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「NHK」ラジオが「ラジオ宅急便」から「毎朝ラジオに代わると各地の「特派員」から地方情報が届けられます。
7月24日の朝は「福島県富岡町」の方が報告しました。内容は8月15日の夜に富岡八幡宮に向けて松明行事をするというのです。
此れは福島県富岡町にある「富岡八幡宮」です此処で8月15日「虫送り」行事が開催されるのだそうです。写真出典「双葉町未来会議https://futabafuture.com/2018/04/02/jinja-2018-tomioka/
此れが富岡町の虫送りに使われる「虫送り人形だそうです。富岡町に隣接する田村市の「田村様」に似た藁人形です。
此れは富岡町に近い田村市船引町の人形道祖神の「田村様」です。虫送り人形に似ています。
八幡宮は麓山(はやま)という名のピラミッド型の山の麓に在って。氏子は八幡宮で聖火を預かって自作の松明に火をつけて1キロの山道を往復して八幡宮に戻るのだそうです。所謂「虫送り行事」で稲に花が咲く時期に花を虫が食わない様に聖火で虫を駆除する神事だというのです。稲の天敵と云えば「蝗」で蝗は突然の松明に驚いて逃げ出すでしょうが、何処まで効果が在るかは疑問で、呪術の一つでしょう。
と云っても私には虫送りの記憶が鮮やかに残っています。体験したのは栃木県真名子(現在地名/栃木県上都賀郡西方町)で伯父が同地の八龍山洞雲寺)の住職だったのでした。干瓢畑と煙草の葉栽培が盛んな村でしたが、夕方になると北(日光方角)から雷鳴が聞こえたかと思うと、直に真名子村は雷雲で真っ暗になり雷の閃光が光り、雷音が響きました。子供心にも恐ろしいと思いました。雷一過すると、煙草の葉っぱは傷んでしまいました。一家総出で、傷んだ煙草の葉を収穫して、本堂の廊下や板の間で干しました。傷んだ葉っぱでも自家処分すると罰せられるというのです。そして傷んだ葉っぱでも煙草公社が買い上げてくれるのでした。八龍山洞雲寺は谷戸の奥に在る山寺で、山門前に「龍神池」と呼ばれる池が在って、池には夥しい数の蛇が棲息しているので気味悪い寺でした。虫送りの夜に村人が龍神池の弁天様に集まって松明を翳して村の公民館までを往復しました。私は一人寺に残るわけも行かず。虫送りの行列に連なりました。勿論蛇を踏まない様にビクビクしながら・・・・。
此れは横浜市の北山田で今も行われている虫送り行事です。(横浜市無形民俗文化財)写真出典/港北経済新聞https://kohoku.keizai.biz/headline/2546/6月に実施済みです。
6月になって田圃の苗も青々と育ってソロソロ花穂が出て来る頃、村民総出で「虫送り」をしました。案山子のようなお人形を先頭にして。松明を持って畦道を歩きました。
私は福島の虫送りは栃木より2か月も遅いのを不思議に居思いながら聞いていました。福島の虫送りは旧盆にも重なっているので「祖霊行事」が混ざっているのかもしれません。俄然行って自分の眼で確認したくなりました。私が再三出かける「横浜歴史博物館(都筑区)では杉山神社の藁大蛇の注連縄等新しい街横浜の興味深い民俗行事を紹介しています。
此れは横浜歴史博物館に展示された杉山神社の大蛇注連縄蛇は稲作の天敵鼠を食べるので稲作の守護神のように扱われました。この記事は以前次に書きました。/https://blogs.yahoo.co.jp/yunitake2000/50031487.html
稲作の豊作を祈って蛇の注連縄を張ったり道祖神を祀ったり、虫送りの神事をしたり、何れも科学の時代に育った現代人は呪術として軽視してしまいます。そして現代人は強い農薬を散布して害虫の駆除をしました。処が農薬は益虫も駆除してしまいました。同時に残留農薬は人間にも悪さをする事に漸く気付きました。今も農家は自分で食べるお米は無農薬天然肥料天日干しで作っています。漸くそんな事実に気付いた消費者が農家に直接注文して農家が食べるお米を「オーガニックライス」として購入するようになりました。
何のことは無い科学に頼った農業より呪術を重んじた農業の方が「循環型持続可能な農業」である事に気付き始めたのです。
去年は双葉町の隣の楢葉町で原発の遠隔操作研究施設などを見学しました。今夏は富岡町で懐かしい虫送りを観て富岡町のお米を食べてみたいと思うのです。
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