仮想旅へ

毎日の通勤路を憧れの街道歩きに転換してみたら? あなたを「LOHAS」な世界に誘ってくれます。

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ベトナムの町や村を見ていると、教会がその風景の核になっています。
いずれの教会もゴチック様式の尖塔が高く天に向って突き立っています。加えて街の中心にあります。
サイゴンではドンコイ通り通りから見れば、聖母マリア教会が正面に位置して、広場の中心になっています。ダラットでは広場から見て正面にダラット大聖堂が見られます。ダラット郊外ラット村でも町の広場は教会の前庭になっていました。
で、調べてみるとキリスト教信者は国民の1割、800万人だそうです。日本では1%にも及びませんから遥かにキリスト教の普及が進んだ国だといえます。
それも、カソリックです。おそらくアジアではフィリッピンに次いで最もキリスト教が普及した国でしょう。
  (サイゴンの真ん中、聖母マリア教会)
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  (ダラットのシンボル、ダラット大聖堂)
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  (高知民族ラット族の村の教会も広場に)
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キリスト教が日本に伝来したのは16世紀初頭、日本と同じでした。
そしてこれまた日本と同じく禁教令が発せられ、多くの受難者を生みます。
長い隠れキリシタン時代を経て、フランスの植民地時代に入ります。
其処で、キリスト教は日陰から日当にポジションを代えます。
一気に信者も教会も目立った存在になったのでした。
日本は植民地にならなかった事から明治維新により禁教令は解かれたものの、地道な布教活動によって信者数を増やしてゆきます。学校教育、とりわけ女子中学、高校生の教育活動に熱心に取り組み、信者数を増やしてゆきました。けれども、ベトナムのような政治的な劇的変化はありませんでした。
こうした歴史の彼我の相違が現在の布教率の違いになったのでしょうが、日本、ベトナム双方に似ている点があります。

カソリック教会といえば、私はステンドグラスを眺める事が好きです。
色ガラスを通して、聖書の一場面を見つめる訳ですが、キリスト教世界に対して、憧れを呼び起こしてくれます。
そこで、ステンドグラスを報告をいたします。
   (ダラット大聖堂のステンドグラス)
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気が付く事は、マリア様がキリスト以上に目立つ事です。
マリア様が中心で、訪れた人の目の位置にいてくれます。そして、十字架のキリストはその一段高い位置に、小さな像で位置していられます。
   (ダラット教会の祭壇。マリア様が信者を受け容れてくださいます)
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十字架に架けられたキリストは理解し難く、慈愛に満ちたマリア様はストレートに受け容れられた為でありましょう。
屹度こうした感覚は、風土や民族に共通した感覚でしょう。
   (サイゴン、聖母マリア教会内部)
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   (同上、マリア様とネオン管装飾)
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   (同上、ステンドグラス)
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   (同上 使徒とステンドグラス)
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写真の教会内の装飾にはネオン管が多く取り入れられています。
ネオン管は先の阿弥陀仏の光背にも使われていましたが、マリア様を周囲にも使われていました。
信者にマリア様を一際印象付けたい、荘厳に見せたい、そうした意思がネオン管といった新しい素材を意匠に用いらせたのでしょう。
創意工夫はベトナム人の最も得意とするところ、私はただ「いいなあ」と思いました
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明日の午後から二泊三日の北京行きです。

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