化学物質に過敏。食材はEM育ち。 ∞いのちはつながっている∞

■6000ベクレルを越える放射線量もEM使用で、検出限界値以下■心臓は1%機能しなくなっただけで25%が機能不全に

●甦れ!食と健康と地球環境

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「Digital New Deal:デジタルニューディール(大学発ベンチャー起業支援サイト)」から、比嘉照夫教授の『甦れ!食と健康と地球環境』が、よりよく活用されることを願って、お届けします。
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第11回 グアテマラのEMによる都市汚染の浄化
http://dndi.jp/19-higa/higa_11.php
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 これまで中南米におけるEMの普及活動について各々の国におけるモデルケースを紹介してきましたが今回からは環境汚染対策に即戦力となる、EMによる都市全体の汚水処理や石油汚染対策、大型のジュース工場の廃産物の資源化の例を述べたいと思います。

EMによる都市汚染の浄化をシステム的に普及し始めたグアテマラ。
 グアテマラの首都グワラスラ市は人口が数百万人に急増したにもかかわらず、都市部から排出される汚水は1本の川に集まり、その汚水はかつて風光明媚な観光地であったアマテトラン湖に流れ込んでいます。

 グアテマラ政府はアマテトラン湖全体が汚染されるのを防ぐ為に汚水が流入する河川の上の部分に堤防を築き、その一部分は保全したものの、残りの1800haは完全なドブの湖となり、周年悪臭を発し、アオコに覆われ陸地と錯覚するくらいにひどい状況になっていたとの事です。

 2007年の10月に中米3カ国(グアテマラ、パナマ、コロンビア)の指導のためにグアテマラを訪ねましたが深夜に到着したにもかかわらず、環境省で早朝の記者会見となりました。大臣は海外出張中との事で、汚水浄化を担当している局長が同席し、アマテトラン湖の浄化にEMを活用し始めて9ヶ月でかなりきれいになったことを発表したのです。テレビ、ラジオ、新聞などグアテマラ全マスコミが参加したとの事ですが、局長の説明に驚きの質問が多数発せられましたが、口々に奇跡だという言葉とともに信じられないとのコメントもありました。



 事のいきさつを全く知らなかった私は記者会見のやり取りでグアテマラの都市汚水処理問題をEMで革命的に解決したプロセスを聞かされ、EMについてのコメントを求められたのです。出されたデーターもEMの側に立てば納得いくものですが一般には全く信じられない数値なのです。

 私は先ずEMの安全性について「タイ国では医療や健康飲料として政府公認で活用されている事例を説明しました。また、個々に活用されている微生物は食品加工等に活用され、歴史的にも科学的にも安全性が確認された種類であり、過去25年間において一度も問題を発してない事も加え、EMを生活化することが環境を浄化するライススタイルである」ことを強調しました。

 その次に「一般的な常識として人工的に大量培養した微生物を投入し続けると自然界の微生物の生態系を乱すのではという懸念があります。EMは嫌気的な性格が強いため、環境が浄化され酸素が多くなると増殖が抑制されます。したがって自然界ではメジャーになれないという特徴があります。酵母や乳酸菌や光合成細菌は、雑菌が入らないように人間がていねいに管理しない限り自然界では常にマイナーな存在です。したがってEMの投入を中止すると自然に元の状態に戻ってしまいます。この26年間、EMを大量に投入した場合でも良い結果になっても悪いことは1件も発生していません。」



 「EMを投入し続けると元々自然界に存在していた抗酸化機能を持つ有利な微生物も共存的に増殖するため、微生物の生態系は質の高い豊かな状況へと変化します。そのため、結果的に自然生態系も豊かになり魚貝類も増えることになります。」

 「魚が全く釣れなくなったアマテトラン湖でこの数ヶ月で魚がよく釣れるようになったとのことですがEMは自然界のあらゆる有機物を発酵分解します。またEMの中の光合成細菌はメタンや硫化水素、アンモニア等を基質(エサ)にして、アミノ酸や糖類を作ります。それらの成分は動植物プランクトンのエサになり食物連鎖の最も重要な底辺部分を強化し健全化する力となります。逆説的に言えば汚染の分だけ魚貝類が多く取れることになります。」

 多分に理解できなかったと思いますが次の日の新聞では、日本の微生物技術でアマテトラン湖がきれいになってきたことが報じられており、環境局長はテレビ等で一躍時の人となってしまいました。

 記者会見後、現場を見せてもらいましたが、すべて納得のいくものでした。浄化のシステムは汚水を4つに区切られた大型のラグーン(20ha〜25ha)に導入し、最初のラグーンに臭気が消えるレベルのEMを投入するという簡単なものです。滞留時間は流入から4〜5日で放流していますがこの時点で水道の原水に使える程に浄化されています。ラグーンからの放流水は水生植物の自然浄化を経てアマテトラン湖へ流入するようになっていますが、EMを活用するとこのシステムは不要となります。更に浄化を強化するため河口ダムを作り、ごみ等を回収できるシステムにしていましたがそのオーバーフロー水は飲めるくらいに浄化されています。



 このシステムは、スペイン政府の援助によるものですがEMを活用することで理想的に機能しています。EMの投入量を増やすとラグーンだけの設置で十分ですのでコストは10分の1以下となります。

 グアテマラ政府はこの成果を基に全国の汚水処理、EM投入のラグーンシステムにすることに決定しました。昨年グアテマラは政権が交替し人事の総入れ替えが行われましたが、EM関係者はすべて留任となったという報告がありました。このような前例はないとの事ですが汚水処理のみならず、EMはグアテマラの農業に深く根を下しており、国全体がEMによる有機農業への転換を目指すようになっています。

 これもすでに述べたコスタリカのアース大学の卒業生会のシステム的なEM普及活動の成果であり各々の国の卒業生がいい意味でライバルとなっています。

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第10回 EMで国造りを目指すコロンビア(2)
http://dndi.jp/19-higa/higa_10.php
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 前回はコロンビアにおけるEM導入の背景とEMの研究普及体制について述べましたが、今回はその代表的な事例を紹介します。

1、EMによるバイオアルコール革命
 コロンビアの南に位置するカリは、麻薬犯罪にまつわる様々な歴史で有名をはせていましたが、このカリ地域がEMによって変わり始めています。カリはサトウキビの大産地で10a当りの平均収量も10トン以上、新植の場合は15トン内外で世界のサトウキビの平均収量の2倍以上に達し、単位面積当りの収量は世界一となっています。

 5〜6年前からブラジルに習ってサトウキビからバイオ燃料アルコールの製造が始まりましたが粗放的となり、株出し栽培の収量が著しく低下し、アルコール工場から出る膨大な廃液が河川や湖沼を汚染し工場の半径数キロメートルはその悪臭で悩まされており、大きな社会問題になっていました。

 この件についてM&D財団から相談を受けた私は、アルコール廃液が60℃以下になった時点で、EM活性液を500〜100分の1添加しサトウキビ畑に戻すだけで問題の大半は解決すると答え、工場の水を使う
あらゆる工程にもEMを活用するように助言しました。

 答えは次の年に返ってきました。10a当り10トン前後で低迷していた10年以上の株出しの圃場で15トン以上の収量となり、新植と同様のレベルとなった。EMを施用すると収穫後に大量に発生する残渣(枯葉)が急速に分解し有機肥料化するため、肥料が30%〜70%節減できた。毎日のように悪臭と河川の汚染に対する苦情の電話があったが、EMが全面的に使われるようになってからは、この種の電話は全くなくなったとのことです。

 アルコール廃液はたんぱく質やアミノ酸、有機酸などの含量が高く、栄養的には家畜のエサにできるレベルにありますが、数日で腐ってしまいます。酪酸発酵が中心になりますので、その悪臭は一般の畜産公害の比ではなく、汚染された河川や湖沼は悪臭を発し生態系は完全に破壊され、魚貝類の住めない環境となり、人々の結構被害を無視できないくらい大きなものとなっていました。

 このような最悪の状態になっても環境中にEMの密度を高めると数週間で悪臭は消え、数ヶ月でヘドロがへり分解され、動植物プランクトンが増え、イトミミズやミジンコが大量に発生し6〜12ヶ月で豊かな生態系が復活します。EMはこれまで製糖工場やアルコール工場に関する様々な汚染対策に完全な答えを出してきましたが、コロンビアのカリのように地域全体にシステム的にEMが活用されている例はなく、その規模も世界最大となっています。

 この成果は農業が大幅にCO2を固定した場合の排出権取引の対象ともなります。すなわち、これまで化学肥料や農薬を使い大量の枯葉を焼却していたサトウキビ栽培が化学肥料や農薬を極端に減らし、枯れ葉も焼却せず収量が1,5〜2倍になる上に土壌中の腐食(土中におけるCO2固定)も増えるからです。

 このような実績はすでにオーストラリアのサトウキビで確認され今年からCO2排出権取引の対象として認められています。現在のブラジルのような粗放なバイオアルコール産業とは似ていても非なるものでレベルが段違いということになり、中南米各国のバイオアルコール関係者のカリ詣でが始まっています。

2、世界最高水準のエビ養殖
 EMのエビ養殖については前々回のエクアドルにおけるホワイトスポットウイルス対策におけるEMの革新的な事例を紹介しましたが、集約度とシステムから見るとコロンビアのカルタヘナにあるエビ養殖場はダントツの世界一です。

 約1000haのエビ養殖場は週に最大600トンのEM活性液を投入できるシステムになっています。 このシステムはタンクの連結のみで1000トンや10,000トンに増やす事ができますので大型のタンカー事故による大規模な海洋汚染にも簡単に対応できるシステムとなっています。

 一般のエビ養殖はエアレーションなしの場合は1ha当り1トン、エアレーションを行った場合は2〜3トン、これ以上になると病気の問題もあり4トンを越えることは困難です。カルタヘナは旧市街全体が世界遺産となっている美しい古風の歴史的な都市でカリブ海に面していますがボゴタ川からの汚染で海の色は黒茶色に染まっており特にエビ養殖場あたりの海はヘドロがまき上がるひどい海域となっています。

 このような条件下でEMを活用しhaあたり4〜6トンのエビの収量を上げ、長年にわたって維持しています。エビ養殖場の排水は流入水よりもきれいなため、排水の放流口の海域はきれいになり無数の魚が群り、海鳥が乱舞しています。養殖場の排水が海をきれいにし豊かにするという奇跡はEMの真骨頂といえるものです。

3、世界一のゴミリサイクルシステム
 ボゴタ市の川の汚染やごみ問題は解決が不可能ではないかと思われていましたが、アース大学の卒業生会や、M&D財団のモデル事業のお陰で、生ごみや有機ごみの大半がEM処理により有機肥料として広く活用されるようになっています。この件に関しては政府も積極的に支援しており、地域ごとに分散して効率よくリサイクルされています。

 それと同時に他のごみのリサイクル率も高まっており、ボゴタ市は年々「きれいなまち」に変わっており、全国の都市にも波及効果が見られるようになりました。都の生ごみにEMを活用して堆肥化すると無数のヘラクレス(大型カブトムシ)が発生するため、カブトムシビジネスにもEMは引っぱりだこです。

4、世界一の有機の花
:世界一の有機の花の出荷調整状況
 この件については前回にも触れましたが、ボゴタ市のみならずメラリン市など多くの地域でEMによる有機の花が栽培され世界中に輸出されています。この場合、収穫残渣をEM処理し土壌にすきこむ方法をEMによる各種の発酵葉面散布剤による病害虫対策、EM生ごみ堆肥等の併用など数々のノウハウが積み上げられています。

5、その他
 現在進行中のものでEM医学の応用、EMを土木建築への活用など、タイ国を上まわる数々の優良モデル事例が出来つつあり、EMを空気や水のごとく全ての場面に活用するための数々

第9回 EMで国造りを目指すコロンビア(1)
http://dndi.jp/19-higa/higa_9.php
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 南米の頭部に位置するコロンビアは農業を含め潜在的な可能性が極めて大きな国です。コロンビアといえばコーヒーと麻薬で名をはせていますが現大統領の徹底した取り締まりと福祉政策により国の情勢は大幅に改善しつつあります。かつて中南米の国々では汚職防止のために大統領は1期のみという憲法がありますが、先に述べたコスタリカの大統領のように私心を捨て国民の為に尽力するリーダーが現れ、そのため国民からの要望で憲法を変え2期はできるようにする国々が増え始めています。

 コロンビアの現大統領も同じケースで現在2期目に入っていますが福祉や環境や地域の自立活動における大統領夫人のリーダーシップは国民から絶賛されています。全く私欲がなく、大統領の再選にも反対したようですが国民の強い要望に応え、暗殺の危険も覚悟の上で2期目に同意したとのことです。

 コロンビアへのEMの導入も前に述べたアース大学の卒業生の尽力によるものです。小児マヒを患い体に大きなハンディキャップを持った卒業生の女性が父親の農場でEMを実証的に使い、驚異的な成果を上げたことから多くの人々が注目し始めました。特に生ごみを活用した有機栽培の成果は目を見張るものがあり、ごみ問題で困っているボゴタ市をはじめ、農業や環境問題にEMは急速に広がり、その女性のアース大学の卒業生(モニカ)は、農業大臣の技術顧問に指名されたのです。

 もちろん、その他の多くのアース大学の卒業生が一致して協力してくれましたがその卒業生達のバイブルは私の書いた「地球を救う大変革」のスペイン語版です。このようなことから、コロンビアのアース大学の卒業生会の活躍が注目され、その活動の成果を積極的に取り入れたのがM&Dというカトリック系の福祉財団です。

 この財団は腐敗し混乱し困窮し切ったコロンビアを自力で改善することを決意した1人の神父さんの信念で始められたものです。その財団のMは1分間、Dはいいことを意味します。すなわち1日に1分間でもいいから社会や他人に対しいいことをしましょう。行動できない場合は1分でもいいから、いいことを想ったり、社会や他人にいいことがあるように祈りましょうという原点からスタートしたものです。

 現在は2代目の神父さんに変わっていますが2000年以降、私は2〜3年に1回コロンビアを訪ねていますがM&D財団の活動は政府を巻き込んだ国家レベルのものに成長しています。

 コロンビアはオランダにつぐ園芸王国ですがM&D財団の理事の中には世界有数のカーネーションやキクの切花経営者もおります。数年前、その現場を見せてもらいましたがEMが完全にシステム的に活用され世界NO.1の有機の花栽培の生産者として評価されるようになっており、日本にも輸入されています。

 M&D財団はコロンビア全土にボランティアを中心とする組織網を確立しており、各地域の学校を拠点にEMによる環境、リサイクル、生ごみを活用した野菜や花づくりの活動を行っています。EM技術が一定レベルに達した中学生にはEMインストラクターの資格を与えています。そのため、自発的に地域を良くする活動に参加したり、自給自足のレベルを上げ余った野菜を売って家計を支えている子供達が多数育っており、EMによる自立ビジネスも生まれています。

 M&Dには、大きな小中高校もあり、各地の学校や教育機関にも積極的な支援を行っていますが、EMで国造りが必ず成功するという象徴的な事例があります。それはM&Dが大学を創設した時点で農業の普及事業も行っていたことです。その中に微生物の応用の分野もあり基礎力もかなりしっかりし、ある程度の実績もありました。

 私は、この状況とM&Dのゆるぎない方針と実績を高く評価し、コロンビアのEM普及をアース大学の卒業生会とM&D財団の協同化で進めることを決めEMのノウハウをすべて伝授することにしました。

 M&Dは私の要望を入れ、微生物研究所を強化し、コロンビア全土にEMを供給する体制を作り、各地でEMのモデル事業を展開してくれました。数年前にはEMをベースに農業や環境を専門に教育する学部を作ってくれました。

 この学部の実質的な開校式で私は学生に次のような話をしました。「EMのエキスパートになるにはEM語が話せなければなりません。言葉は使わないと絶対に上達しません。EMを生活の中や生産のあらゆる場面で空気や水の如く使うようになると、自然にEM語が話せるようになります」「コロンビアはある意味では困難といわれる状態にありますが、皆様も知っているように素晴らしい大統領がおります。その大統領が最も期待しているのが国造りに協力するEMのリーダー達です。EMを通し自分の人生が自分自身はもとより、他人を幸福にし社会を良くし、環境問題を解決することができるようになれば、この国は世界がうらやむ素晴らしい国にすることができます」「世界で本格的なEMのリーダーを養成し、国家的な立場で、この人材を活用するシステムを確たるものとしたのはコロンビアが最初であり皆さんは、その歴史的な局面におり、このような人生を選択できたことを真の意味で神からのプレゼントとして受け取り、本気でEMを勉強してください。そうなればコロンビアは世界で最も幸福度の高い国として評価されるようになります」

 コロンビアのEM活動は普及システム、人材育成、研究システムが三位一体となっており、その成果は他国の範となっています。この頂点に行政側の代表として、大統領夫人がおり、農業や環境省はもとより、土木建築、医療、社会福祉などあらゆる分野の省庁がEMに取り組み始めており、タイ国とは異なるEMによる国造りを着々と進めています。

第8回 EMによる新型(豚)インフルエンザ対策
http://dndi.jp/19-higa/higa_8.php

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 メキシコで発生した豚インフルエンザは、死亡者が徐々に拡大するにつれ、パンデミック(国際的大流行)になる恐れから国際的に厳重な警戒態勢に入っています。そのため私の米国出張も延期、その後の予定の海外出張も見通しが立たなくなってしまいました。

 この新型インフルエンザはヒト型とトリ型(弱毒)のミックスタイプになっており、自然発生的には出来ないと考えられているタイプで人為的なもの(ワクチン等の製作の過程で出来たもの等々)ではないかという疑いも持たれています。

 新型インフルエンザの重篤率は10%と判断されていますが普通のインフルエンザ(ホンコン型ソ連型)よりもやや重いレベルといわれています。このレベルであれば従来のインフルエンザ対策でも十分に効果が上げられるということになりますが問題は常識(予測)を越えたウイルスの進化に対する不安がその背景にあります。

 今回のウイルス遺伝子の組み合わせは幸いにしてトリ型が弱毒(H1N1)であるというレベルですがこのトリ型が強毒になるとパニックに陥ることは明白です。今後の新型インフルエンザの遺伝子の組み合わせの進化度を考えると強毒化する可能性は否定することが出来ないため、WHOはフェイズ5のレベルに引き上げて厳重な対策を各国に要請しています。

 新型ウイルスの不思議な点はそれだけでなく死亡者が若年層に多く、60〜65歳以上では極めて少なくなっているということです。この点についても従来の常識を覆すものですが、何らかの病気を持っている人に対する重篤率はかなり高く、エイズに類似した免疫不全力があるのではないかという疑いも残されています。

 このような諸々の不確定要素が絡んでいるため重篤率10%でもパンデミックになるとウイルスの進化を促進する可能性があるため、症状のレベルで決める状況にはなく、パンデミックを防ぐことに主眼がおかれています。

 見方を変えれば、今回の世界的な流行対策は強毒性のトリインフルエンザ(H5N1)に対する各国の予行演習ということになります。WHOとしては、不幸中の幸いで本格的なトリインフルエンザ対策にはずみがつき、かなり具体的で効果的な演習であると考えているふしもあります。いずれにせよ、これまでのウイルス対策を徹底し、免疫力を向上させれば基本的には問題のないレベルで治まりそうですがウイルスの強毒化は否定できませんので、更なる対策の進化が必要です。

 私はこのシリーズの第4回目に「EMによるトリインフルエンザパンデミック対策」について緊急提言を行いました。今回はブタインフルエンザについて振り回されていますが強毒性のトリインフルエンザに対し明確な効果が認められているEMは当然のことながらブタインフルエンザに対しても同じ効果があるといえます。

 EMを構成している主力の光合成細菌は強い抗ウイルス作用を持っていることは学会でも既に認められている事実であり、同じくEMの構成菌である乳酸菌や酵母も免疫力を高めたり多様な抗菌作用等が認められています。これらの作用すべて微生物の作り出す酵素によって起りますので、使用に当っては微生物が必ず生きている必要はありません。

 冬季であれば加湿器に500〜1000分の1のEMまたはEM活性液(自家製)を常用すれば空気を清浄化するばかりでなく、空気中のウイルスを完全に不活性化する力があります。最近では周年型の加湿器や冷房用の加湿器もありますので、その水にEMを活用すると更に効果的です。

 同様にEMやEM活性液を300〜500倍にして手洗いの最後に消毒的に使ったり、消毒液がわりに室内や人の触れるあらゆる部分に散布します。希釈した液はその日で使い切るようにします。一般的な消毒は化学物質過敏症の人やアレルギー体質の人にとっては二次被害を起こしてしまいますし、免疫力低下の原因にもなります。

 EMは、このような懸念は全く起らず、シックハウス対策や科学物質過敏症の人々にも幅広く使われています。EMのこのような力は累積効果がありますので使い続けることによって生命、非生命体を問わず蘇生的な機能が向上したり、物質の劣化防止対策にも効果的な力が現れてきます。

 EMの増やし方は20年以上も前から公開されていますのでウェブサイトでEMと入力すればその情報を得ることが出来ます。米のトギ汁で増やす場合は一般に発酵液と呼ばれていますが糖蜜を使用した農業用は活性液と称しています。糖蜜が糖源になっていますが、糖分であれば果糖でも何でもよく、特に色が気になるようであれば、白糖を使いリンゴジュース等果物のジュースを加えると発酵レベルが更に良くなり、良質の活性液や発酵液を作ることができます。

 この培養液を更に高度に活性化するにはニガリを0.1〜0.5%ぐらい加えるとよく、更にEM・Xゴールド0.1〜0.5%、EM蘇生海塩を0.1〜0.5%加えると飲料レベルの良質なEMを増やす事ができます。

 飲用については第4回でも述べましたが参考までに繰り返し紹介しますので万が一の参考になれば幸いです。

「したがって、トリインフルエンザパンデミック対策にはこれまでの方法に加えEMを活用すれば更に万全を期すことが可能であると確信しています。市販のEM1号やEMWを活用することも一つの方法ですが、前回に述べたタイ国のようにEM1号やEMWを黒糖や果物のジュースやハーブ等を入れ発酵液を作り自家製の健康飲料にする方が最も効果的といえます。飲む量については特に制限はありませんが30〜100ccが目安となっています。それでも不安な場合は清涼飲料として市販されているEMXゴールド等のEM資材も強い抗ウイルス作用があることを理解し、活用するときもEM資材が顕著な免疫力増強に役立つことも覚えておればトリインフルエンザパンデミック対策に万全を期すことができるものと確信しています。」


(デジタルニューディールより…)

 
第7回 革新的なエクアドルのEMのエビの養殖とバナナ栽培
http://dndi.jp/19-higa/higa_7.php

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 前回は中南米のEMの普及の中核となっているアース大学を紹介しましたが第5回で述べたペルーのようにエクアドルでもアース大学の卒業生会の活躍は目を見張るものがあります。

 エクアドルでもいろいろな形でEMが活用されていますが特筆すべきは大規模なエビ養殖への応用と日本向けに栽培されているEMバナナといえます。

 太平洋に面するエクアドルのグワヤキル市の沿岸には巨大なマングローブの林が広がり、その面積は数百万haもあり、世界最大といわれています。マングローブの林を切り開いてエビ養殖を大々的に行ったタイ国を中心とするアジアの国では時間の経過とともにホワイトスポットウイルスやエローヘッドウイルスが蔓延し、多量の抗生物質を使うようになりました。薬剤で病害対策が不可能になると新しくマングローブの林を切り開いて、元の養殖場は放置する為広大なマングローブの林が破壊されるというジレンマに陥ってしまいました。

 その上、抗生物質に対する耐性菌の問題が明確になるにつれてEUや米国などの先進国の大半は抗生物質を使ったエビの輸入を禁止したり、抗生物質の使用量を厳しく制限するようになりました。

 エクアドルを新天地としてエビ養殖を始めたのは東南アジアで行き詰った養殖業者でしたが10年もたたずして同じ結果になってしまいました。4〜5万人もいたエビ関係者の大半が失業し、収量も10分の1程度に減少し、更にエビの価格の下落が追い討ちをかけた最悪の状態となってしまったのです。

 EMを活用し抗生物質等を使わないエビ養殖は、1990年代の後半にはタイ、インドネシア、インド等で小規模ながら広がっていましたが、当時は薬品に対する法的制限もなく、専門家のEMの知識も十分ではありませんでした。EMは本シリーズの第3、4回で述べたようにきわめて強い抗ウイルス作用と有害な微生物の繁殖条件を抑制する力があります。

 またヘドロ等はEMで発酵分解され動植物プランクトンのエサになるため水質の浄化とともに魚介類も増え、生態系も急速に豊かになります。ヘドロの量と病気の発生レベルは常にリンクしていますので養殖場でのヘドロ対策は最重要課題となっています。

 そのためエビの出荷後にヘドロを取り除き底質を乾燥させ砂を敷いたり、土壌消毒の要領で塩素剤で徹底して殺菌する方法がとられています。抗生物質や土壌消毒剤に対する耐性菌はいまや世界中に広がっており、当初のように連続的に効率よく養殖池を使うことが出来なくなっています。

 アース大学のセミナーでEMによるタイのエビ養殖の成功事例を確認したエクアドルのアース大学の卒業生会では農業や環境分野の外にエビ養殖におけるホワイトスポットウイルス対策に挑戦したのです。

 当初はなかなか信じてもらえず、小規模の池から試験的にスタートしましたが今では数万haにも広がり失業していた大半の人々が職場復帰できるような成果を上げています。

 方法は極めて簡単で、出荷後に池を乾燥させる間にヘドロの全層にEMが浸透するように数回散布し、エサの一部をEMで発酵させ数パーセント混和し与え、後は月に2回水量の1万分の1程度のEMを投入するだけです。

 EMは活性化して使いますので原液を1000〜10000倍に増やすことも容易ですのでシステムさえしかり組めばコストは従来の10分の1〜30分の1となってしまいます。エクアドルにおけるシステム的なEMを活用した大規模なエビ養殖の成功はこれまで放置された養殖池の再利用問題を解決した為、従来のように新しくマングローブ林を切り開いてエビ養殖場を作る必要もなくなってしまいました。

 マングローブ森の保護は世界的な課題となっていますがEMの活用により確実な成果を上げつつあります。


日本に輸出し始めたEMバナナ

 アース大学の卒業生会の活動と連動してエクアドルのバナナのプランテーションにもEMが入るようになりました。その情報をいち早く活用したのが日本からマニラアサ栽培のためにエクアドルへ移住した田辺さんです。数年前に田辺農園を訪ねたことがありますが全園にEMが自動的に施用できるようにスプリンクラー等を設置していました。

 私は、もともとは熱帯果樹の専門家です。田辺農園のEMバナナはこの私をして絶句と言わせるほどのすばらしいバナナになっていました。当時は200haでしたが田辺さんの筆舌に値する努力でEMバナナが日本へ輸入できるようになりました。最近の情報では田辺さん同様にマニラアサ栽培で移住した日系の方々もバナナの栽培面積を増やし、EM化し、今では田辺さんを中心に1000ha以上のEMバナナグループに発展しているとのことです。

 ブラジルやアルゼンチン、ペルーなど多くの国々の日系の人々がEMを活用し、EM普及の先導的な役割を果たし、日本人の心意気を示していますが田辺グループは、その代表的な事例といえます。

 バナナの栄養価のバランスや機能性については改めて述べるまでもありませんが最大の欠点は農薬が想像を絶するくらいに多量に使われていることが欠点です。EMを活用すると農薬を今の5〜10分の1以下、アース大学のように時間をかければ完全無農薬にすることも可能です。

 エクアドルのEMバナナはバナナアレルギー(農薬)の人でも全く反応しませんので安心ですし、食の内容を更に高める為のニューフェースともいえるものです。

(デジタルニューディールより…)


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