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イジメの心的原因の一つである嫉妬(しっと)について、
少しばかり語ってみたいと思います…。
【嫉妬とは…】
人間関係における『やきもち』『ねたみ』『そねみ』
消極的思考からみた優劣の比較から涌いてくる憎悪の感情。
近年の競争原理は、積極的精神として扱うならば、
そのまま切磋琢磨(仲間同志が励まし合って成長してゆく…)となりますが、
消極的精神(自分で努力はしないまま他者と優劣を競う)として扱う場合は、
それがそのまま嫉妬となりやすい…ということです。
人の不幸は、誰かと比べるところから始まるとさえ言われております。
この世の中は、すべて相対的(相互に関係を有し影響をし合う)世界です。
もちろん心的な目覚めを得ている人たちには、絶対融和の世界観もありえるでしょうが、
物理的現象の三次元世界においては、我があり彼がある…比較対象の世界が展開しています。
そうした中で育まれた人間の知恵は、個人としての尺度をもって、
その尺度(ものさし)で世界を推し量ることで、
あらゆる思想や哲学が生まれてきたわけです。
ここに自己の尺度の尽きない成長がありえる場合は素晴らしい人類哲学となりますが、
自己の尺度が固定化し老齢化したまま扱うならば、悲観的・厭世的な思考回路のまま、
消極的な比較(つねに自分が規準となった)に明け暮れ、
そうした中から嫉妬の気持ちがムクムクと生じてくるわけです。
嫉妬そのものは人間感情の属性なので、これを僕は悪として一言で括りたくはないのですが、
こうした嫉妬の気持ちをバネにして努力精進するならば、
嫉妬という感情も有用なツールの一つになるやもしれません。
この嫉妬の気持ちが涌いてくる根本的な理由を知るということ(知ろうとすること)
そしてその理由(解答)の下に自分で自分を説得するということなので…。
最後に繰り返しますが、嫉妬の感情そのものの発生原因をこそ、
勇気を持って探らなければならないということですね…。
これは本当に勇気が必要です!!!
心の内面を見つめ返すときに気を付けてほしいことは、
他者批判は勿論のこと、極端な自己否定にもならないように、
いつも客観的視野(もう一人の自分の立場)で判断するということですね…。
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