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寝ていると、深夜突然に玄関で蝉が鳴き出します。屹度深夜に羽化して玄関灯に誘われて玄関の壁に止って啼きだしたのでしょう。「油蝉の夜泣き」は迷惑です。それにしても熱帯夜なのですから・・・・。
ワイフが私のノンレム睡眠を心配して、エアコンをつけてくれていますが、私は油蝉が心配です。何故なら今年羽化した油蝉は7年の間我が庭の地底で頑張って漸く陽の目を見れると思った瞬間に我家の玄関を猟場にしている「家守/ヤモリ」の餌食になってしま居そうなのです。私が「ヤモリ」は「家守」と思って大目に見ているのが油蝉の不幸になっていそうで、心配なのです。
此れは蜥蜴です家守は蜥蜴の仲間ですが日陰が好きなのでズット大人しい性格です。
これは網戸で蛾や虫が飛んでくるのを待っているヤモリです。
朝食卓に着くと出窓の先にある「グミの樹」に止った油蝉が”ギン・ギン”と啼きだします。”五月蠅い” ”暑苦しくすると唐揚にして食ってしまうぞ”私が呟くとワイフは油蝉なんて食べられるの?訊きます。
此れは上野の科学博物館で実施中の「昆虫展」のミンミンゼミです。ミンミンゼミは日向好き一方油蝉は日陰好きです。油蝉の語源はその羽が「油紙」に似ていたからでしょう。油紙は和紙に油を吸わせて、唐傘の素材にした「強化紙」でした。
私は北京の屋台で油蝉の成虫を唐揚にして串刺しにしたモノを観た記憶があります。幼虫の佃煮なら香港の市場で観た事があります。けれどもどちらも食べた事はありません。油蝉はカメムシの仲間ですから臭くて美味そうには思えません。でも、カラスやヒヨドリは好んで油蝉を捕食しています。庭先で逃げる油蝉を追いかけるヒヨドリを観る事があります。雀も蝉やアオバハゴロモを捕食しています。雀は数羽で昆虫を追いかけています。ミンミンゼミは日向が好きですが、油蝉は日陰に居ますのでどうも不潔そうです。唐揚か佃煮にするのが良いでしょう。佃煮は幼虫を食べるのに適当な料理法です。
これは北京の屋台で観た油蝉の素揚げです。隣にムカデの串焼きが並んでいる「ゲテモノ屋台ですが、「思い切って食べて置けば良かった」今の感想です。
此方は油蝉の佃煮です。多くの佃煮は油蝉の蛹使います。屹度カブト虫の幼虫の様にヌルットした、生牡蠣の様な食感でいけるのでしょう。
朝新聞を取に門に向かうと、突然に頭上で油蝉が啼きだしました。何時もの雄が雌に求愛する啼き方と違います。何かと思って観れば白木蓮の幹に止っていた油蝉を大蟷螂が捕獲したのでした。油蝉は仲間に危険を知らせる為に啼いたのでしょう。蟷螂の表情を見れば大きな前足で油蝉を抱え込んで油蝉を頭から齧り始めています。大きな複眼をグルグル回して”こいつは美味い、第一新鮮だ!”言っているようです。
此れは庭の白木蓮の木で大蟷螂が油蝉をゲットした瞬間です。大蟷螂は下の方から抜き足差し足で登って行きます。一方油蝉の天敵はカラスやヒヨドリですから空ばかり気にしています。下からの攻撃に対しては無防備なので簡単に掴まってしまいます。
油蝉は齧られても痛くないのでしょう。諦めたように食べられるのに任せています。蛇に飲み込まれる際に鼠は大暴れして逃げようとするのとは大違いです。
白木蓮の根元の煉瓦の上には油蝉の遺骸が転がっています。遺骸には蟻が群がって遺骸を解体して巣に運ぼうとしています。生餌を好むモノ遺骸を好むモノ夫々です。でも油蝉は死んでも蟻の役に立っているのですから立派です。高校野球も13日は後半戦で、油蝉は姿を消して蜩や「ツク・ツク法師」が啼きだします。もうじき夏休みも終了して秋になります。
此れは油蝉の遺骸に群がる蟻です。撮影場所は鎌倉の常楽寺の境内です。我家の庭でも蟻の行列を見つけるとその始まりは油蝉の遺骸です。
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