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千里の道も一歩から 踏み出そう今

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自分は人一倍寒がりである。
気温の低い日は行動力が鈍る。
冬はほぼ毎日、仕事以外は籠っている。(除く宝塚観劇)

そんな自分だが、ついに春を意識して活動を再開した。
籠っていては太ってしまう。
電車や新聞の広告で目をつけていた浮世絵を見に行こう、と。

広尾の山種美術館へGO!

いってよかった〜。
超超超素晴らしかった。
浮世絵がこんなに綺麗だなんて。
恥ずかしながら、浮世絵というとまず、春画っぽいのを思いうかべていた。
あれはあれでまた、なかなか興味をひかれるけれど。

清長、歌麿、写楽とそろい踏みだが、なかでも清長に心奪われた。
派手めの色彩が西洋画を思わせる。
女性の体型が現代の日本女性に近い。
背が高くて脚長。
江戸時代は、細い女性がもてはやされたんだっけ?
うりざね顔に引目かぎ鼻は、もしや宝塚男役ふう?
女性だけでなく、浮世絵の中では、男性も現代風。
女顔で色白っぽくて、まさに草食系男子花盛り。
役者絵が多いので当然と言えばそれまでだが。

歌麿は美術書でみる通り、浮世絵の王者格。
色っぽくてゆるい。
いい意味でゆるい。
ちょっと覗き見っぽい構図がそそられる。

写楽はほんとにしゃらくさい。
女形はほんとに女形。
女性ではない。
女の姿をした役者。
けして女性にはみえない。
あくまでも男性画。
これって、一種のリアリズムかな。
岩井半四郎(何代めかは忘れた)の絵が、元娘役の仁科有理さんにそっくり。

全体をみて思ったこと。
美人画は誰かに似ている。
宝塚男役風なんだけど…。
そうだ、春野寿美礼さんに似てるんだ。
あのモデルの女性達全員、現代に甦ったら絶対にタカラジェンヌになれる。

ついでに、山種美術館では、菊家の和菓子をいただける。
お出かけの際は、恵比寿駅から歩いていくと楽しい。
途中、ピンクの牛さんやダビデに会える。
美術館の少し手前のお宅で、「山種美術館、もう少し先の右です」みたいな段ボール紙を掲げて下さっている。
段ボールは保温性があるけど、ほんとに気持ちが暖かくなる。
ありがとうございます。

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おそれ入谷

東京国立博物館で「東大寺大仏天平の至宝」と江戸東京博物館で「隅田川江戸が愛した風景」を拝見。

東大寺のほうはきらびやかで麗しくひたすら溜息の連続。
超目玉の八角燈籠は大きさにまずびっくり。
実は私、東大寺は中三の時に修学旅行で行ったきり。
八角燈籠なんてまったく記憶にない。
まあ、修学旅行でゆっくり見るなんて、団体行動を乱すもと、ということにしておこう。
なにしろ、一学年三百人以上のマンモス中学だったのだから。
東西南北の四面はそれぞれ鍵がついていて、間の四面は楽器をたしなむ天女ちゃんらしき彫り物が浮かび上がっている。
脚の部分にはお経がかかれているが、ライトが強くてみえにくい。

伎楽面の解説がとても勉強になった。
当時は様々な国の影響を受けていたので、面や像の顔立ちも様々で一種の国際社会だったのだろう。
良弁僧座像がなかなかすてきなおじさま。

光明皇后の達筆は脱帽もの。
きちんとした楷書で性格がにじみ出ている。
かつて雪組で上演された「たまゆらの記」を思い出した。
神奈美帆さん演じた安宿媛こと光明皇后は、情深き偉大なる国母であったのだろう。
VRシアターでは、聖武天皇と光明皇后は、民のみでなく植物や動物まで繁栄を望んだみたいなナレーションで大感動。
と思いきや、つぎの展示室で東大寺奴婢見来帳というものが。
なーんだ、結局奴婢をこき使ってたんじゃないか。
そんな天の邪鬼な発想にたどり着いてしまった。

隅田川は派手さこそないが、粋なお江戸情緒が美しい。
こちらは月組「川霧の橋」が頭にうかんできた。
両国橋、永代橋、駒形橋、柳橋、吾妻橋、そして日本橋まで、江戸といえば橋と富士山がつきもの。
昔は高層ビルもなく、空気も澄んでいたので、江戸から富士山がみえるのはあたりまえだったらしい。
三代続く夫婦が新橋の渡り初めをするということを、どこかできいたことがあるけど、本当だったんだ。
永代橋が落ちていく絵は、とてもリアルで目を被いたくなった。
水は恵みももたらすが、事故ももたらすということか。
「情は人のためならず」の月島の渡し船事故の逸話も思い出される。

今日は天気もよかったので、上野から入谷へ少し歩いてみた。
有名なおそれ入谷の鬼子母神に立ち寄った。
ここは小さなお寺で、普通の家の庭よりも狭い。
この狭い場所でどうやって朝顔市をやるんだろう。
十鉢も置いたらいっぱいだろうに。
と帰宅後に言ったら、父曰く、朝顔は道路に置くとのこと。
たぶん、歩道というか参道で市を開くのだろう。
ほんとにおそれ入谷。

アンコールワット展

秋も深まった頃からの落ち込みも解消し、明るい兆しがみえてきたので、今年初の展覧会へ。
むかった先は日本橋の老舗デパート。
ギャラリーにて開催中のアンコールワット展。
カンボジア史についてはあまり詳しくないのだが、美しいものや優れたものを愛でる気持ちにそんなの関係ない。

アンコールワットの阿修羅クンは日本の阿修羅さんよりもちょっとくだけてる。
目が大きくて表情も豊かだ。
お顔はひとつだけ。

お顔が四つある像は阿修羅ではない。
もちろん四つのお顔全部拝ませていただいた。
真後ろは少し見にくかったが。
むかって真右を向いているお顔をみると、おもいきり目が合ってしまった。
なぜか真左のお顔とは目が合わなかった。
嫌われたかな。

日本でいうところの閻魔大王さまもいらした。
けっこう大きい。
正面よりも後ろ姿の美しいこと。
とくに髪型の凝っていること。
閻魔様というよりも王子様のようだ。
座像でこれだけ大きかったら、立ち上がったらいかほどか。
座っている後ろ姿のお尻がまたセクシーだ。

女性像達の胸の大きさもなかなか。
日本の土偶の胸に少し似ている。
下腹部もみな心持ちふっくらしているが、妊婦像ではないようだ。
女性のあるべき体型なのかもしれない。
今の日本人女性はたしかに痩せすぎているのかも。

他にもなじみの深い像がいっぱいで楽しかった。
象の顔や馬の顔、鳥の顔をもった神様達は、日本の美術にもたくさんあって、去年の阿修羅展でみた八部衆を思い出した。
シルクロードを通って大陸から日本へ伝わってきたのだろうな。

ちょうど大学の先生の講演中で、スピーカーを通してききながら拝見できた。
なんかトクした気分。

小野木学画伯

練馬区立美術館で、小野木学先生の展覧会が開催されている。
私にとって最大の画伯、小野木学センセ。
ある理由から気になる画家だったのだが、今では理由などどうでもいい。
現代アートの苦手な私が、唯一興味津々の画伯なのだ。

小学校低学年の頃、音楽の教科書の表紙だか挿絵だかで、小野木センセの絵に出会った。
いわゆる普通の抽象画だが、妙に心ひかれるものがあり、その時からずっと大ファンなのだ。
センセについて何も知っていることはなく、プロフィールなども今回の展覧会で初めて知った。

ナヤミノタネ
それが展覧会のタイトル。
絵もさることながら、なかなか粋なタイトルだな。
絵自体も絵の題もすべてが暖かい。
青を使った絵もなぜかほっこりとしている。
センセはきっと、ユーモアのセンス抜群だったんだろうな。
病床で描かれたというフレンドリーな絵画達。
もし今も御存命でいらしたら、ぜひとも講演を聴きたかった。
私が小さい頃に亡くなられたとのこと。
その才能と叡智はおいていけなかったものか。
自分が生まれる前から幼少の頃、センセはたくさんの傑作を生み出していたのだ。
甥御さんも画家らしい。
機会があったらぜひ拝見したい。

国宝阿修羅展

ああ、あこがれの阿修羅。
行ってきました。
上野の国立博物館平成館へ。

お花見シーズン真っ盛りのため、JR上野駅の公演口改札は大混雑。
電車を降りると同時に「入谷口をご利用下さい」との構内アナウンス。
されど遠回りするのも面倒。
なんとか改札をぬけて、平成館へ。

予想していた通り、入場制限がされていて三十分待ち。
桜でも観ながらゆったりと待っていると、思っていたより早めに入れた。

会場内がまた、ものすごい混雑なのは言うまでもない。
最初は水晶や金などの細かい展示物。
和同開珎にちょっと感激。
私が最初に歴史を学んだ時は、和同開珎が一番古いお金だった。
その後、富本戦が発見されて歴史が変った。

そんな第一章の次は第二章。
いよいよ阿修羅に会える。
まずは、八部衆や十大弟子が堂々とお立ちになっている。
八部衆の迦楼羅は私にとってちょっとファミリアな姿。
子供の頃に読んだ「牛若丸」の絵本では、鞍馬の天狗がその姿をしていた。
因に、阿修羅も八部衆のひとり。
八部衆は異形のものが多い。

そこをぬけると、入りくんだところに阿修羅がいらっしゃる。
まずは失礼ながらも上から拝見。
その後、阿修羅の傍へ行くのにまた、入場制限。
大切なものなのだから仕方ない。
傍て観たい気持ちはみんないっしょ。
並んで順番を待つ。
私は子供の頃から、美術図鑑などで阿修羅をみるたびに思っていた。
阿修羅の横の二つの顔はどんなのだろうと。
今回その疑問が解決できた。
正面はいろんな写真でみるとおりの無表情に近い顔。
向かって右の顔は、少し眉をひそめている。
心持ち厳しい顔。
向かって左は、唇を噛んでいる。
なにか悔しいことでもあるのだろうか。
言いたいことを我慢しているのだろうか。
正面で無表情を装い、実は左右の心の襞がある。
右の顔は左脳から、左の顔は右脳からの伝達かもしれない。
ペルシャ起源の阿修羅は、日本では戦いを守ると言う。
感情を剥き出しにしては戦は負け。
私も肝に銘じておこう。
もうひとつ発見したこと。
三つの顔は三脚のように三面平等に向いているとずーっと思っていたが、違っていた。
左右の顔はそれぞれ、まっすぐ左と右を向いている。
したがって、真後ろから見ると、左右の横向きの顔が二つ見える。
こんなことも知らなかった私を笑って下さい。

第三章では四天王や仏頭など大きな仏様たちがいっぱい。
私の顔より大きい仏手に嬉しい発見が。
右手はぱっと開いていて手相までくっきりなのだが、私の右手の手相にそっくりなのだ。
嬉しくてひとりでニヤニヤしてしまった。

第四章では、バーチャルリアリティ映像がたっぷり堪能できる。

売店もまた混んでたー。
お茶や羊羹がおいしそうだったので、ついつい買ってしまった。

混んではいるけど、この機会に観ておかないと後悔するはず。

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