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10月に入って、ようやく藤袴の花が咲き出しました。
私は葉山の「新善光寺」、山之内の「東慶寺」に出かけ、藤袴の花の前で待ちます。
花も良いのですが、「浅黄マダラ」が花に集まるのです。
白い藤袴、赤い藤袴に浅黄色の蝶が舞うさまは、最高に美的です。
幾ら待っても、何時来ても今年は浅黄マダラは姿を見せません。
寄って来るのは「蛍蛾」ばかりです。
今年は如何したのだろうか? 考えます。
赤い藤袴に寄ってきた蛍蛾。榊の木に卵が産みつけられるので、東慶寺には良く見られます。蛍 蛾の名は紅い頭が蛍のように見えるからでしょう。白線の入った真っ黒いマント、赤い頭が「ゴール デンバット」のように見えます。
浅黄マダラは藤袴の花が大好きです。花蜜を充分吸って、2000キロ先の台湾辺りを目指して旅 に出ます。写真は昨年撮影しました。東慶寺の柴垣の前です。
私は思い出しました。
秋の彼岸も最後の9月24日でした。
好天気に恵まれて稲村ケ崎に行きました。
10人ばかりのバードウォッチャーが双眼鏡をかざして、大空を見詰めています。
各人声を上げて数えています。
15、20、数は膨らんでいます。
”今日はどうですか?” 声をかけました。
”今日は天気が良すぎて、上昇気流が良すぎて・・・・サシバ(小型の鷹)は遥か上空ですよ”
バードウォッチャーは答えます。
稲村ケ崎でサシバ(鷹)を見送るバードウォッチャー達。この岬で日本を離れ一路台湾を目指します。
右側の銅像は「逗子開成中学遭難の碑」です。
稲村ケ崎から七里ヶ浜を見渡す。
浅黄マダラもサシバも湘南から遥か南、台湾辺りを目指して”渡り”に旅立つのです。
屹度今年も浅黄マダラは彼岸の頃に、サシバと一緒に旅立ったのでしょう。
私が見そびれただけのことなのでした。
藤袴の咲くのが遅すぎた・・・・、だけのことなのです。
藤袴は温度が下がると咲き出すのでしょう。
今年の秋はなかなか気温が下がらなかったので、咲くのが遅れただけの事、
一方、サシバも浅黄マダラも、日照時間が短くなると、渡りに飛び立つのでしょう。
両者の行動基準が違っているので、
今年は「藤袴に群れる浅黄マダラ」を見られなかった・・・・・、のでしょう。
浅黄マダラには鱗粉がありません、姿かたちも色も爽やかな青春の色です。
浅黄色は新撰組の羽織の色です。薄い黄色ではありません。
浅黄マダラは春になると台湾辺りから日本に戻ってきます。
そして標高1000m前後の高原で夏を過ごします。
そして秋になると、平地に下りて、十分花蜜を吸って体力を養い旅立つのです。
格好の上昇気流を探して、稲村ケ崎や葉山の長者岬から離陸するのです。
今年は肝心の藤袴も薊も咲くのが遅れたので・・・・、十分体力が養われたのか?
少し心配です。
でも、来年は・・・・、屹度姿を見せてくれることでしょう。
藤袴を頼りにしないで・・・・・、彼岸になったら探してみる事にしましょう。
浅黄マダラは羽ばたかないでフワッと飛びます。
飛ぶ姿が優雅で素晴らしいのです。
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