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2018年02月

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御室仁和寺の地獄絵

2月27日(火)に上野国立博物館に「仁和寺展」を観に出かけました。前日は月曜日で休館でしたし、27日が朝から小春日和であったからででしょう。驚くほどの混雑でした。私は仁和寺は再三登りました。何しろ嵯峨の入り口に在る事、それに遅咲きの「御室の桜」が人気です。
私の推測で確たる根拠も無いのですが。私には御室桜は二重の意味で思い入れがあるのです。第一は、京都御所の「左近の桜」のイメージである事、第二に奈良の八重桜のイメージである事です。
「いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな」 伊勢大輔
伊勢の歌は、我が生家のカルタ会で私の得意札でした。伊勢の歌で知る限り、平安時代御所に匂っているのは八重桜だったのでしょう。。霞系の桜でもないし、ましてや山桜でも染井吉野でも無いのです。
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京都御所の左近の桜写真出典:御所のパンフ右に在る左近の桜をアップで観ると「山桜」なのです。
左近の桜を宮内庁のホームページで確認すると、御所に桜を植えたのは桓武天皇で平城京では梅だった、と説明しています。桓武天皇が植えられた桜が「貞観の天災」で倒壊してしまい、以降何度も植え替えられ現在の桜は平成10年に植えられた山桜だそうです。http://www.kunaicho.go.jp/event/kyotogosho/pdf/shiori4.pdf
私は平成10年の植え替えに際して「御室仁和寺の桜」にせず、「山桜」にした理由が疑問でなりません。
山桜は国花ですが、私には「軍国主義の匂い」がして平和主義の我国は「御室の八重桜」こそ最適だと思うのです。
仁和寺は皇室とゆかりの深い門跡寺院で、出家後の宇多法皇が住したことから、「御室御所」と称されました。明治維新以降は、仁和寺の門跡に皇族が就かなくなったこともあり、「旧御室御所」と称するようになりました。 御室は桜の名所としても知られ、桜前線が北上して想いを残した人は行く春を惜しむ様に仁和寺に上り「御室の桜」を愛でるのです。
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上野公園の避寒桜。
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春色色濃い上野の東博前広場
今年の春は「福島の桜」と「庄川桜」を観に行く予定ですから。「御室の桜」は観られません。
何度も出かけた仁和寺ですが、じっくり宝物を観た事はありません。今回の「仁和寺展」は宝物を拝観する絶好の機会です。加えて、各地の御室系の寺院の宝物も拝観できるのです。藤井寺の千手観音(国宝)や私の生活圏にある龍華寺の菩薩像(重文)も出展するというので、後期展示が始まるのを待って出かけました。でも、大変な混雑で平成館に入るのにも30分待ちでしたから、お目当ての空海の書や藤井寺千手観音を拝観するのに一苦労でした。

空海は豪放磊落な人物と思い込んでいましたが、繊細几帳面な文字を残されているのに驚きました。私が感服したのは「観音堂」の展示でした。
広大な仁和寺の何処に観音堂があったのか私の記憶には定かではないのでしたが、、須弥壇や壁絵も博物館に再現して観音堂の諸仏を展示した迫力には恐れ入りました。一見した瞬間は中尊寺金色堂や白水阿弥陀堂を観る想いがしたのですが、林立する菩薩像は東寺金堂や、二月堂仏像群にも劣らぬ迫力でした。
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仁和寺観音堂の再現展示、中央に千手観音立像を祀ってその左右に眷属である28部衆と風神雷神像計30仏が揃った壮観さはオーケストラのような感動を呼び起こしました。
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手前の緑色が風神像中央の千手観音を中心に28部衆が並んでいました。須弥壇も展示の為に新設し、壁絵もスキャンしたのでしょう。長生きしているとこんなすごい展示を観られるのは感激です。千手観音の脇侍に不動明王、降三世明王が立っていました。イメージ 6
東の脇から諸仏を眺める手前は雷神でその後ろが密遮金剛、その隣が神降り天だそうです。(背後の壁に貼ってありました)
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須弥壇の後ろの空間の壁絵です。千手観音の真後ろ(北)の壁には下の絵が描かれています。
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千手観音の真後ろの絵です。補陀落山で説法をする観音菩薩を中心に、そのまわりに観音の三十三応現身の一部が見えます。国立博物館の説明では「木村徳応」という絵仏師の作で、生年は文禄2年(1593)と考えられており、少なくとも75歳ごろまで活動していたことが知られています。当時の記録にも「仏画をよくし、諸宗の祖師像をよく写す。諸山に多く蔵せり。仏画師中の健筆たり」と評されており、江戸時代前期、京都を中心に、宗派を問わずさまざまな寺院で活躍していました。江戸時代仁和寺中興の祖「仁和寺宮守覚法親王」時代に作られたモノと説明していました。
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壁絵の上段は説法する観音菩薩ですが下段は地獄絵でビックリしました。写真は浄玻璃と云われる鏡で生前の悪行を確認される亡者手前は青鬼(地獄の獄卒)に仕置きされる亡者。
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下は火炎地獄で火炙りの刑に処される亡者。
実に壁絵も諸仏も良く出来ていました。須弥壇裏の細い通路を巡るのは善光寺や清水寺の「胎内巡り」を思わせました。一回りすると、地獄を巡って今一度現世に戻って来た感覚に陥るのです。
おまけに此処だけは写真撮影が許可されていたのです。でもフラッシュを焚いてはなりません。みんな写メールを堂々と撮っていました。出口で初老の親爺が係員を掴まえて説教していました。
「撮影は総て禁止すべきだ!フラッシュを焚く人も出ている。宝物がが傷んだら如何するんだ!」
お爺さんは展示が現代のハイテク技術で複製した事は想いもつかなかったのでしょう。東博の係員は可愛そうにサンドバックで叩かれ通しの状態でした。
「これはスキャナーと3Dプリンターを駆使したコピーですで、謂わば「クローン」です」説明したくても、お爺さんの怒りは溶けそうもない諦めたようでした。

それにしても気になったのは庶民を対象にした「善光寺」や「六波羅密寺」と違って此処は御室仁和寺です。皇室ゆかりのお寺です。近世には皇室も庶民と同じ地獄思想が染入っていたのでしょう。

仏像の技法として、感じ入ったのは、藤井寺の千手観音像です。
仏像写真集には必ず、天平仏像の代表として解説される木芯乾漆像を前から横から、背後から観られました。写真集は前からだけ写されていますから、千手千眼の手はまるで光背のように揃っていますが、実際は4列も重なっていた事実は初めて知りました。
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此方が藤井寺の国宝千眼千手観音です。写真出典東博。ミュージアムショップに千手が商われていました。一つ一つの掌に細い眼が描かれてありました。一見して「孫の手」に似ていて思わず笑ってしまいました。
壁には、千手観音坐像の躯体は木を彫って作られ、千手は桐の木を使って指は銅線で作られ、いずれも木糞漆を練って肉付けしている、解説してありました。漆は租庸調の調に相当する地方の特産品。貴重な漆を使った仏像は国の仏所で作られたのでしょう。私の生活圏には金沢文庫の龍華寺があります。その菩薩像は重文の乾漆像である事は知っていました。でも、一度も拝観した事はありませんでした。この機会に拝観できる、テレビで知っていました。
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此方は金沢文庫の龍華寺(仁和寺の末寺)に在る菩薩像です。一見して木芯乾漆像ですが、飴色の肌の色が溶けるように艶めいて見えました。
仁和寺展の第二室に展示されていました。茶と臙脂色の混じった飴色のお身体でした。解説には都で作られた三尊仏の脇侍が横浜の龍華寺に残されたモノであろう。推測していました。
天平仏飛鳥仏は思いの他横浜に残されているのです。


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2月25日(日)に冬季オリンピックも閉幕してしまいました。25日には前夜実施されたカーリングと「マススケート」を放映していました。結果は解っていても何度も観てしまうのは,日本人選手の活躍を視る爽快感があるからでしょう。
でも、同じ時刻に生放送でアイスホッケー決勝戦が放映されていました。金メダルを争ったのはドイツとОARでした。ОARとは「オリンピックアスリート・フロム・ロシア」の意でロシア自体はドーピング問題で参加が認められない事からの苦肉の策で個人参加となったのでした。若しもロシア選手の参加が認められなければ、女子フィギュアの宮原知子選手も銀メダルでしたし、坂本花織選手も4位でした。
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平昌オリンピックで自己最高点をマークした宮原知子選手
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実力を出し切って爽やかな坂本花織選写真出典:朝日新聞
終わってみればドーピング検査で陽性を示したロシア選手が2人も居た事が判明しました。「ドーピングを国家規模で推進していた」罰則として有効だったのか?疑念を残しました。「ドーピングをしても実質オリンピックに参加できることが前例」になったのですから、ドーピングは払拭できそうもありません。
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平昌オリンピックでは表彰台に上がれなかった日本女子フィギヤですが、何時の日か表彰台を占領するような場面が観られる事を確信した、宮原、坂本選手の演技でした。写真出典産経新聞/pye1802230054-p1.
私はアイスホッケーでドイツを応援しながら考えました。若しもОARが参加していなければ白熱の決勝戦は観られません。ドイツが格下のチームに圧勝してる場面を視ても少しも感動しないでしょう。金メダルがドイツでも、実際にはもっと強いチーム(ロシア)があるのだ、
宮原知子さんや坂本花織さんが表彰台に上っても「ザギトワ選手とメドべデワ選手が上位に在る筈」だ、思えば白けてしまいます。ですから、ロシア国家を非難しても選手はお咎め無しにした措置に異論がある訳ではありません。
それよりも気になるのは”オリンピックの商業価値がロシア抜きにしては考えられない”のも現実です。
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黄色いユニフォームはドイツ、赤いユニフォームはОARです。終始ОARが先行しドイツが追いつく試合運びでしたが。結局3-2でОARが金メダルになりました。
何しろ、USAで最もテレビの視聴率が稼げるスポーツがアイスホッケーで、USAチームがロシアチームに勝って金メダルをゲットする場面をUSAでは放映したいのです。ですから、日曜日のゴールデンタイムにアイスホッケーの決勝戦をセットしました。ところが、得てして思うようには行かないもの、ロシアは準決勝で快勝したモノの、USAも盟友のカナダも準決勝で敗退してしまいました。結果はドイツとロシアによる決勝戦になってしまいました。会場はドイツ贔屓でした。ロシアはヒール役です。USAが強くてヒール役のロシアも強ければ、興業的大成功です。ところが、USAは早くに負けるし。ヒール役は憎らしいほど強かったのです。女史フィギャを応援した日本の視聴者も。アイスホッケーに熱くなるUSAの視聴者もロシアがОARと名を変えただけで出場した事実に疑問を持ったことでしょう。でも、商業主義を支えているのは一般視聴者です。私達も最強のロシアの選手が出場しないオリンピックは味気なく映った事でしょう。
ジャンプも複合も深夜に実施されていました。オリンピックの放映権料の最大なのは米国で何と1兆円だそうです。1兆円の放映権料を払う会社が我国の「ゴールデンタイム」に中継したいので深夜に実施するように注文を出せば従わざるを得ないでしょう。それは、東京オリンピックにも云える事です。「アスリート・ファースト」で季節を選ぶのなら秋か春に実施すべきです。私達も日本の国が一番美しく過ごしやすい季節に外国人をお迎えしたいものです。でも。商業主義が視聴率の得やすい夏にオリンピックを開催するように期待しているのです。
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平昌オリンピックは政治介入が懸念されました、無事に終了しました。でも最大の問題はオリンピックを牛耳っている商業主義でしょう。
渡部選手や葛西紀明選手が「風が強くて!」唇を噛んだ姿を観たのは、「フォア・ザ・アスリート」では無く「フォア・ザ・コマ―シャル」の事実だったと思います。フォア・ザ・アスリートに徹するなら、真夜中では無く、風も弱く冷気も漂わない昼間に実施すべきでした。放映権料を高く売りつける為には、USAのゴールデンタイムに実施する必要があったのです。
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帰国した選手団の合同記者会見の様子。晴れがましい選手の前面に葛西選手の顔が見えます。私は坂本花織選手と宮原知子選手のファンですから、メダリストだけでなく、自己最高の成績を残した選手の記者会見を観たかったのでした。
オリンピックのメダリストには金(300万円)銀(200万円)銅(100万円)の奨励金が払われるそうです。その妥当性は別にして、日本中を元気にして国民の愛国心を振い起してくれた事への謝意とすれば些細な金額です。でも世の中は皮肉なモノで、メダリストが眼を瞬かせるようなニュースが同日に流れました。
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東京マラソンで16年ぶりに日本記録を更新した設楽選手に報奨金1億円が支払われるニュースがオリンピックの帰国記者会見の後に流されました。
東京マラソンで第2位だった、設楽選手が日本新記録を16年ぶりに作った事に対して陸連から1億円の報奨金が払われたのです。同じ報奨金でも、国民の納得の行く水準が在って然るべきです。高々走り易い「東京マラソン」で日本新記録を出しても、オリンピックでの功績に較べれば色褪せて見えます。商業主義に走れば、ヒーローは不可欠ですし、ヒール役も欠かせません。アスリートファーストに徹して欲しいモノです。
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読売新聞は小平選手団長の言葉「百花繚乱」をヘッドコピーにして選手たちの労を労い紙面1面で報道しました。

陸連やオリンピック組織委は報奨金よりも大切な事を忘れているような気がします。
卓球やバドミントンにはアスリートを育てる施設JOCエリートアカデミーがあります。府中の「味の本ナショナルトレーニングセンター」がそれです。
私は諏訪出身の小平選手の笑顔を視るにつけ「冬季オリンピック用の「ナショナルトレーニングセンター(スケート)」を諏訪に作ったら良いのに思わずには居られません。ジャンプやクロスカントリーは白馬でカーリングは北見です。各地方にスポーツの聖地が出来る事は町興しになりますし、何処も温泉施設併設です。1億円の人参をブラ下げるより遥かに有意義な施策だと思います。

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奥羽本線は、福島駅から、山形・秋田の山間部を縦貫し、青森駅に至る鉄道路線です。大曲駅で田沢湖線が分岐し秋田新幹線「小町」が走ります。一方山形新幹線「つばさ」は奥羽本線を走って米沢山形新庄天童などの山間都市を繋いでいます。
深夜バスで早朝に横手に着いた私達は先ず奥羽本線に乗って大曲に向い、同駅で田沢湖線に乗り換えて角館に行こうとしていました。ところが、前夜は大雪で横手駅で立ち往生、線路の除雪待ちを余儀なくされました。覚悟はしていたモノの、豪雪風景を視ると心細くなってきます。駅員は「取敢えず大曲まで行きなさい」案内します。
大曲駅に着くと、駅員にでは秋田新幹線「小町」が待機しているので、急いで乗り換える様急かされました。結果、予定時刻には「角館駅」に着いていました。
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深夜バスで横手に着いた私達は奥羽本線に乗って角館に向かいました。電車はワンマン運転ですから。運転手の背後にある「運賃箱」に直接運賃を払って降車します。イメージ 2
ワンマン運転の運転席の景色。
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奥羽本線から大曲駅で田沢湖線に乗り換えて角館に向かう新幹線「小町」に乗り換えました。
私達は特急料金は払って居ません、非常時対応で、在来線乗客に便宜を図ったのでしょう。私の楽しみは通学の学生、とりわけ女学生を視る事です。懐かしい、肌白でホッペの赤い女学生を見つける事でした。処が、この日は学生の姿は全く見えませんでした。若しかしたら「かまくら」や「火振り神事」で学校はお休みだったのかもしれません。代わりに外国人が矢鱈目に付きます。東京や京都に飽き足らずに角館まで外国人旅行客が押し寄せているのでしょう。一面の雪景色を眺め車体に打ち付ける落雪に興味津々の様子で写真を写しています。
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架線に着雪していた雪が運転席の窓に落ちて視界不良です。
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ドア上部の路線図は駅名や山などをローマ字表記していました。外国人が多いのでしょう。
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中吊広告も無くて清潔感溢れる車内。
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スマホを操作している人が多いのは首都圏と同じですが、視線を落せば皆長靴を履いています。窓の外は寒いので結露で何も見えません。
私は車内の広告(東京では吊革広告」を観察しました。青森大学や新潟大学の「薬学部」や「介護学部」の「募集広告」が目立ちます。乗客が学生である事を考えれば自然なことなのでしょう。都内の電車が「エステ」や週刊誌の不快な広告で埋まっていることに較べれば快適な車内風景です。
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中吊広告は新潟薬科大学と北海道医療大学の受験案内でした。首都圏の国電ではエステと貧疎な内容の週刊誌広告が氾濫しています。広告の少ない列車は素敵です。
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壁面広告は青森大学の薬学部でした。
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清潔な車内は乗客を知的に見せます。昔は鈍行列車は「担ぎ屋」の叔母さんで溢れていたのでしたが。
車内が清潔なら駅舎も清潔ですし、とりわけトイレが清潔なのは驚くほどです。加えて駅員も親切ですし、無料で長靴も貸してくれます。バリアフリーも徹底しています。お蔭でリハビリ途上の私でさえ安全・安心に昇降出来ましたし、乗り換えもスムーズでした。
楽しかったのは横手駅にも大曲駅にも「受験合格の神社」が出来ていた事です。
10年前横浜駅に「大魔神神社/ベイスターズが優勝した」が出来た時のようです。
両駅とも一般人の受験生への応援エールを書き込み、巨大な壁新聞状態になっていました。
取分け横手駅では受験生に合格祈願を終えた合格鉛筆(五画形)をプレゼントしてくれるのだそうです。駅員は朝晩顔を合わせる学生の合格を祈っている気持ちが自然な形になって現われているのでしょう。
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此れは大曲駅に出来た合格祈願の神社。受験生とその応援する人の寄せ書きが貼られていました。
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これは横手駅の合格祈願神社ご神体は地元の神明神社で、ご祈祷を受けた合格鉛筆が貰えるそうです。
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横手駅の待合室に貼られた合格祈願壁新聞に参加を呼び掛けるポスター。
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私達もバスを待つ時間を利用して桜が散らない様にエールを書き加えました。
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此れは大曲駅の花火のポスター、小さな手が開いて巨大な花火を描いていました。

角館駅」でも「大曲駅」でも「横手駅」でも。地域の核になっているのは「駅」なのです。人間の脳の指令が神経細胞を介して体の隅々に伝わります。高校の理科の授業で神経細胞同士の結節点を「シナプス」と呼ぶ組織だと教わりました。日本社会のシナプスの役割を果たしているのが「駅」なのでしょう。そんな駅の「で地域の絆」の役割を頑なに守っているのが駅員さんです。良い意味での日本の社会が有機体であり続ける為にも地方鉄道を大切にしたいものです。何しろ鉄道は神経細胞(ニューロン)であり、駅は神経細胞の結節点(シナプス)なのですから。駅は「地域の絆」大切にしてほしいモノです。そんな駅を視る事は楽しい事でした。
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これはシナプスの役割を示した概念図です出典:ALS疾患啓発委員会http://www.als.gr.jp/public/als_about/sickstate/sickstate_02.html

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仙北地方の水

角館は仙北市の中核であるのだそうです。宿泊した花葉館の運転手の話では「平成の合併に際して周辺自治体が「角館市」案に反対したのだそうです。周辺自治体にすれば角館に吸収合併されるような感覚に陥ったのでしょう。仙北しならそんな印象が薄らくのでしょう。そこで気になるのは仙北の「仙」とは何処なのか?運転手に聴くと大昔から秋田県仙北群と呼んでいたから、仙北なら抵抗は無いのだそうです。明治の行政官が仙北の名に何を込めたかが問題になります。私は花葉館の玄関に置かれていた出羽鶴の菰樽を視て気付きました。
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花葉館のロビーに長野神社の祭壇があって其処に供えられた出羽鶴。此処は秋田文化圏では無くて山形文化圏なのです。列車も天童行き新庄行きが多いのです。従って「出羽三山の北」の意味で仙北市で合意したのでしょう。
出羽鶴は山形の天童市に在る銘酒メーカーなのです(商標名出羽桜)。同社のメセナ活動が「出羽桜美術館」で、斉藤真一氏の作品を始め瞽女絵のコレクションで有名です。地域への愛着や感謝がお神酒である酒蔵のメセナ活動の原点なのでしょう
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此れは斉藤真一氏の瞽女絵雪原を歩く瞽女は出羽三山の信仰を各家々に伝えているのです。農家も瞽女を出羽の巫女の様に温かく出迎えました。瞽女絵のコレクションでは出羽桜が貢献しているのです。
お酒が美味しい為には美味しい酒米が収穫出来る事美味しい軟水が出る事、よく言われます。伏見の酒蔵でも耳にタコが出来るほど聞かされました。軟水が麹菌の育成に欠かせないというのです。水に含まれるミネラルが「カルシウム」「カリウム」「リン酸」「マグネシウム」が豊富で、人間にとっても有用なこの成分が麹菌にとっても大切なのだそうです。逆に不要な成分は「鉄」で、鉄分は日本酒の色や味わいを悪くしてしまうそうです。美味しい水を使って麹菌を育て日本酒を醸造する事が美味しい日本酒造りに係って来るのだそうです。
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角館温泉花葉館の浴場、天窓から光が射して雪景色を観ながら入る温泉は快適でした。炭酸温泉質の水質ですから、肌は滑々で若返った気分になれました。
水が優しいと感じたのは温泉に浸かった時に一番に思いを深くしました。このツアーでは最初に温泉に入ったのは角館温泉「花葉館」でした。ロビーマネージャに―確認した処、角館の北「長野町」に温泉が湧いたのは10年前で、先ず温泉スパを作って近くのスキー場の集客力を増やそうとしました。農閑期や積雪時の温泉客が施設の運営を助け、更に研修施設等を増設してホテルにしたそうです。
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これは角館温泉「花葉館」です。正面のドーム状の建屋が温泉施設で屋上の三角錐は明かり取りです。手前の枯れ木はブナだと思います。
生水が飲めること更にその水がミネラルを多量に含んでいる事は、人間が健康で快適に生きる為の基礎条件だと思います。世界を旅すると、生水が飲めない国が数多くあります。硬水の水は飲んだ途端に胃腸が反応して下痢になります、大腸菌が入っている水は翌朝に下痢症状を発祥します。生水を安心して美味しく飲めるのは日本の長所で「瑞穂の国」の所以です。その水が無ければお酒もお豆腐も美味しく戴けません。仙北地方の水が美味しいのは、八甲田山や十和田の山に降った雨が一度地下水になって湧き出しているからでしょう。勿論積雪が雪解けと同時に地下水にもなっていることでしょう。白神山地の水も美味しかった、皆ブナ林の恵みです。




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雪下野菜を味わう

最近は「雪下野菜」が話題になります。関東では「霜降り野菜」と云います。
「霜降り野菜」とは霜が降りると白菜や葱の甘みが増すので、美味しいというのです。
一方「雪下野菜」は雪国で、秋に畑の野菜を収穫しないで、わざと雪を積もらせてから雪を掘り起こして収穫する野菜の事で、雪下に暫く置く事によって美味しくなる知恵でした。
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これは雪下野菜の販売サイトの絵です。出典:高橋農園http://www.kenko-yasai.com/shohin/yukisita.html相場は2800円/2キロのようです。
そこで、最近は冬に捨てる筈の雪を倉庫に積んで、天然の冷蔵倉庫を作って、その中に野菜を貯蔵して、野菜の不足する冬場に市況を観ながら出荷するのだそうです。一面の雪も貯蔵すれば資源で、川に捨てればゴミならぬ水です。野菜に始まり米も魚も林檎も天然雪冷蔵庫に収ることに依って澱粉は糖分に蛋白質はアミノ酸に変る事によって美味しくなるそうです。
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これは列車の窓から見た冷蔵倉庫です。ライスターミナルと書かれていますから、お米を貯蔵するのでしょう、冷蔵倉庫の役割ですが右奥の建屋に廃雪を積み込むことに依って氷室になって、お米が劣化しない以上に、澱粉質が糖化するので美味しくなるし、電気冷蔵倉庫の様に乾燥の劣化が無いそうです。沢山の雪室倉庫を観る事が出来ました。
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これは「町屋ホテル角館に併設された野菜バイキング施設でしたが、バイキングは取りやめホテルの食堂喫茶室として活用されていました。私は生野菜を食べようとして此処に来たのですが残念でした。
横手の郊外十文字の博物館隣に「道の駅十文字が在って、産直商品が人気だと知りました。そこで「道の駅十文字」に寄って雪下野菜を求めました。一番人気は「雪下人参」で「キャベツ」も「白菜」も「葱」も人気だそうです。林檎も加えてレジを通すと千円足らずでした。一番高い林檎が10個で500円、人参も5本で250円、キャベツも葱も250円です。宅配サービスに持参すると、3キロで1100円でした。野菜より宅配費用の方が高いのは致し方ありません。ワイフの笑顔と自宅に帰ってからジックリ雪下野菜を味わう場面をイメージしてお金を払うと、「後は全部承ります」言われました。道の駅の玄関ロビーには「お雛様が飾られ地域の高齢者がお雛様作りに熱心でした。
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道の駅十文字の玄関ロビー奥には紙を折って作ったお雛様が段飾りされていました。その前の作業テーブルには地域の高齢者がお雛様を無心で作っていました。
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一番人気の人参は相当売り切れていました。一方雪下キャベツは人参以上に人気があるようでした。
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此れは雪下葱です、これで300円足らずでは申し訳ないようです。鴨葱で食べたいです。
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佐川急便で届いた雪下野菜。どれもこれも愛しい野菜です。雪下野菜と漬物を食べて桜の開花を待つ事にしましょう。一山500円のフジ林檎も新聞紙に包んでくれて、誠実さを実感したのでした。

雪は豪雪地帯の住人にとっても野菜や果物にとっても大きなストレスです。でも、人間にとっても野菜にとってもストレスの無い外部環境何てあり得ません。人間も野菜もストレスに耐えることに依って充実するモノです。ノーストレスでの野放図に育った人間は使いモノになりません。野菜も同様で、過保護に育てられた野菜は本来の味がしなくて水っぽいだけです。カリフォルニアのイチゴが水耕栽培で味気ないのに較べて日本のイチゴが甘いのはストレスに耐えて育てているからです。
雪下野菜には叡智が込められています。



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