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梅雨前には泰山木の花が咲きます。樹高が壮大である事から屹度「棒」の木の仲間だろうな思います。「捧」の木は立川の昭和記念公園にも大木が在ります。葉っぱを使って「棒葉味噌」を食べます。あの棒葉味噌を焼く時に使う大きな葉っぱが捧の樹の葉っぱ棒葉です。もう5年も前ですが今頃の季節に白根山に近い六条六合(くみ)に双体道祖神を観に行きました。当時は脳梗塞の後遺症で左脚が痺れていた私でしたが、友人がが私の後ろからお尻を支えてくれて急な崖路を登って祠の前の道祖神の前に連れて行ってくれました。崖の上に登ると芳香が漂って来ました。改めて確認すると崖の下に根を張った捧の樹が枝先に白いお椀の様な花を付けていて、その香りが谷間に充満しているのでした。
上州中之条六合(くみ)の双体道祖神、道祖神の周囲に飾られたこけしのような木像は疱瘡神の意味でしょう。この向いに捧の樹が在って白い大きな花を咲かせていました。
上掲の写真の神像のアップ、抱き合った男神像の一物が突き出ていて愛嬌です。吾妻渓谷の上流に男神が居る事から下流の稲作が豊穣になるのでしょう。この村を六合(くみ)と呼ぶのは「睦/むつ」の意味でしょうか?
「泰山木」が捧の仲間である事は確実でしょう。泰山木の原産地が華南の「泰山」の麓であるのか、それとも米国なのか、良く解りませんが日本人が他の木を圧して壮大に葉を生い茂るこの木を視て「泰山」を思い浮べたのでしょう。「泰山動じて鼠一匹」の泰山は「屹度この木の様に壮大に違いない」思ってネーミングしたのでしょう。公園や学校の記念樹に良く植樹されるようです。鎌倉名越の長勝寺の山にはこの泰山木が生えています。何時誰が何の為にこの木を植え田のか知りません。
デモ事実はこの大木を見下ろす位置に赤木圭一郎の墓が建っているのです。そして、この花弁が散る位置に「江の島で遭難した開成中学の生徒さんの慰霊碑が建っているのです。惜しまれて早逝した少年の慰霊の地に泰山木が植えられていて、年々歳々見事な花を咲かせているのです。
此れは鎌倉名越に在る長勝寺の山門です。
長勝寺本堂前庭には日蓮上人像と四天王像が建立されています。作者は高村光太郎で壮大な仏像です。額は東郷平八郎の書です。右手前に泰山木が聳えています。
長勝寺本堂前庭。右手前から山で、山裾に泰山木が自生しています。向こうの線路が横須賀線で車窓から泰山木の花が見渡せます。
此れが長勝寺の泰山木です。根元に六地蔵が祀られてその右の石段を上がると経蔵が在ってその上の段が墓地です。地蔵尊の左に開成中学ボート部員の遭難碑が建っています。
泰山木は木の上の方から咲き出して徐徐に根元に下がって来ます。
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2018年05月27日
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