|
1月14日(日)は全国各地で「ドン焼き」が盛大に挙行されました。NHK総合テレビでは多摩川川原の「どんど焼き」が映っていました。私は注連縄や松飾を庭で焼きました。横浜市の条例では焚火は禁じられていますから。ワイフは気が咎めている風でした。条例と宗教慣習とどちらが優先するのか?法学部卒のワイフに確認するまでもありません。焚火が条例違反で問題にされれば、我が町の鎮守の佐渡長も問題ですし、消防隊員(公務員)が出動していることも問題です。
NHKの夕方のニュースに報じられた多摩川の「ドンドど焼き」写真で視るとゴミの様なモノが目立ちます。相模湾では「平塚八幡宮」や「大磯左義長」が有名ですが、どちらも達磨や注連縄や松飾ばかりです。
此れは「平塚八幡宮の左義長」です。七夕で有名な平塚八幡宮ですが、良い街です。
注連縄を始め呪術祭具は藁を使います。藁は良く燃えます。
若草山の山焼きは毎年1月の最後の土曜日ですから今年は1月28日(土)になります。現代は観光第一で、根拠を[鶯塚古墳の霊の弔い」、とか「害虫駆除」等云われていますが、私は古代の「焼畑農業の伝統」だろう、想像しています。ススキの原を焼く事によって、土壌は蘇ります。蕨が生えて名物の「蕨餅」の原料が収穫出来ます。ススキは稲と同じ稲科の単子葉植物です。私達日本の文化は稲の体を「米」から「藁」までフルに活用してきました。草履や縄を結い、注連縄を作りました。注連縄は災厄をもたらす、「厄神」の進入を阻止する「防塞呪術」の祭具です。昨年一年間我家への厄神の進入を防いでくれました。ですから注連縄には厄神がこびり付いています。そんな厄神で穢れた藁を火で焼いてしまうのが「ドンド」の火祭りです。藁は燃え尽きると灰になります。灰は翌年の豊作を招いてくれます。
ドンド焼きの浄火で焼いたお餅を食べれば、新しい命が体内に入りますので今年も健康に過ごすことが出来るのです。
今月末の1/28日は若草山の山焼きです。稲と同じ仲間のススキを山焼きする事は焼畑農業からの伝統です、ススキを山焼きすることで、命の再生を促します。
陰陽五行説では火(赤)は木火土金水の2番目です。1番目が木(緑)です。木は水で育ちますから木は水と「相生」です。しかし火で燃えてしまうので「相克」です、火は水で消火されるので「水」とは「相克」です。火は「土」を肥やすので「土」とは「相生」です。山焼きは火を使って土を肥やして稲を再生させる神事と云う事になります。
これは陰陽五行説の「相生」「相克」も模式図です。図の木の所を稲(米」に変えれば若草山の山焼きやドンドの火祭りの意味が解ります。
ところで、今日の話題は達磨さんです。達磨大師は中国人でインド人ではありません。日本に招来されたのは中世初頭に栄西や道元が宋に渡って禅を招来したのですが、禅の創始者が達磨大師でした。達磨大師は寝ても覚めても座禅をしていたので手足も腐ってしまった。だから手足も無く。真理を見詰めようと大きな眼が特徴です。赤い色は穢れを焼き尽くす火の色、誰からも愛される丸い身体、火の色が達磨さんです。禅の祖師の達磨大師が民俗信仰になると陰陽五行の赤い色で前身を染めた呪術のカラーで親しまれているのです。
民家園の神棚に並んだ達磨さん
寒川神社の達磨の売場赤い達磨は厄除け、金色の達磨は金運アップ、ピンクの達磨は恋愛運アップの「おまじない」でしょう。
一昨年友人三春の滝桜を観に出かけました。生憎着いた時には滝桜は散っていましたが。紙粘土の三春の姫達磨を観て来ました。あの時「求めてくれば良かった」今も思います。運動会の「達磨転がし」の達磨さんは可愛いのですが、姫達磨の美しさには適いません。
ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。 ↓
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用




