青い空の調べ

.夢失き人に夢と希望を、夢追い人に愛と勇気を・・・

母の追悼記

[ リスト ]

母の追悼記【いのち消ゆる、その時まで…】の終盤を抜粋しています。
http://hahanotuitouki.blog.so-net.ne.jp/








母の人生を振り返って思いを巡らしてみたい。

人間にとっての理想の家族とは、一体どのような家庭を云うのであろうか。
好き合った二人が結ばれ、多くの祝福の中で儀式を行い、やがて子供が出来て、あたたかい家庭を築きあげる…。
こうした家庭像を夢見ることは誠に大切であるが、家庭生活を維持してゆくためには、主人の仕事があり主婦の家事があり、子供たちの学事があり、それぞれの知人や友人関係があり、さらには地域社会でのルールがあり、一人の国民としての義務もある。
 
近年は主婦のパートに止まらず、夫婦共稼ぎの家庭が多くなってきたようだが、主婦としての家庭内での仕事量や重要度を考えても、家庭内で主婦が行わなければならない家事は、本当は外での仕事と兼業ではままならないはずなのだ。
掃除、洗濯、料理、裁縫、さらに子供の養育と…。
専業主婦としての仕事だけでも手一杯であるはずなのだ。
内助の功というものは片手間で発揮出来るような簡単なものではない。
 
本来の主婦の家事は、家庭内において調理士であり栄養士であり、看護士であり薬剤士であり、会計士であり保育士でもある。
れらの専門知識まではいかないにしても、家庭内で有用な基礎知識は必要でありましょう。
だから学ぶことも多いはずなのだ。
 
片や一家の大黒柱である主人は、家族全員を経済的に支えるためにも、身命を賭して働かなければならないわけで、ここにおいても主人は一切弱音を吐いてはならないのである。
 
かくのごとく家族には、それぞれ役割分担があるはずで、自分のポジションを確かに担ってゆく時に、それぞれに対する信頼と協調とが培われてゆくのである。
経済的に苦しいならば夫婦共働きも止む負えないであろうが、それによって女性の家庭内における妻としての美徳は、随分と廃れてきたのではないか。
 
良妻賢母という言葉すら殆ど聞かれなくなり、子供を作りながらも家庭の妻を仕事に出さなければならなくなった責任は、世の男性にある…。
そう思わざる負えない。
 
増え続ける青少年の凶悪犯罪や、年々低年齢化する性犯罪やイジメや自殺などは、家庭の妻が主婦業に専念できなくなってより増え続けているのである。
それは家庭内における子育ての重要性を軽視した結果でありましょう。
家族としての主婦の仕事の重要性を、今こそ見直す時期ではないであろうか。
 
女性が如何に輝くか、女性としての本当のポジションで、どのように輝くかで、家庭も社会も、強いては国家をも立ち直らせることが出来るのである。


………中略………


私たち姉弟は母の死に面して、大変に貴重な教訓を得たのである。
それは人として生まれたからには、自らの意思で命を断ってはならないのだということ。
天命尽きて、この命が消ゆる、その時まで、決して諦めてはならないのだということ。
その理由は、たとえ誰であろうとも人は一人では生きてゆけないし、ましてや誰からも恩を受けずには生きられない。
人間社会の秩序と調和は、報恩感謝の念い無くしてありえないということ。
この念いこそ人の高ぶる感情を押さえ、優しき愛情に立ち返らせる大和の心である。
 
日本の風習に失われて久しい大和の心を、母は人生を賭して演じたのだ。
苦しみも悲しみも甘んじて受けとめた上で、なおかつ大和の精神を貫いたのである。
 
私は母を想うたびに、日本の信仰の原点を知らされるのである。
信仰の原点は家庭にこそ見出すべきであり、その根底には心の故郷を高天原に、八百万の神々を中心にて統べる天照御大神に、大神の母心に、私たちの心を里帰りさせることであります。
 
母は今も私たちの心の中に生きている。
生き続けている。
この母の人生を細かく知っている生きた証人たちは、今もそれぞれの地方で命の炎を暖め続けているのだから…。






     
なつかしい歌声が
  
わたしの心に響く
  
忘れていた幼い日の
  
スナップ写真のように

   

くりかえし 寄せる
       
波のように
      
ゆらり ゆられて
        
眠る わたしに
     
ささやくように
       
願いを込めた
      
やさしい母の子守詩



  



夕暮れの帰り道
  
ちいさな格子の窓に
  
灯し出され揺れ動いた
  
家庭の匂いに染まる

   

あの頃の 深い
      
幸福の日々は
     
明日も 心に
       
抱き つづけて
    
新たな幸福の
      
基盤(いしずえ)として
     
あゆんでゆくよ いつまでも



   

ふりかえる 日々は
       
未来のために
      
いつも きれいに
        
みがき つづける
    
幸せ築く
      
暮らしの中で
     
みちびく母の子守詩





(追悼記および詩…里中太一)







母の追悼記【いのち消ゆる、その時まで…】
http://hahanotuitouki.blog.so-net.ne.jp/


.
夢先案内
夢先案内
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

標準グループ

Yahoo!からのお知らせ

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事