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今回起こったJALの重大インシデントは、機長の”英語による管制指示”の誤認と、復唱の不履行が原因
と考えられています。
<参考資料>
現在、ラインパイロットには、次の様な”英語能力”が求められています。
”最低合格レベル −レベル4−”
2003年にICAO PRICE研究会の推薦に基づき、ICAOは最低限の実用英語レベル(レベル4)の基準およびテスト内容を設定しました。
このレベルには1〜6までありレベル4,5,6が合格となります。
各レベルの詳細はこちら
また、各レベル合格には期限があります。
レベル4 3年
レベル5 6年
レベル6 生涯有効
このレベル4以上の取得は2008年3月までに必要になります。
この資格が必要になってくる方
・国際間運航するパイロット
・管制官
・海外で免許を取得する航空留学生
等です。”
ここで重要なのは、「国内線ラインパイロットの場合はどうなのか?」と言う事ですよね?
実際に今回の場合は”聞き間違えていた”可能性が高いとの事で・・・
充分な”英語能力”を有していなかった可能性もまた高いと思われます。
<<産経新聞の記事より>>
新千歳空港で、日本航空の羽田行き502便が管制官の離陸許可を受けずに滑走したトラブルで、機長が日航のマニュアルに従わず、管制官の指示を復唱していなかったことが分かった。
復唱していればトラブルを回避できた可能性がある。
管制官が通常では使わないタイミングで「テークオフ」という言葉を使用したため、操縦士が離陸許可と勘違いした疑いも判明。
国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は当時の詳細な経緯を調べている。
日航広報部によると、同社のマニュアルは安全確認のため、離着陸時などに管制官の指示を復唱するように定めている。
しかし、同便の機長はトラブル直前、管制官から「すみやかな離陸にそなえよ」と英語で指示を受けたさい、離陸許可と勘違いし、「了解」と答えただけで滑走を始めた。
当時は大雪で視界が約500メートルしかなく、着陸後滑走路上にいた日航2503便を目視確認できなかった。
事故調委などは復唱していれば勘違いに気付くことができた可能性があるとみている。
一方、航空関係者によると、管制官が通常では使わないタイミングで「テークオフ(離陸)」との言葉を使用した。通常は「離陸せよ」か「離陸中止」の場合に限り「テークオフ」が用いられるとされる。
このため、機長らが離陸許可と勘違いした疑いがあり、事故調委は管制官からも事情を聴いている。
事故調委は17日、コックピットボイスレコーダーやフライトレコーダー(飛行記録装置)を回収。梅村行男主管調査官は「気象条件が悪い状況での管制官の指示だったので、すべての要因を考慮しながら原因究明を急ぎたい」と話した。
”ミスはあくまでもミス”である事に変わりはありませんが、あまりにも”稚拙なレベル”のミスといわざるをえないですよね!?
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