い。そして「2%」が23%もあります。これに対し「0.05%」と説明する脳外科医は2%しかいなかった(第10回日本脳ドック学会、2001年)

説明内容がそんなでも、手術を断る患者は以前より増えているようです。また、あまり手術を勧めない脳外科医もいないではありません。しかし手術しないのも、それはそれで問題が生じます。というのは、患者が強い不安にさらされるからです。いつ破裂するかもしれないと気になって、仕事ができないなど生活に支障をきたしているケースもあるといいます。

悲劇も起きます。子供がくも膜下出血で倒れ、主治医のすすめで検査をうけた74歳の男性は、多発性の動脈瘤を発見されたけれども、年齢制限のため手術をうけられなかった。それで恐怖にかられ、子供のあとを追うように自殺したというのです(前掲学会)

これはあまりにチグハグです。担当医はせめて手術可能かどうか見極めてから、検査をすすめるべきでした。
脳ドック業界は、どうしてこう出鱈目なのか。じつは脳ドックは、日本だけの現象です。世界最初の脳ドックは札幌の脳外科医が開設したのですが、未破裂動脈瘤を発見したら何とかなるのではないかとの期待感が存在しただけで、発見して手術したら利益が害を上回るというデータ的根拠はなかった。

根拠がないのに普及したのは、日本に脳外科医が多い事実と無縁ではないでしょう。日本の脳外科医は約5000人。人口が倍の米国には3200人しかおらず、人口比で3倍です。それでは無症状の人を検査して、患者を一人でも増やしたくなろうというものです。そのように脳ドックが失業対策であるならば、脳外科医のがわから廃止する事態は考えにくい。・・・

人は、せめて脳だけは死ぬまで正常でありたいと願う。それは当然の願いで、わたしにもあります。しかし残念ながら、脳血管の老化を防ぐことは難しい。脳卒中の予防が絵に描いた餅だとすれば、脳卒中にかかることもありうると観念しながら暮らすしかない。しかしそれは、動脈瘤や脳梗塞の存在を指摘されるより、はるかに気楽で安全です。したがって各人がもつべき指針は、「脳ドック!」ならぬ「
ノー.ドック!!」でしょう。
 

.
*ゆめ*
*ゆめ*
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

標準グループ

登録されていません

検索 検索

過去の記事一覧

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事