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千里の道も一歩から 踏み出そう今

美術

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それはそれは素晴らしい世界だった。

飛行機も航空写真もなかった時代に、航空絵画ともいうべきか、空から京都を眺められるのだ。
屏風絵の前で、現在の京都の街並を思い出しながら、知っている寺社やお城や御所を探す。
夢中になって探していると、自分が絵の中の時代と空間に入り込んでいた。
まるで、都大路で迷子になったお上りさんのようだ。
そのままお上りさんは、祭りの喧噪や華やぐ遊里にあっけにとられて、ぽかんとしていた。

今も昔も、人々の表情は変らない。
屏風の中の人々は、ひとりひとり人格がある。
それぞれキャラがたっている。
いるいる、こういう人、って感じだ。
なかには、自分に似ている人もいて、ひとり赤面したりする。

数種類の洛中洛外図で時間と空間を越えた後は、中国のお偉い歴史上の人物さんたちが迎えてくれる。
自分にとって、一番有名なのは、太公望さん。
釣りの達人。

龍安寺の石庭の画像は圧巻。
四季折々の風情が美しい。
ふと思ったのだが、この四季はこれからもずっとあるだろうか。
ここ数年、春や秋が感じられない。
夏と冬の二季になりつつある。
どうしても四季と言うならば、夏、真夏、冬、真冬の四季になってしまいそうだ。
日本の四季は変りつつある。

そして、二条城の襖絵。
前にも何かの展覧会で見たおぼえがある。
松に鷹は壮大だ。
鷹の脚がふかふかで印象的だったのを憶えている。

京都のお菓子やグッズもいろいろ買えて、ちょっとした京都旅行の気分だ。
気分だけではなく、あの時代の京都にタイムスリップしたのだ。
たしかに。

ミケランジェロ展

国立西洋美術館でミケランジェロ展を。

習作が多く地味めかと思っていたら、とんでもない。
習作といっても、システィナ礼拝堂の天井画や祭壇画のスケッチなので、ミケランジェロファンにはたまらない。
腕一本や脚一本の動きを細かくスケッチしているので、お絵描きの参考にもなる。
あの天井画と祭壇画はぜひ、予習しておくべき。
わたしは、ルネサンス絵画の本や雑誌が大好きなので、そのスケッチを見られるとは夢のよう。
まるで、大好きなスターさんのスッピンを見てしまったような気分。

映像がまた素晴らしい。
4K画像とかいうらしいが、鮮やかな色彩や隆々とした神や聖人が大画面いっぱいに映し出される。
皮を剥がれた聖人のアップは圧巻。
あれは、ミケランジェロの自画像との事。
対策を完成させ、精魂尽き果てた自分自身を表現したそうな。
自分的には、ヨナの絵が好き。
魚からすぽっと出てきたようなぴちぴちさが好き。

残念ながら、天井画や祭壇画はその場へ行かないと見られないのだ。
まさか、あれをべりべりと剥がして日本へ持ってくるわけにはいくまい。
フレスコ画というものは、壁に描かれるので、移動がたいへんなのだろうから。
壁画などもそうだ。
誰か上手に模写して下され。

映像やスケッチにすっかり目を奪われてしまったが、階段の聖母やクレオパトラは、しっかり来日してらっしゃる。
階段の聖母は、なんと15才の時に制作されたらしい。
神童!と思ったが、当時の15才は大人かも。
ミケランジェロの青春時代だな。
因に彼は、89才まで長生きされ、しかも創作を続けていた。

今日改めて思った。
神は、芸術作品を遺すために、ミケランジェロをこの世に送り出された。
神はそれぞれ、何かを世のためになすために、各人を送り出すのだ。
自分は何ができるだろう。
大きな事はできそうもないから、何か小さな事を成し遂げなければ。

興福寺仏頭展

宝塚を観る前に、芸大美術館で興福寺仏頭をはじめとする、ありがたい仏様たちにお会いした。

興福寺仏頭と言えば、歴史の教科書にも載っていて、当時の国語の先生のそっくりだと、みんなで笑っていた記憶がある。
しかも、最初に「○○先生に似てる」と仰ったのが、歴史の先生。
「この興福寺仏頭はね、○○先生って憶えて下さい」とのたまわれたのだ。
今では、教室で、「興福寺仏頭を忘れそうになったら、わたしを思い出すように」と生徒たちに言う事もある。
そんなわけで、仏頭さんには並々ならぬ思い入れがあり、わくわくしながら拝見した。

以前、阿修羅かなにかの展覧会で、レプリカにはお目にかかっていた。
その時、大きい!と言うイメージがあったのだが、本物を目にすると、思っていたより小さくもあった。

いろいろと事情もあり、欠けている部分も多く、後ろから拝見すると、頭頂部が大きく失われて痛々しい。
かつては黄金に輝いていたそうだが、全身像はどんなだったのか。
座っていたか、立っていたか、それとも片膝ついていたか、もしや横になっていたか。
自分の妄想の中で、様々なお姿が浮かび上がる。
どんな姿であったにせよ、白鳳の王子様であられたことには間違いない。
きっと、お声は大空祐飛さんのようなハスキーでセクシーな響きだったのだろう。

音声ガイドで、ユウヒさんの声が聞けるらしい。
わたしはなぜか、音声ガイドを借りた事がないので、今回も申し訳ないが借りなかった。

この展覧会、仏頭だけでなく、十二神将や深大寺の仏様まで盛りだくさん。
仏頭さんの真後ろに、深大寺の仏様が座していた。
ただひたすら、仏頭の後ろ姿をみつめる、深大寺のほとけさま。
どんなご気分であられるか。

十二神将はいつもながら、自分の大好きな木目が素晴らしい。
仏様の木目を観ると、気持ちが洗われる。
憤怒の形相の中に、暖かい木目。
仏像はありがたい。

久々の大規模な仏像展。
仏像ファンや歴史ファンには見逃せない。

入ってすぐの、弥勒菩薩のお椅子の下の、狛犬ちゃんらしきものがかわいい。
とくに、左側からみると、キュートな瞳と目が合える。

それから、十二神将の戌だったか、足がすてき。
皆さんお靴を履いてらっしゃるが、戌さんだけ足が見えて、血管が勇ましい。
体育会系の仏像さんは、はっきり言ってセクスイだ。
恐ろしい顔つきと強く逞しい立ち姿だか、後ろから拝見すると、ウエストがくびれていてなかなか。

つまらない事ばかり書き綴ったが、お時間があったらぜひ拝見あれ。

花開く江戸の園芸

あいかわらず暑いけど、せっかくの休みなので、ずっと行きたかった展覧会へ。
チラシをみてすぐに、行きたい、見たいと思っていたので、期待大の中、期待以上の展覧会で大満足。
両国の江戸東京博物館は、売店も楽しいし、カフェやレストランもおいしいから大好き。

園芸にはあまり興味がないのだが、植物画に興味津々なのだ。
自分でもお花の絵を描くのが大好きなので、参考になればと、じっくり鑑賞した。
絵を描くと言っても、スケッチブックに鉛筆で悪戯書き程度なので、展示されていた絵画とは大違いだが。

入ってすぐに目に入る、草花図屏風は圧巻。
色とりどりの美しい花たちが踊っている。
お姫さまの絵を描いたらぜひバックに描きたいお花が、溢れんばかりに描かれている。

美人と花、イケメンと花、役者と花、ペットと花、現在でも使われるモチーフが次から次へと現れる。
イケメンの植木屋さんの絵もあった。
意外にも、西洋花がけっこうあったのだ。
琉球などから入ってきていたらしい。

きっと、お江戸では、美しい鉢植えを作ったり鑑賞したりするのが、ステータスだったのだろう。
園芸内職に腕を揮ったおさむらいさんも、たくさんいたらしい。
そういえば、そんな題材の小説もあったな。

園芸を楽しむお江戸の女将さん。
ガーデニングを楽しむ都市のマダム。
今といっしょだ。
お江戸の人たちって、きっと今の私たちと話があうはず。

奇怪な絵をみて、植物の名をあてる遊びが面白そう。
重い戸をもちあげているから、万年青、みたいに。
一生懸命考えたけど、結局ひとつもわからなかった。

花はいい。
タカラジェンヌもオスカル様も、花があう。
暑さの中、お絵描きの勉強というか遊びがてら、気持ちも癒された。

暑い中、行ってきました、横浜へ。
かなり気温は高かったけど、桜木町駅を降りると海風が少しだけ涼しかった。

延期になっていたので、待ちに待った美術展なのだ。

美術図鑑や教科書などでおなじみの名画がずらり。

とくに興味をひかれたのは、アレクシ・ジョゼフ・ペリニヨンのエリザヴェータ・バリャテンスカヤ公爵夫人の肖像。
なにやら舌を噛みそうなタイトルだが、何にひかれたって、そりゃもう、その美しさ。
というか、その絵を見た瞬間、心の中で叫んだ。
メラニーだ。
1976年に月組初演の「風と共に去りぬ」のメラニーだ。
小松美保さんのメラニーだ。
白地に水色のライン入のドレスといい、髪型といい、まさにメラニー・ハミルトンそのもの。
大好きな小松美保さん。
当時、あつかましい子供だった自分は、おそれおおくも小松さんにお手紙など送ってしまった。
なんと、小松さんはお返事を下さった。
子供のへたくそな字で書いたお手紙に、お返事を下さったのだ。
丁寧に手書きで、しかも、サイン入りのスチールまでいっしょに送って下さった。
美しくて才能があるだけでなく、心のやさしい方なのだろう。

話はそれたが、その絵を一枚みただけでも、暑い中行った甲斐があるというもの。
久々の衝撃だ。
その絵の前で、長時間見入ってしまった。
一応、迷惑にならないように、後ろのほうから見入ってましたから。
念のため。

無知な自分は、今日までその絵の存在を知らなかった。

小松美保さんにそっくりな絵を見せて下さって、ほんとうにありがとう。
関係者の皆様に感謝。

もう頭の中はその絵でいっぱい。
ポストカードや複製を買おうと、いきんで売店をのぞいたら、なかった。
その絵の複製やポストカードはなかった。
ショック。
あまりのショックで、お菓子だけ買って、図録を買うのも忘れてしまった。

他にもみどころはいっぱい。
シャルル・ド・ラ・フォッスのキリストと聖女たち。
ルイ・レオポルド・ボワイーのプレリュード。
この二点、へんに色気が。

この展覧会は見ないと損。
ほとんどの絵は、雑誌や図鑑で目にしているはずだから。
本物を見る感動を味わえる。
お出掛けになる事をおすすめする。
熱中症対策もお忘れなく。
日傘や飲料は忘れずに。

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