いろいろジェンヌ 夢ありす

千里の道も一歩から 踏み出そう今

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

大浮世絵展

三連休の中日は超混んでいた。
江戸東京博物館の隣は両国国技館で、しかもその日は初場所初日。
両国界隈の賑わいはすごかった。
展覧会の入り口ゲートで、本日混雑しておりますというお言葉も。

ほとんどの展覧会がそうであるように、入り口付近だけが異常な混みようで、中程になるとそれほどではなかった。
見どころともいえる歌麿や写楽のあたりは、なぜかそれほどの混雑でもなく、タイミングによってはゆっくり見られたものもあったくらいだ。

当日は、見返り美人やポッペンちゃんは見られなかったが、目をみはるような美しさで溜息が出た。
浮世絵というと版画、という感じだが、肉筆画もあり、当時の絵師の心意気が伝わってきた。
自分的に好きな鳥居清長のすっとしたスタイル美人、歌麿のなにげに艶やかな美人、妖怪すらも美しい北斎、その謎に取り憑かれてしまいそうな写楽、美しい笑いの国芳などなど。
清長の着物の柄は、今日のイタリアンファッションのよう。
歌麿の美人大首絵は、ベルばらMC九巻の表紙のようだ。
北斎の妖怪は、キモカワか。

江戸の庶民を魅了した浮世絵が今、当時は計り知れなかったであろう高値で取引されているという。
蕎麦一杯分の値段で買えた摺り絵が、こんなことになろうとは、当時の関係者は思いもしなかっただろう。
絵師も彫り師も摺り師も版元も、空の上から吃驚仰天しているだろう。
もしかしたら、蔦屋重三郎だけは予想していたかもしれないが。
その蔦屋から売り出された写楽、様々な写楽本の通り、写楽独特の画法に見入ってしまった。
人差し指の曲がり具合がなかなかステキだ。
この指の曲がり方もベルばらの絵に近いと勝手に思っている。

当時から既に遠近法を取り入れているものもあり、存在そのものを描く事と景観を描くものに描きわけていたのかもしれない。
江戸時代の後半は、きっと西洋画が抜け荷等でこっそり大量に入っていたのだろう。
島田先生の小説のように、長崎のオランダ商人や使節が日本人名で実は描いていたりして。

美術全集や雑誌でおなじみの浮世絵が次々と並んでいるので、混んでいてもあっという間に時間が過ぎ、ふと気がつくと、そこはもう出口だった。
最近の美術展はどれもこれも混んではいるが、美術ファンが増えている証拠なのでいい事だと思う。
なにげなく足を運んだ美術展で美術に嵌れば、人生がまたひとつ楽しくなるはずだ。

日本美術の細い線の美しさを堪能した。
その繊細な線は、日本の美しさであり、日本人の細やかなおもてなしに繋がっているのだと思う。

全1ページ

[1]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事