仮想旅へ

毎日の通勤路を憧れの街道歩きに転換してみたら? あなたを「LOHAS」な世界に誘ってくれます。

全体表示

[ リスト ]

今回私の「気まぐれ旅行」に同行してくれたのは近くに住んで居られる高校の先輩です。読書好きで私に本を推薦してくれます。その人の興味を考えて富岡の次は南相馬の小高駅に在る「フルハウス」という名の本屋さんに行く事にしていました。私一人なら豊岡からは一旦、「いわき」に戻って精々田村市経由で郡山から帰路に着くのですが・・・。
イメージ 1
正面が常磐線小高駅白いバスはJRが用意した乗り継ぎバス。豊岡〜原の町間は主にこの乗継バスを使います。バスが駅舎に着く度に警察官が確認してくれます。左の白いポストは広野駅にも設置されていた、放射線量測定器が格納されています。
イメージ 2
小高駅前の観光マップ。右下は今春拝観した日本三大磨崖仏の「薬師如来像」右下は相馬野馬追 「火の祭」の花火と野馬追です。
そんな次第で8月16日は朝から豊岡駅に行き「乗り継ぎバス」に乗って南相馬市小高駅に向かいました。乗り継ぎバスを降りると女性警察官と駅職員が出迎えてくれました。「フルハウス」の場所を訊くと駅前通りを真っ直ぐ西に最初の信号手前右と教えてくれました。言われた通り5分も歩くとチェンバー建築の瀟洒な建物が前方に見えてきました。近隣の住宅は空き家で、庭は雑草が生い茂っています。目的の「フルハウス」はチェンバー造りの家に間違いない、庭にはバーベキュウも設えて在りました。しかし、その瀟洒な建物は廃業したレストランでした。改めて「フルハウス」を探しました。
イメージ 3
この建物が小高のブックカフェ「フルハウス」と確信して歩いて来ました。
イメージ 4
しかし山小屋風の建物は「洋菓子屋さんでしたが、廃業したモノでした。看板には「菓詩工房watanabe」となっていました。
廃業してしまった風のお菓子屋さんを後にしてまた周辺をを探します。駅に戻ろうとすると先刻フルハウスの位置を教えてくれた婦人警官がミニパトの窓を開けて教えてくれました。「フルハウスは道路向かい側よ」
早速にフルハウスの看板を見つけて本屋さんに入りました。深夜ラジオでオーナーの「柳美里さん」が話して居られて、想像していた建物とは全く違って味気ない鉄骨プレハブの建物です。戸塚の安アパートに在るような建物です。こんな安易な建物で本屋さんを始めるのなら、20m先のチェンバー風山小屋をリフォームすれば良かったのに。想いました。
でも最悪なのはその本屋さんのアルミサッシの玄関戸に「盆に付き休業します」貼り紙がしてあったのです。出掛けにネットでフルハウスのホームページを確認した時には「盆休み」は一言も触れていませんでした。
イメージ 5
小高駅の駅前通りに面した山小屋風の建物が本屋の「フルハウス」と思って歩いてきたのでしたが・・・。
イメージ 6
山小屋風の建物は「菓詩watanabe」の看板の懸ったパテスリーでした。
イメージ 7
駅前通りを行きつ戻りつしていると、先刻バスを降りた時迎えてくれた婦人警官が声を掛けてくれました。「フルハウスは20メートル前進した、道路向かいです」
「フルハウス」は芥川賞作家である「柳美里」氏が故郷にオープンした本屋さんです。柳美里氏は小高出身。原町高校卒、早稲田大3年生の時芥川賞を受賞した今風女性作家ですが。原発事故で故郷が寂れてしまった現実に対して故郷に本屋を昨年オープンさせたのでした。深夜ラジオにでられて「地元の学生が通学の待ち時間に立ち読みに寄って何時でも満員状態(フルハウス)にさせたいとして、同名の本屋を開設させたのでした。「https://motion-gallery.net/projects/fullhouse-odaka」に詳しい。
私も同行してくれたS氏も読書好きですが、柳美里氏の著書は感性に隔たりを感じて、未読です。でもそこ志しの高さや、故郷愛は感服します。
イメージ 8
正面の2階建て鉄骨プレハブ作りの民家がブックカフェの「フルハウス」です。
イメージ 9
「盆の為休業」の貼り紙がしてあって・・・。愕然としました。柳美里氏のお住いの鎌倉から遥々来たのに・・・・・・。せめてホームページに盆休みの予定をアップしておいてくれれば良かったのに・・・。
イメージ 14
アルミサッシ製の玄関戸から内部を覘いてみました。のれんの奥の部屋に椅子と机が並んでいるので、其処に本を持ってきて「立ち読み」ならぬ「座り読み」して電車の来る時間を有効に使うのでしょう。
イメージ 15
「フルハウス」の玄関壁に貼られた柳美里氏の新刊本ポスター
「フルハウス」が休みと知って急に腹が空いて来ました。駅前通りにはカレー屋さんや丼物のお店がありましたが、何処も開店は午後からです。午前中から開店する食堂なんて在る筈ありません。処がフルハウスの海より隣に「東町縁側商店」という名の「コンビニ」昔風に言えば「ヨロズヤ」がありました。見れば店の前駐車場に面してベンチが置いてあります。お店で買い物をしてベンチで飲食してください!」そんなコンセプトのようです。昔は戸の家にも縁側があって、誰でも座って住人同士が交流する光景が観られました。そこで、私達は「縁側商店」に入ってお握りや果物やカップ味噌汁を買い込み、縁側代わりのベンチに座って食べる事にしました。
イメージ 10
此れがフルハウスの海よりに在った万屋の「東町縁側商店」です。店内は高校生で一杯です。
イメージ 11
私達は店内で御握りと稲荷ずしを食べました。周囲の壁には地域情報が貼られていました。
イメージ 12
地元小学生の縁側商店向け礼状。
イメージ 13
「縁側商店」の店内、高校生は福島県立小高工業高等学校の生徒です。昔から福島県はいわきにも福島にも工業専門高校(所謂高專)があって、工業教育も進んでいるのです。
食べていると高校生がゾロゾロ店内に入って来ました。都会の高校は8月一杯夏休みですが小高の高校は夏休みが短くて、「田の草取り」や夏祭りに高校生の力を期待しているのでしょう。
高校生は腹が空いて家まで我慢できないのでしょう。ハンバーグやアイスを買って私の隣で食べ始めました。私が高校生に訊きました。
「午後は横浜に戻るのだが、いわき回りが早いか?仙台回りが早いか?」
高校生はスマートフォンを使って調べてくれました。すると、突然に縁側商店の店員がメモを書いて遣ってきて教えてくれました。
「この高校生は皆次の下り電車に乗って原町に行くから、一緒に原町に行きなさい、原町駅前から、福島駅西口に行くバスがあるので、福島駅から新幹線でお帰りなさい」
私は、親切に感謝して、縁側商店の店員の教えてくれた通りに帰る事にしました。
イメージ 16
縁側商店の店員が書いてくれた私達のベストの帰宅方法。
イメージ 17
縁側商店から小高駅に向う時に見つけた民間の放射能測定施設。
小高駅に集まった福島県立小高工業高等学校の生徒さん。私達は彼等と一緒に原町駅に向かいました。



ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。






.
yun**ake200*
yun**ake200*
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

ブログバナー

Yahoo!からのお知らせ

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事