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『睡足軒』の読み方

平林寺を出ると門前向かいに『睡足軒』と云う名の茶室があります。所有は平林寺ですが新座市が借り受けて「市民の文化活動」に供しています。
前回は平林寺を巡った後に睡足軒に寄ってお茶を戴きました。新座高校の女学生がお点前してくれてお菓子も付いて500円ほどだった記憶がありました。それこそ「味をしめて」また、睡足軒に寄りました。でもこの日は平日で、お点前のサービスは土休日に限定されているようで。玄関から中を覘いてお庭を巡って来ました。
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平林寺の裏山を周回して戻ると睡足軒の向いに出ます。向かいの竹林の左(北)に睡足軒があります。
睡足軒は電気王と呼ばれた松永耳庵が飛騨の農家を移築して建てたお茶室です。茶室は総じて方丈(一丈四方)ですが、それでは主人とお客二人しか入れません。益田鈍翁は農家を移築して沢山の友人等客を招いてお茶を点てようとしたのでした。それが箱根に残されている「白雲洞」で、松永耳庵も平林寺門前に農家を移築して沢山の人を同時にもてなせる茶室を設えました。「炉」には囲炉裏を転用しました。明治の事業家は同時に文人趣味で「益田鈍翁/三井物産創始者」をリーダーに原三溪/生糸王横浜正金銀行創始者」横井夜雨/王子製紙創始者)松永 安左エ門/電力王東邦電力他創業)が集ったのでした。
松永 安左エ門は雅号を耳庵と自称し、慶応大学工学部や志木高校は松永が寄贈したモノでした。
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此れは強羅公園にある茶室の白雲洞です。益田鈍翁が伊勢原の農家を移築して茶室としたもので多勢の客を同時にもてなすことが可能です。白雲洞の耳庵版が睡足軒と思われます。
そんな次第ですから睡足軒が小田原強羅公園の白雲洞(益田鈍翁作)に似ているのは自然な事です。白雲洞は伊勢原(相模)の農家を移築しているのに対し、松永の睡足軒は飛騨の農家を移築したのは、本業の事業エリアの民家に食指が伸びたという事でしょう。
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此れは平林寺の向いに在る睡足軒のエントランスです。建物は国の有形文化財です。茅葺屋根をトタン板で覆っているのは如何にも無粋ですし、建物にも良くないと思うので残念です。
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睡足軒の庭は平林寺裏山と同じような生態系の雑木林です。
睡足軒の入り口には次の様な説明があって配布しているチラシには態々「すいそくけん」と送り仮名が伏してありました。
『睡足軒』の名は白楽天の漢詩、(「香炉峰の雪」)に依ります。
一瞬、成程と思うのですが、「香炉峰の雪」の何処が「睡足軒」になるのかサッパリ解りません。まして松永耳庵ともあるインテリが陳腐な「香炉峰の雪」を褒め上げるとも思えません。
私個人としては睡足を「ひるね」とか「うたたね」と読みたくなります。
ビジネスも成功し、文人としても評価を固め後進の為に慶応工学部や高校を寄贈し、仕事を遣り終えた耳庵が好きな茶三昧の日々を送ろうと平林寺の門前に茶室を設えてさて「仲間や後進を招待しようとした時、茶席の名を何とつけようかと思ったのでしょういました。私は「自分は今は暇ですから一緒にお茶をしませんか?」誘うのが自然だと思います。ならば「すいそくけん」では固すぎて知が走っています。「ひるね」とか「うたたね」なら柔らかいし、自然体です。
そう想いながらバス停に立っていると向かいの森に「ひるねの森駐車場」の看板が立っていました。大型バスが駐車し、饂飩屋の駐車場でもあります。
「耳庵」は「睡足軒」を何と訓読していたかは全く解りません。でもこの建物を「睡足居」と名づけて居たそうです。仕事場は会社で休憩場所は箱根の別荘(老欅荘)で昼寝場所が平林寺門前の「睡足居」なら「ひるねや」が適当でしょう。そう考えながら睡足軒の室内を覗き見すると正面に丸窓が見えます。京都の祇王寺を想わせる丸窓で窓の向こうは竹林です「竹林」を丸窓越しに眺めながら囲炉裏端に腰掛けて物思いに耽り、時に眠ってしまったかも知れません。功成り、名をあげてもうこの世で「遣り残すことは無い」羨ましい身の上であった、松永耳庵ですから、「ひるね庵」が適当に思うのです。



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