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クリスマスプレゼントが届きました。
先日、受験したフォトマスター検定 1級の合格通知です。
受験の目的は
・自分の知識がどの程度信用に足るものなのか試したい
・新しい知識の修得と、古い知識の整理に役立てたい
知ってる『つもり』のことってよくあることですから、確認の意味を兼ねての受験です。
大学や専門学校で写真を学んだ訳ではありません。
某C社に就職しましたが、カメラにはまったく興味なく、部署は事務機器。 写真を撮影し始めたのは21年前。
会社を辞めて、ダイビングインストラクターとして働きだしてからです。
現在は夜景、星景写真ばかりですが、最初は水中写真でした。
きっかけは、SEA & SEA のMX-10
水中写真カメラの入門機です。
いわゆる、バカチ◯ンでシャッターを切るだけのフィルムカメラです。
水中写真の人気が高まりだした時に、メーカーの営業マンがデモ機を持ってきました。
これからダイビングの主流は水中写真になる!
MX-10をじゃんじゃん売って下さい、って
当時の水中カメラと言えば
ニコノスⅤ、ニコノスRSだけ
その他は一眼レフをハウジングに入れて撮影します。
ニコノスⅤは入門機としは中途半端な金額と仕様。
ニコノスRSや一眼レフはストロボやアクセサリー一式を揃えると100万円近くと、そう簡単に踏み出せない領域。
自分も水中写真にはまったく興味がなかった。
でも、店で販売をするからには自分で使って良さを知らないと販売できません。
すぐにカメラを手に取り潜り始めました。
カメラのファインダーを通してみる海は、別の海のように感じ夢中になりました。
その日のログ
744ダイブ目
水深5mで30分間のダイビング
まだまだ、ひよこインストラクターだった頃ですね。 それからは
ワイド撮影はニコノスRS+フィッシュアイ13mm
マクロ撮影はニコンF4にアクションファインダーを装着し、60mmや105mm 時には2倍のテレコン
それらに、予備機として、ニコノスⅢ+15mm
写真の教本みたいなものは、どれも当たり前のことしか記載されてなく、実際の撮影では参考にならない。
水中写真となればなおのこと。
水という分厚いフィルターに阻まれる訳ですからね。
撮影技術は取材に来た数々の雑誌社のプロカメラマンから根こそぎ聞き、盗みます。
撮影のガイドとして同行し、どのように撮影しているのかをじっと観察します。
その後、何をどのような意図で撮影したのかを会話と通して伺います。
コンディションが悪い時に撮影に来たダイバー誌の瀬戸口カメラマンが言いました。
『撮り方次第でどうにでもなります!』
取材の後に発売された雑誌を見て驚愕しました。
あのコンディションで、このように美しく撮影できるなて…
写真は偶然の産物ではないと感じました。
写真は技量が必要です。
その後のダイバー誌に連載された瀬戸口氏の取材撮影術をまるごと公開した
『水中写真解体新書』はとても参考になりました。 さらにダイバー誌に連載された小林タカジン氏の
『目からウロコのフォトレッスン』は名著です。
後にタカジン氏にお会いする機会がありました。
あの時の連載は良かったですね〜!っと話すと
業界のカメラマンからは、そこまで書くか!って叱られたものです、と
いずれのスクラップブックもバイブルとなりました。
実践を積みます。
マクロ撮影においてはこの人の右に出る人はいないでしょう。
当時マブールのスーパーガイド、YOSHI平田氏
我がダイビング師匠である、サイパンのHIROさんですら唸るガイドです。
無名だったマブール島を一躍世界中ののダイバーの垂涎の地に変えた名ガイドです。 撮影術も素晴らしく、図鑑的な写真ではなく、物語を感じる芸術的な作品を写し出します。
実際に、2度マブールに潜りに行きYOSHI氏に指導を受けました。
今から潜るポイントで撮影をすべき被写体。
それをどのようなアングルで、どもような作品に仕上がるか。
撮影した後にはすぐに現像ができ、アドバイスを受けられます。
その後は、ひたすらカメラを持って潜る日々です。
世界の端から端までダイビング三昧です。
水中写真の世界で食っていければ〜
当時のダイビング雑誌は月刊誌は3誌、ダイビンワールド、ダイバー、マリンダイビング
さらに季刊誌でマリンフォト
各誌でフォトコンが開催されていました。
マリンダイビング誌、マリンフォト誌は作品を出せば、ほとんど人が入賞
そうすれば掲載された人は雑誌を購入するでしょう。
魂胆が見え見え、どれも普通の写真ばかり。
ダイバー誌の審査員中村征夫氏ただ一人
自分の目標とする写真ではないんだよなあ〜
ダイビングワールド誌
審査員がそうそうたるメンバー
益田一氏、伊豆海洋公園を作った人です。日本産生態魚類図鑑等の図鑑も多数
中村宏治氏、益田氏の一番弟子。水中映像の重鎮。
高砂淳二氏、人気写真家。
他には、吉野雄輔氏、白鳥岳朋氏
なんといっても、三好和義氏、憧れの楽園写真家。
このコンテストが水中写真になるための登竜門的存在です。
入賞を気に雑誌の専属カメラマンになり、いずれは独立します。
チャレンジするならば、ダイビングワールドでしょう。
結果は
初めての挑戦で、中村宏治賞
翌年は、三好和義賞。
その後も雑誌の見開きに写真を使ってもらったり
俺、行けるんじゃない!?
って思った頃に親父が急逝して、家業を継ぐことに…
それからはカメラを手にすることありませんでした。
ちなみに同時期の入賞者の中には現在世界的に活躍している、竹沢うるま氏、古見久氏の名前もあります。
彼らの活躍を横目にみながらの白けた生活が続きます。
水中写真を撮影しなくなってから8年
交通事故で1年間の入院。
リハビリを兼ねて散歩に出かける友としてカメラを持ち歩くようになりました。
被写体は身近な風景です。
時はフィルムからデジタルへ
ホワイトバランス?
RAW現像?
ちんぷんかんぷんです。
ネットや教本であれこれ調べて、なんとなく分かったつもり。
撮影技術についてはデジタルもフィルムも理屈は同じですから特に困りません。
とはいえ、カメラはどのようなメカニズムで画像を記録しているのか?といった原理を体系立てて学ぶ機会はあまりない。
そんな時、フォトマスター検定の存在をしりました。
これはいい機会なので、受験することにしました。
レベルは3級、2級、準1級、1級、エキスパートの5段階
エキスパートは1級合格者のみ受験可能。
その他はどの階級からでも受験可能。
各級のレベルはこんな感じ
●3級
製品のパンフレットや取扱説明書に書いてある中心的な内容が理解できる。ピントが合っている、露出が合っている写真が意図的に撮れるというレベル。当初の設定レベルは中学校や高等学校の写真クラブやDPE店の接客業務レベル。
●2級
基本的な知識をベースとして、一般的なレベルで写真を楽しむことができる。たとえば「被写界深度」という言葉の意味がわかるだけでなく、どのように表現に活かせるのかがわかるレベル。
●準1級
写真とカメラに関する高度な知識がある。一例としては、撮像素子の受光の仕組み、レンジファインダーカメラの仕組み、シャッター速度と絞りの関係、全周魚眼レンズと対角魚眼レンズの違い、PLフィルターの原理、日中シンクロにおける調光方法、レフ板の使い分け方など。
●1級
他人の指導を前提としたレベル。写真とカメラに関して、正しく科学的に解説できる。一例としては、撮像素子の構造、撮像素子の高画素化と高密度化による画質への影響、高感度ノイズと長秒ノイズの違い、クイックリターンミラーの特徴、ストロボのTTL調光と外光式調光の違い、焦点距離・口径・F値の計算など。
受験するなら、1級でしょう〜!
昨年までは共通問題+3割の選択問題(フィルムカメラ、デジタルカメラ、フォトレタッチ)でしたが、
今年から選択制ではなくなりました。
ですから、フィルムカメラ、デジタルカメラ、フォトレタッチの3分野をすべて学習する必要があります。
試験は3択式で、80問出題されます。
試験時間は80分
7割以上の正解で合格です。
自動車の免許程度の学習で合格できます。
今年はこんな問題が出題されました。
・基本問題
( )は『ビオゴン』(Biogon)と同じように歪曲収差がすくないとされている。そして、その( )のレンズ構成は、3群3枚ないしは3群5枚構成で、基本的には絞りはなくF8固定となっている。※ただし、2つの( )には、同じ言葉が入ります。
①『プラナー』(Planar)
②『ホロゴン』(Hologon)
③『ディスタゴン』(Distagon)
・フィルム問題
一般的な35mmカラーフィルムには、ハレーションを防止するために『ハレーション防止層』が(ア)に設けられており、その『ハレーション防止層』は、現像によって(イ)の層になる。
①ア:フィルムベースとバック層の間、イ:無色透明
②ア:乳剤層とフィルムベースの間、イ:無色透明
③ア:入射側の保護層と乳剤層の間、灰色(透過率80%以上)
・デジタル問題
多くのデジタルカメラで撮影した画像(画像データ)はSDメモリーカードやCFカードの『DCIM』というフォルダーの中に記録される。そのSDカードやCFカードの中の『DCIM』の他に『MISC』というフォルダーが作られることがあるが、この『MISC』というフォルダーにはどのようなデータが書き込まれるのか、最も適切のもの次の中から選べ。
①RAWデータ形式で保存する場合のパラメータが書き込まれる。
②撮影情報はサムネイル画像などが書き込まれる。
③『DPOF』で規定されたプリントに関する情報が書き込まれる。
レタッチ問題は写真やヒストグラムを見ての出題です。
トーンカーブ調整やホワイトバランスに関する問題です。
普段からRAW現像していれば簡単です。
次はエキスパートにチャレンジです。
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カメラの事は全く分かりませんが
とにかく合格おめでとうございます(^O^)
2015/12/24(木) 午後 7:37 [ カステル ]
すっご〜い!
こんな方とブロ友さんでいられることがとても光栄です。
さらなる階段を上ってくださいね。
そして ご迷惑でしょうけど
いろいろと教えてください(*^。^*)
2015/12/24(木) 午後 8:38
> カステルさん
ありがとうございます。
自己採点の時点で結果は分っていました。
写真のことを知らなくても、少し勉強すれば受かりますよ〜
大人になってからの学び事は面白いですよ
2015/12/24(木) 午後 9:39
> わんこさん
カメラを持っている人なら、少しだけ学習すれば受かりますよ。
自動車試験並みです。
知らないこともたくさんありますから、撮影においてなんらかの役にたつかな?
2015/12/24(木) 午後 9:43
3級も怪しそうです。
水中カメラマンとしてのご活躍、惜しい気が。
しかしきちんと勉強されますね。それが進歩というものなのね。
2015/12/24(木) 午後 11:19
改めて体系立てて復習すると点と点が線になり成る程!なんてこともありますが、ゆんさんレベルだと楽勝かしら(^^)
目からウロコ… ゴルフ関連で良く読みましたが一向にウロコは剥がれてくれませんでした^^;
2015/12/25(金) 午前 6:42
おめでとうございます!
きっかけが水中写真というのも面白いです!
2015/12/25(金) 午前 8:18
我輩は3級も怪しいなぁ〜涙
2015/12/25(金) 午前 9:32
> swさん
あのまま潜り続けていたら、どこか南の島でグダグダ生活していたでしょうね。
雪景色よりも太陽が燦々と降り注ぐ景色が好きです。
2015/12/25(金) 午後 1:35
> 333さん
歳を重ねるに毎に新陳代謝が悪くなり、目のウロコも落ちにくくなるものです。
常に鋭気を養わねばなりません。
2015/12/25(金) 午後 1:39
> C坊Ya!!さん
水中写真は間口が狭いですからね。
今では多くのダイバーがデジカメを持って潜っています。
ここ数年は全く潜っていません。
この先、潜るのか?オレ
2015/12/25(金) 午後 1:42
> cropper64さん
2級まで楽勝です。
準1級からとたんに難しくなります。
ある意味カルト問題です。
2015/12/25(金) 午後 1:44
気持ちを落ち着け、じっくり読みましたが「静岡観光奉行検定」よりは数段難しい試験だと言うことだけ分かりました。
船出ですね、
荒れていた海がようやく穏やかになって 船を出せるようになった
先ずは 一級合格おめでとう!
2015/12/25(金) 午後 5:38
ここからまた新しい写真人生が花開くことをお祈りいたします。
MWT-9に機材を積んで走り回られるのでしょうね。
2015/12/26(土) 午後 1:09
> milleさん
『越中富山ふるさとチャレンジ検定』上級
これは手強そうです(^^)
合格したかたらといっても何も変わりません。
今まで通り、風呂カメラマンです
2015/12/26(土) 午後 1:41
> vyrus_empireさん
近所のお年寄りが写真を教えてくれと来るので、間違った事を伝えては示しがつきません。
そのための確認事項です。
MWT-9だと悪路も行けそうなので、期待しています。
2015/12/26(土) 午後 1:44