いろいろジェンヌ 夢ありす

千里の道も一歩から 踏み出そう今

ベルばらss

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原作とはまったく関係のない妄想です。






自由、平等、友愛。
この崇高なる理想が、フランス人民の礎とならん事を。

わたしの考えは間違っていたのだろうか。
今のフランスは、血で血を流し、誰もが恐怖政治に怯えている。
自由な思想とは程遠く、平等のかけらもなく、昨日までの友を断頭台に送ろうとするものもいる。

なぜ、こんなことに。
ベルナールの言っていた腐った貴族社会が、またくり返されているだけなのではないか。

わたしの人生は、間違っていたのか。

「オスカル、あまり思いつめるな。フランスでは、一握りの僧侶と貴族による支配が何年続いたと思う?長い間に積み重ねられたひずみが、たった数年で変われるだろうか。長い目でみてごらん。二十年後、三十年後はどうなっているだろうか。五十年後は…。百年後は…。俺たちのこどもが大人になる頃、そのこどもが世の中を動かす頃、そのまたこどもが新たなる理想を追い求める頃…。今はまだ、結果は出ていないかもしれない。そうだな、二百年後くらいなら…。二百年後には、人々は身分も国境も越えて、自由に愛しあい、平等に議論し、ヨーロッパだけでなく、アジアやアフリカや、世界中の人々が友情をはぐくんでいるかもしれない。何年か前に独立したばかりのアメリカが、フランスやイギリスのように偉大な国家になっているかもしれない。いや、フランスやイギリス以上に大きくなっているかもしれない。オスカル、おまえが命をかけたあの7月14日のバスティーユ攻撃が、フランスの未来を変えていく事だけはたしかだ。人々は、あの7月14日を永遠に忘れないだろう。あの日があったからこそ、フランスはかわっていくのだ。おまえの言った通り、フランス衛兵隊の名は、きっと語り継がれるはずだ。人の歴史のある限り。今は、やがて生まれて来る新しい命に、未来を託そう。」

ありがとう、アンドレ。
おまえはいつも、わたしを勇気づけてくれる。

夫の手がわたしのお腹をやさしく撫でた時、お腹の中の子が嬉しそうに動いた。





原作とはまったく関係ありません。

アンドレ

アンドレが神に召された日。
原作コミックのアンドレ、アニメベルばらのアンドレ、実写映画のアンドレ、宝塚のアンドレ、ファンサイトさまたちのアンドレなどなど…。
アンドレはたくさんあれど、好みは様々。

わたし的に好きなのは、原作アンドレ、宝塚アンドレ、そして某ファンサイトさまのアンドレ。

原作のアンドレとは。
MC一巻で最初に登場するのは、たしかマリー・アントワネットさまのベルサイユお披露目のため、オスカルさまがお仕度する時。
ばあやがドレスを用意して、オスカルさまにあっさり拒否される場面だったと思う。
ちょっと三枚目キャラの少年と青年の間くらいかな。
長い黒髪を束ねて、濃い色のお仕着せの従者。
既にアンドレは、貴婦人たちから熱い目でみつめられてたっぽい。
オスカルさまってすてきよね〜って会話の中で、ふふ、わたしはアンドレのほうが…って貴婦人がいたのだから。
その頃から、どんな女が俺をみつめていても、俺がみつめるのは、おまえだけだ、オスカル。
だったのだろう、きっと。

ニセ黒い騎士になるため髪を短くしたあたりから、急にイケメンになるアンドレ。
オスカルさまへの思いがどうしようもなくなってきた頃。
ストイックさが男の色気を増したのかしらん。
五巻の、わめくがいい、叫ぶがいい、殺されたってかまわない、おまえを愛している、オスカル。
あのシーンなんて、生唾ゴックンものなのだ。

オスカルさまへの思いを吐き出した後、残された右目が一瞬見えなくなる。
神様はすべてをお見通しだったのか。

オスカルさまは自分では気づかないだけで、ほんとはあの時既にアンドレを愛していたのだと思う。
もしアンドレが、他の女に目をむけていたら、心の底で嫉妬の炎が燃えたに違いない。

それ以降は言わずもがな。

宝塚アンドレとは。

たくさんのアンドレをみてきた。
小学生の頃は、麻実れいさんアンドレが大好きだった。
少女漫画のように瞳の中で星が光っていたアンドレだった。
最近では、スカステでみた蘭寿とむさんと壮一帆さんがよかった。
橋の上で死んでいくアンドレは、見せ場のひとつ。
スカステで見ただけなら、春野寿美礼さんもよかった。
ビロードの声のアンドレだった。

こどもの頃から大人になってまで、ずっと印象に残っているアンドレは、但馬久美さんなのだ。
抱擁力、オスカルさまをみつめる眼差し、常に影のようにオスカルさまを守っているアンドレ。
すべてにおいて最高のアンドレなのだ。

オスカル、君は心の白薔薇か
つい歌いたくなる。

アンドレ、あなたは身体は死しても、オスカルさまの最期の瞬間まで、魂が彼女の影となって、永遠に見守っていたのでしょう。
オスカルさまが召されるときも、彼女が苦しまぬように、そっと手を貸してさしあげたのでしょう。
あなたになら、オスカルさまを安心して託す事ができるでしょう。
7月13日。

ベルばら三が日

ssではないが、日付がかわって今日からベルサイユのばら三が日の始まり始まり。

7月12日は、オスカルさまとアンドレの結婚記念日。
今宵一夜のロマンティクな日。

7月13日は、テュイルリー宮広場で、ランベスク公爵率いるドイツ人騎兵が民衆に発砲。
撃ったのは軍隊だ、仕向けたのは民衆だ。
アンドレはオスカルを庇って戦死。
原作によると、衛兵隊のフランソワとジャンも銃弾に倒れている。

そして、7月14日。
フランスの革命記念日。
ベルばらファンにとっては、革命記念日よりもオスカルさまの命日。
バスティーユでベルサイユの白薔薇を散らした日。
隊長、見て下さい。バスティーユに白旗が!
いちばん好きな台詞のひとつ。

オスカルさまもアンドレも、架空の人物であることは十分にわかっている。
それでも、自分の中では、いちばん好きな歴史上の人物なのだ。
ふたりは、十八世紀のベルサイユで生き、今もきっと、フランスのどこかで生まれかわっているはず。
背の高いプラチナブロンドの美女と、もっと背の高い黒髪のイケメンが、運命の輪に導かれ、どこかで出会っているはず。

オスカルさまの言った通り、フランス衛兵隊の名は、今でも永遠に語り継がれている。
オスカルさまが命と引き換えに勝ち取った、今日のフランス。

さてと、クローゼットから、エルメスの人権宣言柄のスカーフでもひっぱりだしてみようか。

原作とはまったく関係のない妄想です。







コンシェルジュリー牢獄の王妃さまを訪ねてきたのは、ジャルジェ将軍だった。
粗末な身なりで俯きかげんに立っていた。
貴族の面会は禁じられていたけれど、私は将軍を王妃さまにお引き合わせした。
かつての恩人をそのまま帰すなんてできなかった。
私の人生を輝かせてくれたジャルジェ家の旦那さま。

王妃さまとひとしきりお話しなさった旦那さまは、目に涙をいっぱいためて出ていらっ
しゃった。
「すまなかったね、ロザリー。無理を言って。」
「いいえ…いいえ、旦那さま。」
「どうか、最後まで陛下をお世話してさしあげてくれ。」
「はい…旦那さま。」
旦那さまは以前のように、わたしをやさしく抱きしめて下さった。
去って行く後ろ姿は、昔よりも小さくて弱々しくて、あの威厳のあったジャルジェ将軍とは思えなかった。

追いかけたかった。
追いかけて、話したい事がたくさんあった。
オスカルさまの事、アンドレの事、テュイルリー広場でのドイツ人騎兵との戦い、バスティーユの崩落、そして…奇跡が起きたこと…。
「旦那さま!」
勇気を出して、わたしはその場で、将軍を呼び止めた。
旦那さまは、振り向かずにその場で立ち止まった。
「旦那さま、オスカルさまは…」
わたしがオスカルさまの名前を口にした途端、旦那さまの肩がびくっとふるえた。
なおも、旦那さまは振り向かずにそのまま立ち続けていた。
「旦那さま、オスカルさまは、生きていらっしゃいます。アンドレとともに、生きていらっしゃいます。」
ゆっくり振り向いた旦那さまのその顔は、溢れ出る涙でいっぱいだった。
とめどなく流れる涙を拭おうともせずに、旦那さまはわたしに向かって大きく頷かれた。
そして、また向きを戻して帰っていかれた。
去って行く後ろ姿が、先ほどとは少し違っていた。
それは、かつてのジャルジェ将軍だった。
背筋をのばし、胸をはり、威風堂々とベルサイユを闊歩した、近衛隊の司令官だった。

旦那さまが去った後、わたしもまた、涙がとまらなくなっていた。
旦那さまも奥様も無事に生き延びて、いつかオスカルさまとアンドレにお会いしてほしい。

そんなわたしの気持ちをさらにゆらしたのは、もうひとりの面会人だった。







原作とはまったく関係ありません。

原作とはまったく関係のない妄想です。







今日も英国から手紙が届いた。
今回はオスカルさまではなく、ドゥ・トゥルネー伯爵のお嬢様シュザンヌさんから。
シュザンヌさんとは、かつてお茶会や夜会で何度もお会いしていた。
ジャルジェ家でお世話になっている頃、エルザベス夫人の舞踏会で初めてお会いした。
私にとって初めての舞踏会で、心臓の音が聞こえてしまうほど緊張していた。
そんな私に、彼女をはじめとする何人かのお嬢様たちが、やさしく話しかけて下さった。
もっとも、彼女たちの一番の目的はオスカルさまだったのだけれど。
私がオスカルさまといっしょに住んでるという事で、近づいて下さった。
後に、その話でよく笑いあった。
お互いにサロンやお茶会に呼び合って、オスカルさまの話に花を咲かせたものだ。
ジャルジェ家では、私のお茶会まで開いて下さって、本当に感謝している。
私のお茶会では、オスカルさまも顔を出して下さるので、みんな大喜びだった。
思えば、あの頃、ジャルジェ家で暮らしていた頃は、夢のような時間だった。
一番輝いていた青春だった。
読み書きや歴史を勉強し、社交界のしきたりを学び、お屋敷のお仕事まで憶えた。
オスカルさまには剣や乗馬も教わった。

今の私があるのは、ジャルジェ家での日々かあったからこそだ。
あの頃に身につけた貴族の着こなしは、今も仕事で十分に発揮させてもらっている。
夫のベルナールに出会えたというか、再会できたのも、ジャルジェ家にいたからこそ。

もうあの日々は戻ってこない。
シュザンヌさんは無事に英国へ逃れたけれど、他のお嬢さまたちはどうしたかしら。
どうか無事ていてほしい。

シュザンヌさんの手紙は、彼女の無事と今の幸せを伝えるものだった。
 
 ロザリーさん、お久しぶりね。
 お元気でいらっしゃると思います。
 私は今、イギリスにいるのよ。
 オスカルさまと同じ街にいるの。
 羨ましいかしら?
 オスカルさまと何度かお会いしたのよ。
 あいかわらずステキなオスカルさまだけど、残念ながらご結婚されたのよね。
 アンドレが旦那さまならしかたがないわね。
 彼はずっと、オスカルさまとごいっしょでしたものね。
 お二人はお似合いのご夫婦よね。
 ねえ、ロザリーさん、なぜわたくしがイギリスにいるか、おわかりになる?
 あなたにだけ、そっとお教えするわ。
 実はね、スカーレット・ピンパーネルが助けてくれたのよ。
 わたくとしお母様を荷車に隠して、フランスを脱出させてくれたの。
 あのペストが流行っていた頃よ。
 荷車に死体のふりして隠れていたのよ。
 信じられる?
 あのスカーレット・ピンパーネルが助けてくれるなんて。
 でも、わたくしがみたのは、ただの農夫。
 たぶん、手下の一人じゃないかしら。
 本物のスカーレット・ピンパーネルは、イギリス貴族という噂よ。
 これはわたくしたちだけの秘密よ。
 旦那さまにも言ってはダメよ。
 もちろんわたくしも、オスカルさまにも言ってないのよ。
 ロザリーさん、あのころは楽しかったわね。 
 あなたはいつも、オスカルさまの事をおしえてくれたわね。
 だから今度は、わたくしがイギリスのオスカルさまの事を教えてさしあげるわ。
 オスカルさまは、イギリス宮廷でも大人気よ。
 パーシー・ブレイクニーという伊達男の貴族とよく話していらっしゃるわ。
 でも、ブレイクニー伯爵はいつも狩りやビリヤードや乗馬やクリケットに忙しそう。
 オスカルさまやアンドレとは全然違うタイプよ。
 でもなぜか、気があうみたい。
 きっと、ブレイクニー伯爵の恋人がフランス人だから、懐かしいのかもしれないわね。
 そうそう、わたくしもこちらで、ちょっと気になる殿方にお会いしたのよ。
 アンドリュー・フォークスという貴族の殿方よ。
 いつもわたくしを舞踏会でエスコートして下さるの。
 アンドリューはオスカルさまとも仲がいいのよ。
 それが一番の魅力かしらね。
 ロザリーさんとお友達になったのも、最初はオスカルさまがお目当てだったわね。
 その話でいつもみんなで大笑いしたわね。
 時には、はしたないって叱られるくらい笑ったわね。
 ほんとに楽しかったわ。
 ロザリーさん、わたくしたちはずっとお友達よね。
 これからもお手紙を書くわ。
  
 あなたの親友シュザンヌより
 
シュザンヌさんたら、あいかわらずね。
でも、オスカルさまの事は今でも私のほうがよく知ってるかも。
オスカルさまのお友達のブレイクニーさまも、彼の恋人の事も。
彼女は私の夫の遠縁ですもの。
しかも、ブレイクニーさまは私のお仕事のお得意様よ。
今度、お手紙でシュザンヌさんに自慢しちゃおう。
シュザンヌさんも恋人ができたみたいだわね。
きっとこれからも、お手紙で惚気てきそうだわ。
それにしても、スカーレット・ピンパーネルに助けられたなんて。
ペストが流行ってる頃?
そういえば、ブレイクニーさまがたくさん衣装を誂えたときも、流行っていたわ。
まさかあの時、シュザンヌさんはパリを脱出したのかしら。
先日の洗濯女の反乱の時も、ブレイクニーさまはパリにいらした。
シャンタルは、オスカルさまがスカーレット・ピンパーネルの仲間だと疑っていたけど、
ブレイクニーさまこそ、いつもスカーレット・ピンパーネルと同じ時期にパリに。
まさかね。
紅はこべの仲間が、シマウマやヒョウ柄の衣装をあんなに誂えるはずがないもの。
そうよ、ブレイクニーさまはイギリス王太子様の使いでもパリに来るって聞いたわ。
オスカルさまもお手紙でそう言ってらしてもの。

そうだわ、シュザンヌさんにお手紙を書こう。
スカーレット・ピンパーネルについて聞いてみよう。
オスカルさまにもお手紙で聞いてみよう。
英国ではどんな評判なのかしら。

スカーレット・ピンパーネルの正体は…。



原作とはまったく関係ありません。

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