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8月初めに、横浜歴史博物館に「戊申(慶応4年)の横浜」を観に行きました。
此れが都築のセンター北に在る「横浜歴史博物館」港北ニュータウンの開発に際して縄文勝遺跡が発掘されたので、その保存を兼ねて、博物館が建てられたのでした、此処の屋上から東に平行移動すると大塚・歳勝土遺跡公園(復元施設)を見学できます。
此れが国の史蹟の「大塚・歳勝土遺跡公園」です。港北ニュータウンのセンター施設群の中に在ります。
その帰りに何時もの様に「東芝製の電気洗濯器」を観ようとすると同展示は無くなって「工芸室」に変っていました。今年4月に私は博物館が主催する「埴輪教室」に申し込んだのですが抽選で落ちてしまっていました。埴輪教室は「粘土を用意していてくれて、埴輪を捻って、乾かして、竪穴住居の傍で焼き上げてくれる教室です。三科費が5千円程度で、貴重な体験と自作の埴輪を持ち帰られるのですから、実に私向きです。博物館はその試みにこうしたプランを加えたのでした。「昭和の展示室」はこうした「工作室」に転じてしまったのです。既に午前11時2組6人ほどの親子連れが「勾玉作り」に夢中でした。私の望んだ「埴輪造り」は無くて「勾玉」「小田原提灯」「ポシェット」「トートバック」等が選べます。
先ず、博物館1階に在るミュージアムショップに行って、教材を購入します。(勾玉は300円ポシェット等組紐の教材は700円、小田原提灯は1500円)
此れは小田原提灯を組み立てる型枠です。
ミュージアムショップで教材を購入して、教室に戻ると。教材が揃っているか確認します。その上で、下敷きと上の写真の様な道具を出してきます。下敷きには線が引いてありその枠内に和紙に墨汁で絵をかく様に言われます。道具を観れば工作の過程が大凡推測できました。
私は和紙の半面を使って「無事蛙」の絵と書を書きました。此方が正面です。裏には狐を描きました。私の生活は旅が中核ですから旅先で出会う狐さんに騙されないで無事に自宅に帰れるように祈願したモノです。でも、私は好んで狐の居そうな処に出かけているのですから、矛盾した祈りです。
和紙に絵を描いたら、次は竹籤を使って提灯の骨組みです。最初に取り出した、組み立て用枠型を使って提灯の骨を組みます。竹籤を丸めてボンドとテープを使って提灯の骨格を作りました。
型枠を使って提灯の骨を組み上げます。
提灯の骨が出来たら、次は和紙を張ります。型枠の左右に十字が組んで在りますので。和紙は何時も前面を骨に貼って1回転させれば和紙は貼り終えです。
竹籤で組んだ骨にボンドを塗って和紙を貼って行きます。この型枠が1回転すれば張る作業は終了です。
それでも、和紙に絵を描き始めて提灯の骨に貼り終えるまで、1時間はかかりました。江戸時代の人がこんなペースで提灯を作っていたのでは、生活が成り立ちません。ボンドやテープ等江戸時代になかった素材も駆使したうえでの作業でした。小田原提灯は箱根の東と云った好立地と中世以来の木工(木地師)の伝統が現代に通じる旅グッズを実現させたのでしょう。
隣りの小学生はお爺ちゃんと一緒に勾玉を作り終えました。今晩はお母さんが大喜びする事でしょう。
「次は私も小田原提灯を作ろう!」そんな目で私の蛙と狐の提灯を観ていました。家に帰って蛙と狐に色付けしました。そしてLEDライトを据えつけました。去年作った「風の盆行灯」に代えて今年は「無事蛙」の小田原提灯が我家の玄関にぶら下ります。
LEDを点灯して雰囲気も出て来た狐火の提灯。
此方は正面の「無事蛙」です。
『戊申の横浜』の展示で勉強して、工作室で提灯を作って半日充分に楽しませてくれた横浜歴史博物館でした。
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