仮想旅へ

毎日の通勤路を憧れの街道歩きに転換してみたら? あなたを「LOHAS」な世界に誘ってくれます。

鎌倉ウォーキング

[ リスト ]

京都で言えば「洛中」と「洛外」とは大違いです。「城下」と「城外」の違いが在るでしょう。鎌倉とて同じです。鎌倉の城壁が背後の山脈だとすれば、山脈の内側が「府内」で山脈の外側は「府外」です。「府内」には景観条例等で古都の景色が守られています。鶴岡八幡宮が背後の山を墓地開発しようとしたところ大仏次郎や小林秀雄が”府内の景観を守れ”と言って反対運動をしました。その結果鎌倉の風景が守られて来ています。今年3月鎌倉市景観条例が改正されました。快晴の要点は①早期に開発計画を提出させ、行政が充分に市民の意見を吸収出来るようにすることでした。既に長い歳月が経っていますから、鎌倉府内背後の山を切り崩して開発する行為は出来ないでしょうが、新築建物の高さや外観に係る制限は別問題です。現実的に新しい建築が出来るとなると「どうなるのか?」気懸りの工事が2件進行中です。一つが若宮大路に面した旧鎌倉警察署の跡地(500坪)です。杭打ちクレーンの高さを観ると。相当に高いビルになりそうな気配です。お知らせ看板を観ると工事主体はJR東日本でホテル計画ですが、高さは不明です。
JR東日本系列のホテルなら鎌倉にとって好ましいモノでしょう。日本を代表する観光地に相応しいホテルがオリンピック前に竣工する事でしょう。
イメージ 2
7月24日(火)鎌倉花火大会の日南向きのバスは元警察署前の臨時停車場から発着しました。矢板に囲まれた工事現場です。

イメージ 1
此れが鎌倉の元警察署跡地に計画されているホテルでツインルーム138室延床8800平米の鎌倉最大のホテルになって2020年春オープンの計画です。写真はJRの発表を鎌倉経済新聞が報じたモノ。https://kamakura.keizai.biz/headline/254/
もう一つが鶴岡八幡宮の「旧神奈川県立近代美術館」の跡地利用です。同建物はゴルビジェに師事した板倉準三氏の作品で我国を代表する昭和モダニズム建築でしたが、竣工60年を経て耐震診断やエレベータの必要性が指摘された新館棟と学芸員棟は県が取り壊す事になっていました。処がこの機会に、鶴岡八幡宮は県に土地の返還を要求し、市民の関心を呼びました。「鎌倉市民は総じて保守に親しみ、同時に革新好み」なのです。近代美術館の取り壊しを問題にしました。八幡宮は禰宜の交代直後でもあり既に「段蔓の古い桜並木の植え替え計画も実施していました。鎌倉市民は総じて古い桜並木の伐採を疑問視していました。近代美術館の本館棟と関連棟を取り壊して、八幡宮はどうしようとしているのか?文化財に指定されている近代美術館の建物はどうなるのか?問題にしてきました。同博物館の池を鋏んだ向かいに「喫茶室/豊嶋屋運営」がありますが、近代美術館を取り壊してレストランを経営しようとでも咬み付きそうな気配でした。
イメージ 3
此れが八幡宮の平家池です。奥に在る白い壁が神奈川県立近代美術館で、板倉準三氏によって竣工した時には大谷石を積み上げた上野の近代美術館に似た昭和モダニズム建築でした。白い部分は増築したもので、如何にも付け足した外観でした。https://blogs.yahoo.co.jp/yunitake2000/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=%B8%BB%CA%BF&sk=0にあっぷしました。
イメージ 4
此れは現在工事中の近代美術館。白い部分は旧本館の建物では無く取り壊し中の覆い(足場)です。
私は近代美術館の修復工事の現場を確認しました。工事のお知らせ看板も出ていません。工事中、遮蔽壁になっている矢板にも施工業者の名は出ていません。唯覗いてみると、当初の板倉準三氏による建物はそのまま残っています。、という事は重要文化財に指定された昭和モダニズムのデザインやインテリアはそのまま残して、新築部分を加えるのでしょう。鎌倉市民も県民も「自慢の近代美術館の建物」が残された事で、一安心でしょう。
増改築後の利用計画を確認しました。新しい施設の名は「鎌倉文華館/鶴岡ミュージアム」だそうです。開館予定は昭和31年春だそうです。目的は次の諸点を上げています。
1、新たな交流と文化を育む。
2、鶴岡八幡宮と鎌倉に付いての理解を深める活動を行う。
3、参拝を深める空間とする。
という事は8/6日に始まる雪洞祭りの雪洞の展示等もするのでしょう。流鏑馬や例大祭、節分行事等も展示して理解を深めてくれるのでしょう。。
イメージ 5
此れは八幡宮の発行する機関誌「鶴岡」における「鎌倉文華館」の記事です。
イメージ 6
これは雪洞祭りに寄せられた後藤純夫氏の法起寺三重塔を使った団扇です。故平山郁夫氏の絵を始め当代一流の鎌倉に縁の深い画家や有名人の作品が寄せられます。今までこの展示は八幡宮裏の社務所で行われていましたが、今後は鎌倉文華館で展示されるのかもしれません。奈良には「大和文華館」が在って「奈良学」の求心力になっていますが、同じような役割を「鎌倉文華館」も期待されているのかも知れません。
鎌倉の良さは「武士のメンタルであった、質素剛健、礼等の文化伝える文化と歴史、そんな文化を育んできた豊かな自然と自然を神と敬愛する信仰です。」ですから日本のインテリは鎌倉を愛し、生活し、死んでも鎌倉に埋まりたいとしてきました。”鎌倉の景観を守れ”先導した小林秀雄は東慶寺に大仏次郎は寿福寺で眠っておいでです。こうした先達も納得されるような開発が為されれば良いのですが・・・。



ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。



.
yun**ake200*
yun**ake200*
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

ブログバナー

Yahoo!からのお知らせ

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事