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デフレが嫌われています。私が銀行員だった時代は「日本銀行は物価の番人」をj自認していました。
日経の記者が上梓した「日銀はデフレの番人」は黒田総裁の逆転した施策を揶揄したモノです。写真出典アマゾン古本が918円です。https://search.yahoo.co.jp/image/search?fr=top_ga1&p=%E7%89%A9%E4%BE%A1%E3%81%AE%E7%95%AA%E4%BA%BA&ei=UTF-8&xargs=2&b=21
「物価の番人」とは日銀の施策の目標は「消費者物価」が安定していることが望ましく、「物価が高騰する事」は避けなくてはならないといった日銀全体の哲学でありました。
こうした民生思想は鈴木正三等の「経済学」の基本理念です。インフレで困るのは常に生活弱者であり、打壊しも飢饉もインフレによって加速されてきました。経済学(経世済民の学)は如何にしてインフレを未然に防止するかの学問でした。日銀生え抜きの三重野康」さんが総裁に就任すると世論は日銀生え抜きの総裁を「平成の鬼平」と持ち上げられました。三重野総裁はインフレファイターを標榜して、インフレ肥りの金満家を悪人として叩いたからでした。庶民は鬼平が退治するのは、金満政治家の「金丸信であり、土地成金の「渡辺鬼太郎/麻布建物」や「堤義明/国土計画」でありました。
三重野総裁は「バブル化した土地価格を安価にして庶民に「マイホーム」を持ち易くしようとしました。要するにインフレの牽引役だった地下を下げてデフレ化しようとしたのでした。そんな施策をマスコミも経済学者も賛成しました。デフレの行き過ぎを懸念した人も多かったのでしたが、三重野総裁も小泉首相も聞く耳は持ちませんでした。唯一人坪井東氏(三井不動産社長、日本不動産協会会長」だけが土地本位制の土地価格の暴落を危惧されました。金丸氏も坪井氏も行き過ぎたデフレ政策を”オーバーキル”として反対されたモノの、マスコミは「自己利益」と見做し、世論も見向きしませんでした。
TDLも三井不動産の坪井東さんの見識で実現されたプロジェクトでした。
ところが昨今の日銀施策は全く逆です。日銀の目標は「デフレ消滅」「インフレ目標」となっています。黒田総裁は旧大蔵出ですから、経済のインフレ化は借金の目減りを招来しますので、財務省の望む処です。でも、私の様に年金生活者にとっては「インフレ」は困ります。「収入は減るは、支出は増えるは」では生活も成り立ちません。
三重野総裁時代に沢山の企業が消滅しました。私の生活圏ではダイエー(戸塚柏尾)が消滅してイオンの傘下(公開買い付け)に入っています。
イオンの傘下で営業していた戸塚ダイエーも今年の3月に全面改築になります。写真は2011年の震災で基礎(此処は田圃でしたので軟弱地盤で営業継続困難だったのでした。
ニチイ(大船駅前/栄区笠間)もイオンの傘下に入りました。今ではスーパーマーケット業界はセブンイレブンGとイオンGの二つに席捲されています。今秋には韮崎のスーパー「株式会社やまと」が自己破産申請しました。後継会社早期に固まって社員の生活を守れれば良いのですが、心配です。韮崎の先は佐久平で佐久には「鶴屋/小諸」という名の優良会社があるので「地場資本で「亀屋」が出来たら良いのに、思ったりします。
私は鎌倉方面から自宅に帰る時大船駅から戸塚駅行きのバスに乗ります。そのバス停の横が大船イオンで現在改築中です。設計は梓設計でゼネコンは佐藤工業ですから、良い商業施設が出来るでしょう。バスセンターの容積率を買い取れば相当の床商の確保が出来そうです。私はバスを待っている間工事現場と通路を遮蔽する矢板に描かれた絵に眼を遣ります。其処には海の生物が描かれています。何処かに「江の島水族館」の看板がありそうな気がしますが水族館の広告はありません。工事のお知らせとスケジュールだけが案内されています。幾つも在る絵の中で一番目立つのが「針千本」です。針千本はフグの仲間ですが普段は箱ふぐのような表情で泳いでいます。で、針を伸ばすのは危険に遭遇した時だけです。「俺は美味くないぞ!」「俺を喰ったら口が痛くなるぞ!」脅しているのでしょう。でも膨らんだ顔や雲丹の様に針が張出た表情が可愛いので人気があるのでしょう。
イオン大船駅前店の改築工事現場を遮蔽する矢板。お決まりのお知らせ看板の他に「海の生物が描かれています。(左からハリセンボン、白いか珊瑚です)
針千本の絵「これを視ると居酒屋に行きたくなる人も多い事でしょう。
これは居酒屋のフグ提灯です。愛嬌の在る姿が客を呼び貧乏神を撃退する「おまじない」なのでしょう。
広辞苑で「フグ提灯」を検索してみました。「フグ提灯」は写真の様に「針千本」でなくては「呪術」の意味をなさないからです。私は広辞苑ならば正しい説明をしているモノと信頼しているからです。処が私の愛用している第6版広辞苑には「フグ中毒」は掲載されていたモノの、「フグ提灯」は記載されていませんでした。これはオカシイ思って辞林で調べると「トラフグ等の皮を使って作った提灯」と説明していました。トラフグでは可愛いだけで「呪術」にはなっていません。
フグ提灯は軒先に吊らせるので意味があるのです。軒先は外と室内の境です。境には厄は防ぎ、福を招く呪物を置く必要があります。京都の町屋を歩けば軒下の柱や鴨居には必ず「蘇民招来」のお札が貼られています。そのお札に相当するモノが「フグ提灯」なのです。九州に行けば「辰のおとしご」や「カブトガニ」等も軒下に飾られています。「厄除け呪術です。
神になり損ねた鬼ですから、人間の嫌いなモノは鬼も嫌いです。臭いのきつい鰯の頭も柊も鬼が嫌いであるといった想像(人類学では類感想像と呼ぶ)から節分の厄除けでは鰯の頭を家の内外の境に置きます。
もうじき節分です。節分には鬼を払う為の「呪術」が幾つも在ります。煎り豆で鬼が逃げ出すとは思えませんし、鰯の頭を嫌って鬼が避けるとも思えません。でも神になり損ねた妖怪が鬼です。日本の鬼は思いがけない弱点を持っているモノ。神は臭いモノ(鰯の頭)が嫌いで。堅い豆も嫌いだろう想像しました。フレーザーの云う「類感想像」です。”鰯の頭が嫌いな位だから「針千本」も嫌いだろう!”。思って居酒屋の軒下に吊るしたのです。針千本は怒らせれば針が突き出てきて怖そうなので「呪術」になるのです。トラフグの皮で作った提灯では酒飲みは招けても厄除けにはなりません。「針千本」を提灯にして初めて『招福・厄除け』の呪術になるのです。それにしてしても、もうじき節分です。節分は冬と春の間の節句です。節句を節句たらしめる為には相撲協会も富岡八幡も真剣に「呪術」に取り組んで、厄払いをする必要がありそうです。
相撲協会は真剣に厄払いが必要な気配です。写真は成田山https://search.yahoo.co.jp/image/search?p=%E6%88%90%E7%94%B0%E5%B1%B1%E8%B1%86%E3%81%BE%E3%81%8D&oq=&ei=UTF-8&xargs=2&b=21
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