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12月19日に向ヶ丘遊園に行きました。生田緑地行のバスを待っていると脇に「小田急フローリスト」がありました。駅に近い方の店には「クリスマスリース」が並んでいました。バス停寄りには「魂飾り/たまかざり/正月の締め飾り」が並んでいます。リースも魂飾りも何故か良く似ています。民俗学では習俗は結果的に良く似ている事は多多あるモノです。
此れは小田急向ヶ丘遊園駅南口の小田急フローリストの店頭です。左にクリスマスリース右に正月用締め飾りを販売していました。
手前がクリスマスリース売場で3千円台の商品が売れ筋のようです。後ろのポスターはリースの原点寄生木のイラストです。「寄生木」は文化人類学の創始者「フレーザー」が金枝編」に著した、キリスト教以前の習俗です。
此方は正月の締め飾り売場です。注連縄は謂わば藁を編んだリースです。歳神の依り代である稲穂を始め目出度い儀礼品と厄除けの朱色の花が賑々しく並んでいました売れ筋は千五百円でした。
私は目敏く価格をチェックしました。戸塚なら千円程度のクリスマスリースが向ヶ丘遊園では3000円です。締め飾りも1500円です。ワイフに向ヶ丘遊園は物価が高いんだね戸塚は安くて良かったね!」言えば。その位の生活力のある人が住んでいるのでしょ!」つれない返事です。今日はクリスマスリースの方が高いけどクリスマスが終われば値段は逆転するんだろうね?」云えば「クリスマスリースは使い回しが出来るけど」、「しめ飾りは使い捨て」でしょう。ヤッパシつれない返事です。
私はバスを待つ間「クリスマスリース」と「しめ飾り」を考えます。序に「クリスマスツリー」と門松も似ているな!思いました。この日川崎民家園に行ったのは「正月飾り」を展示している、HPで確認したからです。
日本のお米はジャポニカ種と呼ばれる稲に稔ります。ジャポニカ種は稲穂が長い事と茎が長い事が特徴です。稲の長い茎は藁で草履を始め様々な用途に活用されますし、米は人間が食べ藁は家畜が食べます。更に藁は肥料にもなります。稲は稲穂も藁も神の依り代になると信じられて来ました。お餅は糯米で、注連縄は藁で作ります。少しも無駄にしません。今年も正月飾りは北村家(国の重文/神奈川県秦野市)で展示してあるそうです。北村家に向かう途中佐々木家(国重文/長野県佐久市)の格子に幾つも注連縄が展示してありました。この秋来た時には沢山の人が庭に筵を曳きその上に腰を下ろして注連縄を作っていましたから、作品の展示場を兼ねているようです。日本の国には様々な注連縄があることを教えてくれます。一つ一つの注連縄には作られる地方の名と形に込められた心をコメントしてあります。
此れは注連縄が展示してあった佐々木家住宅の格子です。
此方は御殿場の注連縄飾りで「宝船」を模しているのだそうです。赤い実は万両です。
此れは山口の注連縄飾りで「鶴寿」としてありました。まるでJALのマークのようです。
これは三重県岡山町の「ウマジメ」と呼ばれる注連縄です。馬が米俵を背負って豊穣を祈願しているのでしょう。
魂飾りをアレコレ観て満足しました。一番大きな注連縄はお相撲の土俵です。大荒れした日馬富士の暴行問題も残すは貴乃花親方の処分だけになって、初場所は晴れて二重丸の土俵になって欲しいモノです。魂飾りも1月14日の小正月には左義長で焼いてしまいます。初場所は様々な怨恨は焼却して武道の基本に沿った国技を見せて欲しいモノです。
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