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幻の雪の「鹿島様」

一昨年福島の三春に「瀧桜」を観た序に鹿島の駅舎や丘に「田村様」と呼ばれる人形道祖神」を観ました。同じような藁を編んで作った人形道祖神を横手では「鹿島様」と呼ぶそうです。横手の「鹿島様」は鹿島大明神」の事でしょう。福島では「坂上田村麻呂」をイメージして人形道祖神を作って「賽の神」として祀って、災厄の進入を防いだのでしょう。一面の雪原の中で雪を被っても、平和な村を守る姿は寺院の門に怖い形相で立っている仁王像を思わせます。
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此れは福島県田村市に多く祀られている「田村様」です。イメージは清水寺を創建し蝦夷征伐を祈願した坂上田村麻呂の姿です。鬼の様な形相は杉の葉で顔を覆って(髭の様に)いて武具を持っています。道祖神は「賽の神」としての災厄の進入を防ぐ役割と、豊作子孫繁栄と云った招福の意味があります。横手の鹿島様は巨大な男根が付いていて、外人にも人気だそうです。

「なまはげ」は人形では無く「動く鹿島様」のようにも思えます。
私は旅立ちの前に横手の鹿島様を調べておきました。そして横手の白タクに頼んで「鹿島様を巡りたい」と、伝えると、3〜5万円懸ると云われました。そこで、心配はあったのでしたが親友のT君にレンタカーの運転を依頼しました、同君は札幌そごうの開店に携わったので、雪道運転には技量が在るのです。
でも心配はあります。道祖神ですから道路わきに祀られています。
道路脇は何処も1〜2mの雪が積まれていて、鹿島様は雪に埋もれてしまっているでしょう。せめて1基は拝みたいと思って、岩崎八幡神社に祀られている鹿島様に向かいました。
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これが岩崎八幡神社の鹿島様です。写真出典麿秋田町作り委員会http://www.geocities.jp/akitasaisei/ninngyou-gaso/00kasima.html
鹿島様だ祀られている岩崎八幡神社は水瀬川の岸辺に在った「岩崎城」の跡地です。岩崎の集落に入ると雪が道路を塞いでいました。雪掻きをして居られたお婆さんに「鹿島様」の位置を窺がうと、神社の裏山の頂上に祀られているので、到底行けないとの事でした。
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巨大な鹿島様を祀っている岩崎八幡宮で雪搔きをして居られたお婆様。
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湯沢町岩崎集落の最深部にまつられているのが「岩崎八幡宮」その裏山山頂に鹿島様が祀られています。
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この積雪では岩崎八幡宮の神殿はおろかその裏山に祀られて居る筈の鹿島様までは登れません。断念して折り返しました。
残念そうな私達の顔を視て「国道沿いにも一基あるので、拝んで帰りなさい」教えてくれました。此処で私達は大間違いしていたのです。お婆さんは私達が今晩「湯沢温泉」に泊まると、早合点していたのです、実は私達は横手市街に戻ろうとしていたのです。場所は道路沿いにある小学校で小学校の向いに児童を見守る様に鹿島様が立って居られるとの事でしたので、小学校を見落とすまいと見詰めていたのですが幾ら走っても小学校は出て来ません。
「なまはげ」に似た行事や民話は全国各地で確認できます。山から小正月に里に下りてきて人間のは怠惰や不和などの悪事を諌め、童子に災厄を祓う来訪神です。人間が勝手に山に分け入っても「山の神」である「山姥」や「雪女」に遭遇してしまいます。巨大な出刃包丁や鉈を持っているのは「怠け者」の命を奪う鬼である事を示していて由布を持っているのは人間の心の穢れを祓う意味でしょう。
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此れは秋田ふるさと村(横手)に展示してあった男鹿の「なまはげ」赤いのは「爺なまはげ」で青いのは「婆なまはげ」だそうです。
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此れは横手駅のポスターです。秋田犬同様になまはげは秋田の官公代名詞の役割を果たしています。
神か鬼でありながら人間と同じように蓑を着て、藁沓を履いています。昔は何処の街にも口煩い年寄りがいて、子供を厳しく躾けていました。「道に唾しても蛙や蛇を殺しても叱られました。
私は高校の卒業旅行で男鹿観光ホテルに泊まった記憶があります。食事も終盤に入ると、なまはげに扮した村人が大広間に出現して、「悪い子はいねがー」「泣ぐコはいねがー」と奇声を発しながら練り歩きました。「なまはげ」とはs「生剥げ」の事で、「火傷」や「霜焼け」をすると、薄皮が出来ます。その治りかけの薄皮を剥ぐ怖ろしい鬼が「なまはげ」と直感した記憶があります。決して友人が云う様に担任の「薄ら禿頭」を云ったモノではありません。その証拠に「なまはげ」の髪の毛は若芽の様に豊かなのです。
民家では「なまはげ」を歓迎し、横浜の「獅子舞」の様に歓待するのです。
クラス担任は禿げ頭を撫でながらなまはげにお酒を注いでいました。
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此れは花葉館ロビーの土産物コーナーに展示されたなまはげグッズ、私は孫の土産にTシャツを求めようとしたのですが、「悪い子は居ないか!苛めっ子は居ないか!」のコピーが逆に虐められる原因になりそうな懸念を持ってお土産にすることを止めました。
どんな時代にもどんな社会でも災厄はあるもので、人間は「災厄を避けて、福の神を招きたい」ものです。鹿島明神は「地震を抑える神様」でした。地震も怖いけど、原電はもっと怖い災厄です。「鹿島様」や「なまはげ」を畏怖する事は尊い事です。
今回のツアーでは肝心の鹿島様に遇えませんでしたが「もう一度来い、雪が消えたら来い!」云われたモノと思って、もう少し長生きする事に致しましょう。




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