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最近は「雪下野菜」が話題になります。関東では「霜降り野菜」と云います。
「霜降り野菜」とは霜が降りると白菜や葱の甘みが増すので、美味しいというのです。
一方「雪下野菜」は雪国で、秋に畑の野菜を収穫しないで、わざと雪を積もらせてから雪を掘り起こして収穫する野菜の事で、雪下に暫く置く事によって美味しくなる知恵でした。
これは雪下野菜の販売サイトの絵です。出典:高橋農園http://www.kenko-yasai.com/shohin/yukisita.html相場は2800円/2キロのようです。
そこで、最近は冬に捨てる筈の雪を倉庫に積んで、天然の冷蔵倉庫を作って、その中に野菜を貯蔵して、野菜の不足する冬場に市況を観ながら出荷するのだそうです。一面の雪も貯蔵すれば資源で、川に捨てればゴミならぬ水です。野菜に始まり米も魚も林檎も天然雪冷蔵庫に収ることに依って澱粉は糖分に蛋白質はアミノ酸に変る事によって美味しくなるそうです。
これは列車の窓から見た冷蔵倉庫です。ライスターミナルと書かれていますから、お米を貯蔵するのでしょう、冷蔵倉庫の役割ですが右奥の建屋に廃雪を積み込むことに依って氷室になって、お米が劣化しない以上に、澱粉質が糖化するので美味しくなるし、電気冷蔵倉庫の様に乾燥の劣化が無いそうです。沢山の雪室倉庫を観る事が出来ました。
これは「町屋ホテル角館に併設された野菜バイキング施設でしたが、バイキングは取りやめホテルの食堂喫茶室として活用されていました。私は生野菜を食べようとして此処に来たのですが残念でした。
横手の郊外十文字の博物館隣に「道の駅十文字が在って、産直商品が人気だと知りました。そこで「道の駅十文字」に寄って雪下野菜を求めました。一番人気は「雪下人参」で「キャベツ」も「白菜」も「葱」も人気だそうです。林檎も加えてレジを通すと千円足らずでした。一番高い林檎が10個で500円、人参も5本で250円、キャベツも葱も250円です。宅配サービスに持参すると、3キロで1100円でした。野菜より宅配費用の方が高いのは致し方ありません。ワイフの笑顔と自宅に帰ってからジックリ雪下野菜を味わう場面をイメージしてお金を払うと、「後は全部承ります」言われました。道の駅の玄関ロビーには「お雛様が飾られ地域の高齢者がお雛様作りに熱心でした。
道の駅十文字の玄関ロビー奥には紙を折って作ったお雛様が段飾りされていました。その前の作業テーブルには地域の高齢者がお雛様を無心で作っていました。
一番人気の人参は相当売り切れていました。一方雪下キャベツは人参以上に人気があるようでした。
此れは雪下葱です、これで300円足らずでは申し訳ないようです。鴨葱で食べたいです。
佐川急便で届いた雪下野菜。どれもこれも愛しい野菜です。雪下野菜と漬物を食べて桜の開花を待つ事にしましょう。一山500円のフジ林檎も新聞紙に包んでくれて、誠実さを実感したのでした。
雪は豪雪地帯の住人にとっても野菜や果物にとっても大きなストレスです。でも、人間にとっても野菜にとってもストレスの無い外部環境何てあり得ません。人間も野菜もストレスに耐えることに依って充実するモノです。ノーストレスでの野放図に育った人間は使いモノになりません。野菜も同様で、過保護に育てられた野菜は本来の味がしなくて水っぽいだけです。カリフォルニアのイチゴが水耕栽培で味気ないのに較べて日本のイチゴが甘いのはストレスに耐えて育てているからです。
雪下野菜には叡智が込められています。
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