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鑿は木材の穴掘りや、凹凸をつける加工に欠かすことの出来ない重要な道具。 その歴史は古く4世紀〜5世紀の古墳からも出土しているほど、 木材を切り刻むために鍛錬された「鋼」と木で造られた手で握る部分の「柄」とが一体となっている。 今日は鑿の「柄」のお話。 一般に鑿は叩き鑿と突き鑿とに大別することが出来ます。 写真の鑿は叩き鑿で(造作用の追入れ鑿)柄の部分に金属で出来たカツラ(冠)がついています。 これは玄翁などで叩いても木製の柄が割れないようにする役割を果たしています。 柄に使われる木材にもいろいろな種類の木材が使われ、それぞれ特徴があります。 2枚目の写真一番上から順番に説明すると、 紫檀の柄 仏壇等にも使われる高級材 赤黒く美しい 高級感がある。 黒檀の柄 紫檀柄と同じく高級材 黒く 硬い 高級感がある。 グミの柄 粘り強い木 しなりがよいので玄翁などの柄にも人気がある。 赤樫の柄 一般的によく使われている。 硬さ、加工性共にバランスよく扱いやすい木 白樫の柄 こちらも一般的によく見る柄。赤樫同様 硬さ、加工性が良い。 職人さんの使用感や好みによって価値観などにも違いがあるでしょうが、 私としては、叩き鑿の柄にはグミや赤樫、白樫等が適しているなと思います。 長年使いこまれていくうちに柄の部分はちびて短くなったりキズが入ったりしてますが、 職人自らが修復を繰り返しながら使われていきます。 コチラから 施工例 がご覧になれます 乗松工務店ホームページ→http://www.k-norimatsu.com 住まいに関するブログが集まっています↓ |
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